2019年03月20日
クラウドクレジットの「円建て」案件に投資。「ヘッジ有り」とは何が違うか紹介です。
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「円建て」案件に投資しました
クラウドクレジットは、ソーシャルレンディングでは珍しい「海外小口案件への投資に特化した事業者。
案件のリスクは相応にあるものの、事業者としてのリスクは低いと考えています。
(ベンチャーキャピタルなどから出資を多く受け、内部統制が効いていると考えられること、実際に案件に
問題が起きた時の対象が機敏で適切なことなどから)
そのクラウドクレジットで、新しい案件に投資をしました。
ちょうど実施しているキャンペーンの対象でもあったので、追加の資金を投入しています。
・【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド104号 30万円
予定利率:7.0%
期間:13ヶ月
担保:無し
本案件については海外パートナー(貸付先)との協業により、キャンペーンが開催中です。
2019年5月までを目処にして、対象となるファンドの利率がアップするというもの。
・「Grow Together」キャンペーンのお知らせ
利率だけが純粋にアップして、それ以外のリスクについては変化がありません。
投資を検討されるのであれば、魅力的なキャンペーンと言えるでしょう。
ちなみにこれで貸付先に何の得があるのかについてですが、説明によると「貸付先がクラウドクレジットを
通じて日本からの安定的な資金調達ルートを確保する」ことができるようです。
要は、長期的な展望に基づいた「損して得とれ戦術」ということなのでしょう。
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「円建て」と「為替ヘッジ」の違い
最初に気になったのが、円建てファンドが「新規募集」扱いになっていたことでした。
というのも、すでにクラウドクレジットには「為替ヘッジ有り」案件もあったからです。
「円建て」と「為替ヘッジ有り」の違いは下記のページで詳細に解説されていますが、この記事では内容を
かいつまんで説明します。
・【円建て】マイクロローン事業者ファンドについて (クラウドクレジット)
まず、これまでたびたび募集されている「為替ヘッジ付き」は、以下のようなスキームです。
キプロスにある貸付先のB社は、必要な資金をEUR建で借り入れています。
投資家はJPY建てで出資を行いますが、償還時点を予約実行とするEUR売・JPY買の為替予約があるために
投資家、貸付先いずれもが為替リスクを負わない仕組みです。
その代わり、為替予約には一定のコストがかかり、またMFX Solutionの経営破綻により為替予約を実行する
ことができないリスクもあります。
また、為替予約はあくまでも償還時点で予約実行されているため、貸付案件において遅延が起きたような
場合には為替ヘッジが効かなくなることになります。
(為替ヘッジが外れた時に円安になれば差益が発生するので、一概にリスクとは言い難いですが)
一方、「円建て」案件のスキームは以下の通り。
為替サービス会社のMFX Solutionがスキームに入っていないところがポイントです。
こちらの場合、貸付先のB社はJPY建てで資金を借り入れ、自社でEURへ両替します。
つまり為替の差益も差損も、全てB社が負うということ。
MFX Solutionを介さないことから、同社の倒産リスクを負わなくて良いこと。また、万が一遅延した場合も
為替予約をしているわけではないので為替リスクは発生しないことなどを考えますと、より投資家にとって
リスクが単純化し読みやすくなった、と言えるのではないでしょうか。
これまでクラウドクレジットの案件は、「外国通貨建て」と「為替ヘッジ有り」しかありませんでした。
ここに「円建て」が加わったことで、純粋に貸付先リスクだけを考えて投資できることになり、初心者にも
分かりやすい案件になったと思います。
クラウドクレジットへの投資を検討されている方は、こちらからどうぞ。
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posted by SALLOW at 13:20
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