娘から今年頑張りたい事は引き出せなかったけど、私自身が頑張りたいことを宣言。
娘的には、「ふ〜ん」って感じだったと思います。
50歳を過ぎた親がまだ目標を持って努力する姿を見せるのは、Z世代に響くのか・・・とは思いますが、前々から英語を少しずつですが勉強しているのも知っているし、少しでも刺激になるといいなと思います。
そんなのんびりな新年の始まりだったのに、夕方には石川県で大地震。
この地域でも緊急地震速報のアラームがなって、私は膝の上にいた愛猫を抱えて2階へ避難。
この辺りの震度は4だということでしたが、結構長く揺れてました。
石川県の最大震度は7。
大津波警報も発令され、テレビはどの局も大騒ぎ。
この後、数時間まさに生きた心地がしない長い時間を過ごしました。
実は長女が輪島市へ向かうバスの中にいたんです。
石川県に行くとは聞いていたけど、まさにこれから津波が押し寄せるかもしれない地に向かっているとは・・・。
緊急地震速報がなった時、娘はバスに揺られて眠っていたので地震があったという実感さえ持てていなかったようで。
さらに湾岸沿いの海に手が届きそうなほどの場所を走っていたらしく、呑気に海の写真を送ってくる始末。
バスの運転手さんは会社と無線でやりとりしていたようですが、一時はなぜかその場に停まってる時間もあったりで。
こちらとしては、一体今何処にいるのかも分からないという状況。
娘も土地感が全くない場所で、ただバスに乗っているのだから安全だろうというのんきな考え。
最初はこのまま輪島市へ向かう方針だったらしいけど、あちこちの道路が通れなくなっていたようです。
どこかのパーキングエリアでトイレ休憩をしたりする間に、警察の避難誘導が入るかも・・・という場面もありましたが、結局金沢駅へ向かうということに。
とはいえ沿岸沿いを走る道が多いだろうし、次に連絡が入るまで本当に気が気じゃなかったです。
無事に金沢駅周辺に到着したと聞いた時には、本当に胸をなで下ろしました。
その後は近隣のホテルがロビーを開放してくださって、そこに身を寄せてなんとか一晩過ごしたようです。
年始ということもあって、娘のように旅行や帰省でたまたま被災地を訪れていた方々も多いのではと思います。
娘もあと数時間早く出発していたら、輪島市内で被災してもっと大変なことになっていたかも・・と考えると、人の人生なんて本当に少しの差でどうなるか分からないんだな・・・と思いました。
救助を待っている方が1人でも多く無事に救い出されますように。
そして被災された方々が、少しでも早く安心して生活できるようになれますように。
遠い場所からですが、自分にできることは何か考えて行こうと思います。
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