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2018年02月19日
金メダリストを呼び捨てにしていいの?
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本日も五連関連記事について解説します。
まずは、こちらを読んでください。日本経済新聞の「首相『記憶に残る五輪』」という見出しの記事です。
書き出しは次の通りです。
安倍晋三首相は19日午前、平昌冬季五輪で金メダルを獲得した羽生結弦、小平奈緒両選手を祝福した。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27074110Z10C18A2000000/
五輪の記事をよく読んでいる人にとっては違和感がありませんか?
本日の日経新聞一面の記事「小平『金』」の記事の書き出しはこうです。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO27065980Y8A210C1MM8000/
平昌冬季五輪第10日の18日、スピードスケート女子500メートルで小平奈緒(31)が36秒94の五輪新記録で初優勝した。
同じく日経社会面の「奈緒『全て報われた』」という見出しの記事の書き出しは、「日本選手団主将、小平奈緒選手(31)がつかんだ今大会2つ目のメダルは念願の金色だった」です。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO27067880Y8A210C1CC1000/
気付きましたか?
一面の記事は呼び捨てなのに、それ以外は「選手」が付いています。
新聞記事は原則として人名の後には敬称や肩書きを付けます。
それなのに、どうして小平選手に「選手」があったりなかったりするのでしょうか。
これはスポーツ選手については、競技に直接関係する記事の中では呼び捨てにするという決まりがあるからです。
小平選手や今回の五輪に限った話でなく、五輪以外の他のスポーツでもこのルールが使われています。
運動記事では、選手名がたくさん出てくるので、いちいち「羽生選手」「小平選手」と書いていると文字数が増えてしまうことが理由です。それに、知りたいことは競技結果や記録なので、「選手」が書き込まれていると読みづらいですね。
この決まりがあるために、小平選手が金メダルを獲得した競技そのものに関する記事では、「選手」が省略され、安倍首相が羽生、小平両選手をたたえたことに関する記事では「選手」が付いています。小平選手の金メダル獲得にわく地元の反応などの社会面用雑観でも「選手」を省略することはできません。
これが原則のはずですが、新聞をよく見ると、関連原稿も呼び捨てにしているところがありますね。
日本の新聞では人名の後に肩書きが来ない例もかつては多く見られました。
次回にそのことについてお伝えします。
引き続き質問をお待ちしています。
下のコメント欄にお書きください。
日中、気になったニュースをリツイートしたり、つぶやいたりしています。
https://twitter.com/sagamimuneo
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平昌冬季五輪第10日の18日、スピードスケート女子500メートルで小平奈緒(31)が36秒94の五輪新記録で初優勝した。
同じく日経社会面の「奈緒『全て報われた』」という見出しの記事の書き出しは、「日本選手団主将、小平奈緒選手(31)がつかんだ今大会2つ目のメダルは念願の金色だった」です。
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一面の記事は呼び捨てなのに、それ以外は「選手」が付いています。
新聞記事は原則として人名の後には敬称や肩書きを付けます。
それなのに、どうして小平選手に「選手」があったりなかったりするのでしょうか。
これはスポーツ選手については、競技に直接関係する記事の中では呼び捨てにするという決まりがあるからです。
小平選手や今回の五輪に限った話でなく、五輪以外の他のスポーツでもこのルールが使われています。
運動記事では、選手名がたくさん出てくるので、いちいち「羽生選手」「小平選手」と書いていると文字数が増えてしまうことが理由です。それに、知りたいことは競技結果や記録なので、「選手」が書き込まれていると読みづらいですね。
この決まりがあるために、小平選手が金メダルを獲得した競技そのものに関する記事では、「選手」が省略され、安倍首相が羽生、小平両選手をたたえたことに関する記事では「選手」が付いています。小平選手の金メダル獲得にわく地元の反応などの社会面用雑観でも「選手」を省略することはできません。
これが原則のはずですが、新聞をよく見ると、関連原稿も呼び捨てにしているところがありますね。
日本の新聞では人名の後に肩書きが来ない例もかつては多く見られました。
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