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2017年08月28日

星野源:Family Song & 白うさぎ黒ウサギセット

学生時代のモラトリアム



お盆休みには帰省せず、アルバイトに明け暮れていた息子が、先週や〜〜っと帰ってきました。
彼はすっかり「モラトリアムの住人」となっております。

要するに遅寝遅起き、なのです!!!
寝るのは日付が変わってからで、起きるのはお昼前後。
当然、ご飯は朝昼兼用となるために一日二食です。

そんな息子、先週末は親友と二人して、広島ビッグアーチであったミスチルの野外コンサートに行きました。
彼らはその後、街に繰り出してお好み焼きを食べ、深夜の公園で夜風に吹かれながら、あれこれと語り合い・・・。

結局、終電に乗り損ねた友人と二人で我が家に帰ってきたのは、夜中の三時半でした。

寝室がある二階には、すでに寝ている我々に気遣ってか、上がってはきませんでした。

下の部屋のフローリングにカーペットをぺらっと敷いて、ごろ寝。
朝、覗いてみると二人は「相似形」になって転がっていました。あはははは・・・。なんだか面白い〜〜。

それでも昼前には、寝ぼけまなこで起きてきて、大好きなギターを弾きながらうたいまくり、
その合間にご飯やおやつを食べて、また歌い。

それは夕方に友人が帰るまで続きましたとさ。128907.jpg


このように「大学生のモラトリアム」は、イレギュラー尽くしです。
これも有り余る体力と時間があるからこそ、できることですよね〜。


残念ながらその彼は、今日上京してしまいます。
お盆からずっと帰省していたからです。

「ヒマだな〜。遊べる奴がおらん。」

そりゃそうだ。
同級生たちのほとんどは、お盆中に帰省していたのですから。
この時期は、もうほぼ、上京しています。

「俺、そろそろ東京に帰ろっかな〜。バイトもあるし、いろいろ忙しいし。」

え〜〜〜っ?!もう??

4時間以上かけて帰省して、ほんの一週間足らずで東京へ「戻って」(断じて「帰る」ではありません!)しまうですって?!

しかも新幹線往復チケット代は、4万円近くかかるわけです。

広島じゃけーね。
それじゃ、お金だってモッタイナイ気がするのです。

例えるならば、昔のお母さんがパーマネントをカッチカチにかけて、
「だって、ゆる〜くかけたらあんまり長くもたなくて、お金がモッタイナイでしょ?!」

って言う気持ちとなんとなく通じるところがあります。(分かりにくい例えでごめんなさい。)


ってまぁ、つまるところ・・・母はさみしいのです。


星野源:Family Song


現在、日本テレビ系で放送中のドラマ。「過保護のカホコ」の主題歌です。
相変わらず「源ちゃん」のサウンドは、軽快で軽妙でイイですね〜!
溶けるような歌声にも、癒されます。


さて、このドラマですが。

両親から溺愛されて温室育ちのカホコちゃんは、逆境の中で逞しく生きている麦野初という青年と出会ってから、少しづつ自立してゆきます。

まず彼女が自立するために、越えなければならない一番の壁は「ママ」でした。

我が娘を全身全霊で愛するママは「私はやすやすと死ねない!長生きしなくちゃ!!カホコを守るために!!」というくらいの気構えで生きてます。
しかし、彼女のそんな愛情が皮肉にも、娘の自立を妨げ続けてきたのです。

この「ママ」の過保護っぷりは、ちょっとばかし度を超えてはいます。
が、我が身を振り返ると、あながち笑い飛ばせない。

で、ネットでこんな言葉を見つけました。

母と子の関係は矛盾したものであり、ある意味、悲劇的なものである。
母親からの最大限の愛を必要とする一方で、その愛は子どもが母親から離れてゆき、完全に独り立ちできるよう後押しするものでなくてはならない

The mother-child relationship is paradoxical and, in a sense, tragic.
It requires the most intense love on the mother’s side, yet this very love must help the child grow away from the mother, and to become fully independent
(エーリッヒ・フロム)

自らの戒めとしたいと思います、ハイ。


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ドラマで「パパ」は、自分を取り巻く人たちを、それぞれいろんな動物になぞらえていますね。
例えば妻である「ママ」は「縄張り意識の強いミーアキャット」。
いまだに自立できない我が子は「尻尾の生えたオタマジャクシ」といったふうに・・・。(笑)

でも、麦野君に出会ってからのカホコちゃんは、私には「聞き耳を立てて、人の心の声を聞こうとするウサギ」のように思えてきたのです。

ドラマはまだまだ続いていますが、彼女はこれからどんな風に成長してゆくのでしょうか?
自らの経験も踏まえて「心理カウンセラー」なんかになっていたりして?!

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085F-005t.jpg


婦人画報のおかいもの




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Rucha
はじめまして! 私は音楽とお菓子が大好きな、ごくごくフツーの主婦です。 学生時代は吹奏楽でクラリネット、オーケストラではオーボエを担当していました。 現在は老体にムチ打って(?)趣味でアルトサックスを吹いていますが、いずれもすべて下手の横好きレベルです。(いいのです、楽しければ・・・。( ´∀` ))
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