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2018年05月11日

人は天に可愛がられている二1

 はい、おはようございます。

 100回聞いてくださいの話です。

 前にですね、人は神に可愛がられてるっていう話があったんですけど、神様に可愛がられてるシリーズの第二弾なんです。

 それで、

「ああ、こういうふうに可愛がられてるのか」

っていうことが、これから分かります。

 人生で失敗しちゃう人、で、成功する人。

 それは、天を味方にして、世間を味方にしてる人は絶対成功します。

 ところが、天を敵にまわす。それから、世間を敵に回して、ただ一人闘ってもまず勝てないんです。

 そのお話をします。

 何言いたいんですかっていうと、人は人から喜ばれる存在になることが神様から喜ばれるっていうことなんだよね。

 っていうことなのね。

 んー、たとえばの話なんだけど、

 自分は大工さんである。

 自分は写真家である。

 いろんな仕事があるよね。

で、一番世間を敵に回してしまうっていうのは、

“自分の個性を出そうとする”。

「自分はカメラマンだからこういう写真を撮りたい」

「僕はこういう写真を撮りたいんです」

って。

 ね?

 あんたが撮りたい写真は、あんたの休みに撮ればいいんで、

 お客さんが

「こういうのを作って下さい」

っつったら、お客さんが喜ぶものを作ればいいの。

 で、

「お客は喜んでくれたんだけど、僕はなーんか釈然としないんですよ」

って、我が強いの。

 生まれてきたことを自分を喜ばす方に重きをおいてるから、そういう気持ちになるんだよね。

 で、それどころか、あなたのやってることは、人の出してくれた金で自分が満足しようとしてんだよね?って。

 とんでもない話だよって。

 お客さんが

「これ作ってね」

って言ってんだよね?って。

 で、この人を喜ばすことに全力を上げるのに、

「僕は釈然としないんです」

って、あんたの釈然とするものはあんたの金でやんな。

 それ趣味だから。

 だから、相手が喜ぶものを作る。

 で、

「喜んでくれたら、プロですか?」

って、当たり前。

 お金もらってんだから。

 たとえば大工さんで

「こういう家建てたいんです」

と。

「あ、わかりましたこういう家ですね。だとしたらねお客さん、この屋根裏、余っちゃうからここ階段つけたら上がれますよ」

「ええ!そんな良いことできるの?」

って。

「ここの壁のとこはこの収納つけてごらんなさい」

 だから、相手の希望を聞いて、相手の希望以上のことをする。

 そしたら、喜ばれた上にもっと喜ばれるのが、最高のプロとしての生き方なんだよね。

 だから喜ばれる存在になるっていうのは、工場で働いてたって、その工場の仲間から喜ばれる存在になる。

 社長から喜ばれる存在になる。

 あんたの作ったものが世間から喜ばれる存在になればいいんだよね?

 で、神様に可愛がられてるっていうと、

「神様がいるなら何で俺をもっと幸せにしてくんないんだ」

って言うけど、いいかい?

 笑顔にしてるだけで周りの人が喜ぶんだよねって。

 いつもニコニコしてるだけで喜ばれるんだとしたら、あなたにはもう神様がニコニコするだけの筋肉を顔に与えてくれてんだよね?

 それか、誰かの荷物持ってあげるよっていう、持てる手がついてるんだよね?

 だから、喜ばれる存在になろうと思ったら、今のその立場で、どんな仕事をしてようが、喜ばれる存在になる。

 人が喜んでくれるようなことを言う口もついてるんだよね?

 使わないのはあんたで、全部はもう与えられてんだよね?

 で、与えられてるものを使わないのはあんたなんで、天があなたをすでに可愛がってる。

 で、人に喜ばれる存在になるためには何か?なんだよね。

 そのことを考えてもらいたいの。

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