ろしの映画感想

こんにちは。
そろそろと映画館も営業が再開されそうね。自分のとこはまだ当面営業休止ってなってますが。。。。

さて今回も映画を紹介します＾＾＾
今回は2018年大ヒットしたホラー映画「クワイエット・プレイス」を紹介します。
音を立てたら即死！っていうコンセプト通り静けさがウリのホラーです。
ちょっと前に盲目の元軍人から逃げるサバイバル映画があったような…
ＰＡＲＴ２も公開予定ですね。（得てしてヒットしたホラーの２作目は駄作だけど大丈夫か）

(C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.




　舞台は人類が滅亡しかけた2020年。なぜ人類が滅びかけているのかというと、隕石とともに宇宙から未知の生物が地球に降り立つ。それは目は見えないが耳がめっちゃ良く聞こえるという生物であり、聴覚によって獲物（人間）を見つけ、捕食して地球を荒らしていたため。破滅しかけた世界で音を立てず手話を使って生きていたのがアボット一家。うまいこと手話によるコミュニケーションをとりながら生活していたが、ある時、家族で生活物資をとりに出かけた際に一番末っ子のボーがおもちゃの音を立ててしまい、怪物に殺されてしまう。一家はそれを引きずりながら、また怪物から身を隠しながら生活を続けていた。
過去のボーの死は自分のせいではないかと自分を責める耳の不自由な姉リーガンは、その考えの違いから、父親リーとケンカし一人部屋にこもってしまう。
そんな時リーと息子のマーカスが食料を調達しに川へ出かけている間に母親のイブリンが産気づいてしまう。
音を立てることができない絶対絶命な状況の中、一家の戦いがはじまる。。。。




基本的に登場人物がしゃべりません。斬新ですよね。物語はほぼ手話を通して意思疎通が行われます。（お姉ちゃん役のミリセント・シモンズは本当に耳が聞こえなく、手話をナチュラルに行えるため、他の出演者に指導もしていたとか）
静けさが逆に臨場感をだすというか、緊迫感がかなり出ていて、観ているこちらも手に汗握るドキドキ感が味わえます。やっぱりホラーは静けさとドカンとくるメリハリが大事だなーと思いましたね。「来るっ！」って身構えるのがホラーの醍醐味だと思うので。。。




演出などでじっくりと観ている人を怖がらせるというよりも、どちらかといえばビックリ系の映画。特にキャラクターがしゃべらないのでそれが顕著です。
基本的に怪物が出てくるときは、「デデーン！！！」みたいな謎のでかい音がなりますしね。
終盤のバトル展開はそれまでの展開とは大きくかけ離れていて面白かったですけどね。




ホラーなので細かいことはあまり気にせずに観ていますが、割とツッコミどころはありましたね。
「耳めっちゃいい生物のくせに人間の心音とかは近づいても聞こえないの？」「こんなヤバい状況で妊娠してんの？」「遠くの音はすぐに駆け付けるのに結構近くで音立ててたのに大丈夫やん」みたいなのはありますけど、総じて細けえこたぁいいんだよってことで片付けましょう！
その辺も含めホラー映画です。悪しからず。

まあコンセプトが珍しい映画で、「音を立ててはいけない」っていう縛りがあるので、ハラハラ感は味わえる映画だと思います。聾者のリーガン役のミリセント・シモンズや母親役のエミリー・ブラントなど、出演者の演技も素晴らしいですし（うーんこのメリーポピンズ）、ホラー映画好きなら見る価値はあると思います。
余談ですが、父親役のジョン・クラシンスキーはなんとこの映画の監督・脚本など製作もこなすというなんというマルチな活躍。しかもエミリー・ブラントとはホントの夫婦というね。変わっているのはコンセプトだけじゃなかったね。


てなわけで今回は大ヒットしたホラー映画「クワイエット・プレイス」を紹介しました。
ＰＡＲＴ２も観たら紹介します！

それではさよならー

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