2019年07月20日
LCレンディングからの償還と再投資。預金口座変更の話題。
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LCレンディングから7月の償還
LCレンディングから7月の償還を受けました。
maneo本体はいろいろ騒がしいですが、今のところLCレンディングについては延滞なし・貸し倒れなしが続
いていて何よりです。
7月の月初償還は総額約120万円。
うち、利益は約3.9万円となっています。
この償還分はすべて再投資に回しました。
再投資は二つの案件に分散
最近のLCレンディングの悩みどころとしては、親会社であるLCホールディングスの経営姿勢の変更(病院
などの案件に経営資産を集中する)による案件種類の減少が挙げられます。
上場会社を母体とする安心感はありますが、これまでなら各所の商業施設や倉庫案件、ホテル案件などに
幅広く分散がかけられたのに比べ、最近の募集案件の幅は明らかに狭くなっています。
そのため少し悩んだのですが、今回は全体のバランスを見て分散投資を行うことにしました。
今回は下記2つの案件に投資しています。
・LCGF626号 3か月運用型 79万円
予定利率:5%
期間:3ヶ月
貸付総額:2,900万円(案件単独)
担保:釧路市の複合商業施設の不動産信託受益権に対し、第二順位の質権を設定
評価額11.4億円
LCホールディングス社による連帯保証付き
LTV:97%
・LCハイブリッドファンド68号 40万円
予定利率:7.5%
期間:6ヶ月
貸付総額:3,000万円(案件単独)
担保:無し
対象不動産はワシントン州シアトル、評価額は約28億円
これまでの貸付総額(概算、簡易調査)は2.3億円
ちなみにLCホールディングスからは、第27期の事業報告書が公開されています。
今後のLCホールディングスの行く先が説明されていますので、LCレンディング投資家は必読でしょう。
・第27期 事業報告書
銀行口座の変更について
さて、先月のことですがmaneoとその関連事業者は、資金管理の銀行口座を変更しました。
これまではLCレンディングの管理下だったものが、maneoマーケットの管理になっています。
これについては賛否両論、というより否定的な意見が多いですが、関係各所(おそらく金融庁)からの見解
による変更である以上はどうしようもありません。
それが嫌なら、投資しないという選択しかないわけです。残念ながら。
maneoマーケットの管理になることにより、maneoマーケットが倒産した場合、預託した資金が返ってこな
くなる懸念があります。
とは言え私個人としては、これまでの実例から考えてそれほど心配してはいません。
ただ(maneoマーケットがどうこうではなく)今後の中長期的視点に立てば、投資家資金を保護するための
金銭預託の仕組みは、ソーシャルレンディングにおいても必要だと考えます。
一方、銀行口座が変わってよくなったこともあります。
これまで、他行宛振り込みは756円の手数料が必要でしたが、今後は257円。
手数料が一気に1/3くらいになったわけで、些細かもしれませんが一つの改善ではあると思います。
特にLCレンディングについては、事業者の信頼性は比較的高いだけにプラスの効果は高いでしょう。
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posted by SALLOW at 17:00
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maneoマーケットがああなっている以上、何かの影響は受けると思っていましたがまさかこうなるとは。
何というか、思考停止していますね。当局に言われた通り、良いところも悪いところもまとめて画一的な対応を取っているように感じます。
LCの場合上場していますから、LCレンディングをファンド組成事業者として、Fundsの仕組みを使ってみるのも面白いかもしれません。あるいはポケットファンディングとか。
自前でなくとも今はプラットフォームを公開している事業者は多いので、LC自身がそのつもりならmaneoに見切りをつけて他に乗り換えることも可能だと思います。
私の場合LCのみへの集中投資なのでこれは痛いです・・
これを機会に自社での独自プラットフォームでの運用を立ち上げてくれないでしょうか?
そうなれば結果オーライで言う事無しなんですが。
情報ありがとうございます。
maneoマーケットは関連事業者の遅延が相次いでいて人手が足りないのでしょう。ただ、ことがお金に関わるだけに理解はしても同情はできません。
ちなみに私の場合、LCレンディングの場合には営業者報酬を案件によって変えるということはあまりなかったため、以前に同様の案件で営業者報酬を確認しただけでそこからは見ていませんでした。
もちろん、これも同情できない言い訳です。気づかなかったのは高額を投資している投資家の姿勢としては適切ではありませんので、以後気をつけることにします。気付かせていただいたこと、ありがとうございました。
なおLCレンディングの場合は、いくら手数料を取っても結局はLCグループの中でお金がぐるぐる回っているだけなので、ある意味会社間の損益調整にもなっているのではないかと思っています。
maneoグループは本当に残念です、としか言いようがありません。さすがに失った信頼を取り戻すのは困難だと思いますので、せめて敗戦処理はきちんとこなしてもらいたいと思います。
一方でクラウドファンディングには新規事業者も参入しており、これからが楽しみです。今後も実際の投資に基づいた記事を中心に情報提供をしていきたいと思いますので、よろしければ変わらずご贔屓ください。
で、そのとき、LCレンディングの手数料を知るべく、「契約締結前交付書面(出資持分取得前交付)」の最後のページの「別紙A」を確認したら、記載されているはずの「LCレンディング金利」が空白になっていました。同時に募集されていた三件(LCGF含む)とも確認したら、すべて記載ナシでした。それで問い合わせたら、翌朝にはサイトにちゃんと記載されていて、その後、「LCレンディングに代わってmaneoマーケットから返信させていただきます」「お客様のご指摘が不備に気づくきっかけとなりました」という、わりと感じの良い返信が来たので、まあ、いいか、と思うのですが・・・・
私は今回初めてLCレンディングに投資しました。いつから記載されていなかったのか不明ですが、こんな基本的なことをミスるmaneoマーケット、ほんと大丈夫なのかなと、ますます不安になり(本体とクラウドリースに期失案件を抱えているので、回収、がんばってもらわないと困る)、LCレンディングにしても一応確認くらいすべきなんじゃないかと思ったり、うーん、やっぱりmaneoファミリー、みんないいかげんなのかな、と不安が増してきました・・・
それと、このような不記載が、おそらく長いこと続いていただろうと推測され、これまで誰も指摘していなかったところをみると、ほかの投資家の人たちは、手数料というか、貸付先への本当の貸出金利とか、全然気にしないのかな、と不思議に思ってしまったり・・・・
ちなみに現在募集しているLCGFは3.0%、海外案件は1.5%でした。LCGFの方は手数料、わりと高めでした。
いつも楽しく拝読しています。
これからもさまざまな情報提供を楽しみにしております。