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2023年02月22日

子どもの歯列矯正は親の愛・・

今日はちょっとグチです。

グチっていうか、まぁそう言われたらなんも言えんな・・という気持ちのやり場に困ったので。

ある人が、「子供のうちに、親がちゃんと必要な歯列矯正をしてあげるっていうのは、親の愛だな・・と思う」と話されてました。

長女は、子どもの頃から歯並びが悪く、あごが小さいがゆえに並びきらなかった歯がガタガタになっています。
犬歯の奥の歯を抜いて、正面から見てあまり違和感がないようにはしてもらいました。
パッと見た感じは分からないけど、大きな口をあけて下からのぞくと分かる感じ。
歯列矯正を考えた時期もあります。
色々調べて、痛みがある事、子どもの頃にやった歯列矯正は大人になると戻る場合があるという事、高額だという事に引っかかり、結局そのまま大人になりました。
娘は痛みに弱い子で、いつもあそこが痛い、ここが痛いと言っている印象。
たぶん自分の体の変化や不調に敏感なのだろうと思いますが、その子が果たして矯正の痛みに耐えられるのか・・という気持ちもありました。
また保育園の時のママ友が、未だに自分の学費として借りた奨学金を月々返済しているという話を聞いて、学費で苦労はさせたくないという思いが強く、まだまだ先の高校や大学の学費に支障が出るのでは・・と、なるべく出費をおさえたい気持ち。
そして、もし頑張って治療をしたとしても、将来元に戻ってしまったら?そのお金は無駄になってしまうのでは・・という気持ちもありました。
金銭的に余裕があれば、矯正していただろうとは思います。
でも当時は余裕があるとは言い難い状況で、子ども達の学費が最優先という強い思いがあったので。
生活する上で支障があった訳ではないし、親としてはニコッと笑うと八重歯がのぞいて可愛いとさえ思ってました。
もし本人がどうしても気になるようなら大人になってからやっても良いかなと。

そんな経緯で今にいたります。
冒頭にかいた、歯列矯正は親の愛・・という言葉。
その方も子供の頃には親御さんが特に必要ないと思っていたようで、大人になってから自分で費用を出して矯正することを決めたと言ってました。
子どもの頃に親がちゃんとしてくれてたら・・というニュアンスもあり、まるで矯正を受けさせなかった親が子供に愛が足りない?と言いたいように聞こえて、少なからずショックを受けました。
海外では歯並びが悪いのはその人の評価にも影響がある、矯正させないひどい親・・みたいに言われるとも。

今さらですが、確かに頑張って受けさせてあげていたら、感謝されたかな・・と思います。
が、その時は色々と考えて悩んだわけで、そこには必ず愛があったわけです。

その話をされていた方の親御さんが聞いたら、なんて思うかな・・と考えました。
やっぱりショックを受けると思うんです。
容姿に関しては、本人の感じ方と周りの感じ方に大きなへだたりがあるものだと思うけど、娘ももしかしたら、矯正させてもらえなかった私は愛されてなかった・・とか少しでも思っていたら、本当に悲しいな・・と、ちょっと今日は落ち込みました。

親の愛は、意外と子どもに伝わっていないという事でしょうか。


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