2014年04月20日
レモンバーム
レモンバームは、種から簡単に育てられます
しかも自生力が強く、自分で種を蒔いていろんな鉢に顔を出します
昨年も雑草並みに大発生して、全て抜いてハーブティーにしたり、浴槽に入れてハーブ風呂にしたり有効利用しました
プランターなどに自生したものは、全部抜いて小さめの一つの鉢に植えたものが写真のものです
抜いたものを空いていた鉢に無造作に移しておいただけですが、写真のように既に生い茂っています
改めて自生力の強さに驚きました
しかもバジルの種を蒔いた鉢や、オリーブの鉢などいたるところに新しい目を出しています
さすがにこれには閉口し、他の鉢のものは雑草として扱っています
しかし、レモンバームについて調べると、思いのほか効能の多いハーブでした
【レモンバーム(英語:Lemon balm)】
学名:Melissa officinalis
分類:シソ科セイヨウヤマハッカ属
原産:南ヨーロッパ
和名:コウスイハッカ(香水薄荷)、セイヨウヤマハッカ(西洋山薄荷)
種類:多年草
草丈:50cm〜80cm
花言葉;「思いやり」「同情」
葉はシトラールを含みレモンの香りがします
小さな白または黄色の花をつけます
その花が蜜を持ちミツバチをひきつけるため、メリッサ(Melissa:ギリシア語でミツバチ)という名がついたそうです
繁殖力は非常に強く、精油(エッセンシャルオイル)として利用されます
精油とは、特有の芳香を持つ香料で、アロマテラピーにも使用されています
レモンバームは精油率が非常にひくいため、エッセンシャルオイルの価格は非常に高いそうです
そのためレモングラスなどをブレンドすることもあり、レモンバーム純正のエッセンシャルオイルは「メリッサ・トゥルー(真正メリッサ)」、他のエッセンシャルオイルとブレンドされたものは「メリッサ・ブレンド」と呼ばれ区別されているそうです
参考までに楽天で検索したところ下記の通り、5mlで6千円以上するんですね
メリッサ(真正)[レモンバーム] 5ml〜エッセンシャルオイル[精油]/アロマオイル〜(日本アロマ環境協会/表示基準適合認定精油/インセント) 価格:6,350円 |
エッセンシャルオイルは非常に高価ですが、レモンバームは安いので利用しやすいハーブです
その効能は、非常に優れていて、調べてみると、以下の症状に効果があるとされています
高血圧
神経性の消化不良
頭痛
ストレス
不眠
花粉症
また、脳の活性化や若返り効果などの効能があるとされていて、古代ギリシャ時代からヨーロッパでは長寿のハーブ、活力の歓びと親しまれたハーブであるそうです
特筆すべきは、レモンバームに含まれるロズマリン酸というポリフェノールの一種が、アレルギー症状を抑える働きがあるそうで、花粉症の症状を緩和する効果が期待されているそうです
繁殖力の強さから、厄介者扱いしていましたが、調べると効能が多いので、さっそくハーブティーにして飲んでいます
【レモンバームのフレッシュハーブティー(2〜3人分)】
≪材料≫
レモンバームの若枝葉(葉が5〜6枚ついたもの):3〜4茎
熱湯:300ml
≪作り方≫
1.下の写真のように、洗った葉付きの枝をティーポットにいれます
2.熱湯を注ぎ2〜5分ぐらい放置します(長く置くと風味が濃くなります)
3.カップに注ぎいただきます
レモンの香りがしますが、酸味は無くすっきり飲みやすい感じです
味はどちらかと言うと、ミントティーに近いかもしれません
気のせいか、心が落ち着いたような気がします
種でも苗でも育ちが良く、多くの効能に期待できるレモンバームのハーブガーデニングをお薦めします
今からすぐに収穫を考えたら、苗だったらきっと2週間もすれば収穫できます
我が家では、勝手に生えてくるので収穫には困りません
価格:250円 |
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