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2021年01月24日

映画「聖なる犯罪者」あらすじ感想―偽りの聖職者は善人か悪人か―

こんにちは。ろしです。
2021年も映画を観ていくよ。今年もよろしくね^^^^^
今年最初の紹介は「聖なる犯罪者」です!
去年のアカデミー賞国際長編映画賞にもノミネートされたポーランドの映画です!
早速どうぞー


あらすじ

仮出所が決まった少年院のダニエルは院内の神父の影響で聖職者になりたいと夢見ていた。しかし現実には前科のある者はその職につくことができない。仮出所先のとある田舎の製材所で働くことを命じられたダニエルだったが、そこで見つけた教会に足を踏み入れることに。そこで出会ったマルタという少女に「自分は司祭だ」と嘘を言うと、マルタは彼を歓迎する。マルタから村の司祭を紹介されたダニエルは司祭が体調不良で療養している間彼の代理を務めるよう依頼される。夢だった聖職者という身分を偽りながら手に入れたダニエルは喜びとともに司祭という仕事をこなしていく。そんな時彼は以前この村で7人が死亡するという交通事故があったことを知る。大切な家族を亡くした遺族に寄り添いながら奔走するダニエルは司祭らしからぬ派手な言動ではじめは訝しまれていたが、次第に村人たちも彼の真摯な心にひかれていく
そんな時村に同じ少年院から製材所に来たピンチェルが現れる。ダニエルの正体を知るピンチェルは彼に正体を明かさない代わりに金を無心してくる。順調に偽司祭として町での地位を確立していたダニエルに少しずつ逆風が吹き始める。。。




主人公の善と悪

少年院を仮出所した主人公が田舎の村の司祭になりますという驚きのストーリー。悪の道に走った主人公は仮出所してすぐはまだ悪さが全面に出ていました。ですが訪れた村で人々の心にふれ、村に起こった悲劇的な出来事から人々を救おうとする姿本当の聖職者のよう。
その姿にはじめは怪訝な目を向けていた村人たちも少しずつ信頼を寄せるようになっていきます。この信頼関係が出来上がっていく様子がこの映画の見どころだと思います。前科者は聖職者にはなれませんが、人々の心を真に救うことはできるというような訴えかけでもあるような気がします。告解の手引きをスマホで調べながら行うのは笑いどころ?なのかな^^
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(C)2019 Aurum Film Bodzak Hickinbotham SPJ.- WFSWalter Film Studio Sp.z o.o.- Wojewodzki Dom Kultury W Rzeszowie - ITI Neovision S.A.- Les Contes Modernes



田舎の独特な雰囲気も良い

主人公のダニエルが訪れたのは辺鄙な田舎の村。どこにでもある普通の田舎なんだろうけど、どことなく不穏な空気が最初から流れています。司祭となったダニエルを怪訝な目で見たり、過去の凄惨な事件から加害者家族を村八分にしたりと一筋縄ではいかない人々の様子がかなりリアルに描かれています。特に過去の事件を掘り起こされたくない村人たちの陰湿さというかなんというか…どこの国の田舎でも一緒なんだとか思ったり。。。
このあたりの現実的な感じというのはアメリカの映画なんかではあんまり見ないのかなーとか思いますね。その辺も評価されたんでしょうか…
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(C)2019 Aurum Film Bodzak Hickinbotham SPJ.- WFSWalter Film Studio Sp.z o.o.- Wojewodzki Dom Kultury W Rzeszowie - ITI Neovision S.A.- Les Contes Modernes



ポーランドの演技派の怪演に注目

主演を務めたのはポーランドでは著名な若手俳優バルトシュ・ビィエレニア(絶対噛みそう)。印象的な彫の深い顔と目力はこの映画にとってとても重要な要素です。作中では過去にあやまちを犯しながらも聖職者を目指す少年を演じます。どこか闇を抱える型破りな司祭の雰囲気がとてもよく表れてましたね。
そしてラストシーンがとにかくヤバイ。他の言葉が見つからないくらいヤバイ^^
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(C)2019 Aurum Film Bodzak Hickinbotham SPJ.- WFSWalter Film Studio Sp.z o.o.- Wojewodzki Dom Kultury W Rzeszowie - ITI Neovision S.A.- Les Contes Modernes


実はこの映画は実際にポーランドで起こった事件をモデルにしてるんだとかどんなやねん
ポーランドでは偽司祭が教会で祈りをささげる…みたいな事件が一時期乱発していたそうでこの映画もそうした事件から着想を得たそうな。。
さて今回は、前回のアカデミー賞にもノミネートされた話題の作品「聖なる犯罪者」を紹介しました。
普段は洋画と言ってもアメリカイギリスの映画ばかりなんですがこうした映画もいいですよね。国ごとに映画にも色があってそれぞれの違いを比べるなんてのも面白そう!
では今回はこのあたりで!さよなら^^^^


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posted by ろし at 17:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 新作映画
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