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2018年06月05日

因果の話2

 そうすると、あ、因果が消えるんだ、ありがたいことだって。

 自分が犯してきたことが今消えてくんだ、ありがたいと思ったとき、その子どもも、あなたも人相が変わるけど、相手の子供の人相ふわーって変わってきて、ああよかったねありがたいね、っていうことが始まる。

 それを、自分の犯した罪を相手が悪い相手が悪い、って言ってると、そうじゃないそうじゃない、という拳骨の雨が降るの。

 だから、どんどんどんどんそれがエスカレートしてきちゃうよ。

 あの子を直すために、カウンセリング行きました、何をしました、かにをしました、御祈祷しました、って言うけど、あなたの原因なのであって、それを人を直そうと思っても、絶対直らないんだよ。

 この世の中って不思議なことがあってね。

 癌は急に治ると思ってたけど、癌の人って必ず頑張り屋か、頑固なの。

 それを止めない限り、治らないの。

 それから、ぜんそくなんて言うのは、子どものぜんそくなんてのは、親かおじいちゃんで、人の事を怒鳴りつけて、息も出来ないほど怒鳴りつける人がいる。

 そうすると、その人の出した因果が子どもか孫にまわってくる。

 そういうこともあるんだよ。

 で、言われた人はすぐに思い当たる。

 あっ、そうだ、家の親がそうですよ、おじいちゃんがそうですよ。

 リュウマチもそうなの。

 人のことを恨んだり恨まれたりすると、そういう結果がでてくる。

 この世の中には、原因があって必ず結果がある。

 因果の場合はね。

 人に恨まれなくてもあんまり冷やしちゃうとなるけれど、因果の人はすぐわかる。

 だから、ああそうなんだこういう因果があるんだ。

 で、その事が分かると、自分が救われる。

 自分一人が救われると、地獄で苦しんでいる自分の先祖が一人救われる。

 あなた、そうじゃないよ。

 こういう考え方してごらん、こういうことがあるんだよ。

 原因がないことが起きるわけがないじゃないか。

 人に教えてあげて、その人が一人救われると、また先祖で苦しんでいる人が救われる。

 それで、自分も幸せになり、周りも幸せになり、先祖も幸せにできる。

 で、こういう話が聞ける人は特別に選ばれた人なの。

 特別に選ばれた人には、特別な考えをして、また特別にやらなければいけないことがある。

 やらなきゃいけないって何ですか、って言ったとき、そういうことが起きたとき、ああこれで因果が消えたんだと思い、また、こういうことを人に教えることだよ。

 わかるかい?

 この世は修行だからね。

 変な神様の勉強しろとか、滝に打たれろとかって言ってるんじゃないんだよ。

 ああ、嫌なことが起きたから、ついてる、ついてないじゃない。

 よく、「嫌なことが起きたらついてるって言ってごらん」ってどういう意味ですか?

 嫌なことが起きた時は、もう起きた時点で因果が消えてるの。

 だから、「よかったね」なの。

 それを、そのことに対して、ぶすぶすぶすぶす文句言ったり、それが引きずってこの小さい嫌なことの種をせっかく消えたものを、今世でまた大きくしちゃう。

 それが因果作りなの。

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