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パーティの2次会、3次会の様子





みんなでカラオケボックスに入る。
カラオケという言葉に難色を示す人もいたが、「別に歌わなくていいから。せっかくだからなるべく話せるようにするから」と納得させる。私も歌う気はない。そんなことしていてはせっかくの時間がもったいない汗
2部屋に分かれて入ることになるので、みんなを誘導する。やはり、最初のパーティで同じ組だった人同士は一緒に行動してるみたいだ。さっきの綺麗な女性二人はやはりまとまって入った。だが、
不思議とこの部屋に男性が入らない。これは好機キラキラとすかさずそっちの部屋に入る。
みんな部屋に入り終わって、とりあえずはめいめいの部屋でざっくばらんに話してもらうことになった。
さっきのパーティみたいにガチガチに管理されちゃたまらない乾杯
まだ話したことのない男性も一緒に入ったが、他は、一度話した間柄だ。パーティの時とは違う。話は自然と進む。マッチングで会った綺麗な若い女性Aも、何だか俺に怒っている風でもない。もともと、ちょっとしたすれ違いで連絡を互いに取らなくなっただけなのだ。
Aが私たちの行動を誉めてくれた。「でも、あのままじゃ誰も動きそうになかったから、ほんと声かけてくれて良かったよ。あのまま帰るっていうのも・・・・・・・」
すると隣に座っているBもこう言った。「よく急に入れたよね。カラオケボックスって手があったか」
このAとB、並んで座っていると、テレビに出てくるなんとか姉妹みたいにゴージャスなオーラを放っている。あんなに作り物っぽくはないがキラキラしかし、この二人はなんとなく似ている。
「まさか、姉妹じゃないよね?」
「実は・・・・・・・」
「やっぱり」困った
「なんてね嘘嘘。今日初めて会ったんだよ」
「そのわりには仲が良さそうだね」
なんて会話をしながら、和やかに会話は進む。他の男性陣もなかなか話しやすいメンバーだった。
話していると、Bは恰好こそはやや良さそうなものを着ていたが、会話自体は素朴なところを感じさせる人だった。なぜそう思ったのかはっきりとはわからない。とにかく、会話全体からそういう雰囲気がするのだ。猫
会話は大いにはずんだ。その場にいた、関西人のおかげもある。あっという間に時間になった。星
気が付けば、向こうの部屋と一回もメンバーチェンジしてない。まあ、自然な流れだから仕方がない。
後で聞いたら、向こうの部屋は大変な雰囲気だったらしい。会話がはずまず、時間が経つのが妙に遅く感じたらしい。
2次会も終わった。最後に、Bに名刺を手渡すことにした。パーティ時に使用するため、実は自分で作成する手書き式の名刺の土台を事前に用意されている。今回、そのパーティ時には誰にも手渡してないものだった。
こちらが名刺を差し出すと、Bはいそいそと自分のバッグを探りだす。時間がかかる。やっと自分の名刺を見つけ出し、渡してくれた。その手際の悪さが、なんだか新鮮に感じたクローバー
実は、このBこそが、後日結婚をした相手なのだが、この時はそこまでわかるはずがない女の子
結婚に至るまでは、また後日に語ることもあるだろうリボン





その後、男性3人だけで3次会に行くことになった。初めから同じグループだった人Cと、2次会でも違う部屋に入った人Dだった。いずれも40近くだった。お互いの婚活の情報交換をしようということになった。
バーに入って3人で飲む。グラスもう3次会とあってそれなりに酔っているので、初対面であってもあまり関係ない。自然と会話はさっきの女性AとBのことになった。
「私は、Aさん気に入ってるんですよ」Cが言う。この人はすごく真面目な人だ。随分年下の私に対しても敬語を使う。
あの、派手な二人のことね。うん、確かにあの二人は会場で始めっから目立ってた。あの二人、姉妹じゃないの?」とD
「やっぱりDさんもそう思いました?俺たちも聞いてみたんですよ。違うらしいです」
「でも、雰囲気が似てるよなあ」
「似てますよね。なんかゴージャスっていうか。Cさんの気に入ってるAさんは、資産家の令嬢らしいですし」鐘
「そういえば、りゅうき君、彼女とマッチングで会ったことあるんでしたよね?」
「ええ、何度か会いましたよ。でも、彼女と付き合うにはお金が持ちそうにないです」
「確かに、相当に派手ですからね。でも、話してみた感じ、嫌な人じゃありませんよ」
「それは俺も思いますよ。そういう人なら何度かも会いませんから。ただ、生活実態の違いって、結婚するにあたって、相当な障害になると思うんですよね。こちとら400円の弁当買って食ってるのに、相手は3000円とかのランチ食いに行きそうじゃないですか。当たり前みたいに料理
「それはありますね・・・・・・。でも、あんな子が、なんで結婚相談所に登録してるんでしょう?」
「そこは俺も謎なんですよね。第一、まだ20代前半ですよ。いくらでも出逢いなんてあるじゃないですか」
「資産家の令嬢ということで、ひょっとしたら相手は限定されるのかもしれないな。下手な男につかまったら大変だから、素性の知れた相手から選ぼうとするのかもしれない。まあ、俺はバツイチだから、その時点で無理そうだな。マッチングでも、結構それだけではじく相手は多いからな」
「そういえば、りゅうき君は、気になった人いたんですか?」
俺は、Bさんが気になってます
「ゴージャス2号か」キラキラ
「ええ、ちょっとは派手そうなんですけど、性格はいたって素朴っていうか・・・・・仕事も普通ですし。今度連絡してみようと思います」
そういうメンズトークが続く。メンズトークというには、おっさんの会話なんだろうが悲しい
その後、お互いの健闘をたたえあい、3次会も終わった。CさんはAを狙い、俺はBを狙う。Dさんはマッチング待ちということでドキドキ大






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