※ネタバレ注意!ストーリーや内容を『あらすじ』として説明した後で、『感想』を書いています。
つまりネタバレ前提での感想記事です!
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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 14巻 /
(アニメ4期 深章 厄災篇、1話〜11話の内容です)
・『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の関連記事へ
・命がけ
・諦めない
・感動
<作品の特徴(5段階評価)>
おすすめ度: ★★★★★
読みやすさ: ★★★
ラブコメ量: ■■■
戦闘・バトルの量:■■■■■■
男女比: 男:女=1:2
・ダンジョン・閉鎖空間・絶望・希望・不屈
☆――(あらすじ)――☆
ベル以外の遠征隊メンバー(ヴェルフ、リリルカ、命(みこと)、春姫、アイシャ、ダフネ、カサンドラ、桜花(おうか)、千草(ちぐさ))たちは、階層主であるアンフィス・バエナと交戦。そして窮地を脱しました。
リリの意向でベルを助けるため、一行はそのまま下の階層へと向かいます。しかしモンスターの数が多すぎるあまり、またしても全滅のピンチを迎えてしまいます!
魔剣も使い果たしてジリ貧になる中、ヴェルフは道中で拾った最高位素材『超硬金属(アダマンタイト)』を使い、一世一代の大博打に打って出ました。
――この窮地を脱するには『魔剣』が必要。
なんとヴェルフはモンスターの群れに襲われている最中、逆境を打開すべくアダマンタイトを鍛え、魔剣の作成を始めました!
☆――(感想)――☆
Lv.4の冒険者であるアイシャ、レベルブーストができる春姫を差し置いて、まさかヴェルフがピンチを打開するキーパーソンになるとは思いませんでした。
しかもこれ以上ないほど鍛冶師らしい活躍の仕方です!ヴェルフと一緒に心が熱くなるのを感じました。
考えてみればカサンドラのお願いを聞いて、ベルにゴライアスのマフラーを渡したのもヴェルフです。あのマフラーが無ければベルは即死していたことでしょう。
ベルが深層で猛毒を食らった時も、ヴェルフの装備が助けてくれました。
今回の遠征はヴェルフがいなかったら全滅必至でした!裏でも表でも仲間たちを支えているヴェルフ。
ベルは本当に素晴らしい仲間に恵まれたと思います。
これからも急成長していくベルを支える相棒として、ヴェルフには頑張ってもらわなければいけません。
大変な役目ですが乗り越えて、鍛冶師としてももっと大成してほしいです。
☆――(あらすじ)――☆
巨大な蛇のモンスター、通称『凶兆(ラムトン)』に飲み込まれ、ベルとリューはそのまま37階層、『深層』に連れて来られてしまいました。(25〜36階層までが下層、37以降が深層)
更にジャガーノートも二人を追い、37階層に来てしまいました!
一気に10階層も下ってしまったベルとリューは、ボロボロの身を引きずりながらも、地上へ戻るべく必死でモンスターと戦います。
既に瀕死に近い状態ですが、ベルは生還を諦めません。リューも、せめてベルだけは地上に帰そうと、自分の持てる全てをベルに託します。
☆――(感想)――☆
いつ死んでもおかしくない窮地の中、二人とも自分のことは顧みず、お互いに相手を生還させようとしていたのは印象的でした。
おそらく自分のために戦っていては、二人はここまで粘ることはできなかったのではないでしょうか。
リューはベルのためにプライドを捨て、自分の身を犠牲にしてでもベルを地上へ帰そうとしました。そしてベルはどんなピンチに陥ろうとも、絶対にリューを見捨てませんでした。
どう考えても助かりそうにない状況でしたが、確かにこれなら心は折れません!
自分ではなく、他人のために戦う人間の強さが感じられました。
深層に関してはおどろおどろしい雰囲気と、その圧倒的なフロアの広さが印象的でした。
37階でこれだけ広いなら、50階層などはどんな場所になってしまうのでしょうか!?もはや想像もできません。
今後、これ以上の絶望がベルを待っているのかと思うと、本当に恐ろしいです!
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 14 (GA文庫) [ 大森 藤ノ ] 価格:869円 |
☆――(あらすじ)――☆
リリはヘスティアに向けて、応援を送るよう手紙を出していました。
そしてヘスティアはその要望に応え、リューを心配する『豊穣の女主人』の店員たち3人、そしてLv.5である【ヘファイストス・ファミリア】の団長、椿・コルブランドを送り込んでくれました。
更にダンジョン内で異端児(ゼノス)たちも合流し、ベルを助け出すのに申し分ない戦力が集まりました。
リリたちは全力でベル、そしてリューの捜索に向かいます。
☆――(感想)――☆
『豊穣の女主人』の店員が強くてビックリしました!
リューもLv.4ですが、他の女性店員たちもLv.4だったとは……。
あの酒場は、都合4人ものLv.4冒険者たちで切り盛りされていたことになります。(どんな酒場ですか)
リドたち異端児(ゼノス)が助けに来てくれたのは想定内。むしろ絶対に来てくれると思っていました!
ウィーネと春姫が再会できたのは、見ていてこちらも嬉しくなりました。
☆――(あらすじ)――☆
リューは過去のトラウマを超克し、ジャガーノートと戦い勝利しました!
ベルとリューは瀕死の重傷だったものの、どうにか生きて死地を逃れ、また地上の土を踏むことができました。
☆――(感想)――☆
長かった!!!!
なんとこの14巻だけで、アニメ1期分(3か月間の放送)を占めてしまうボリューム!アニメ4期のパート2『深層 厄災編』は、丸々この14巻の内容となっています。
ベルたちはずっと、ずーーっとダンジョンの中に閉じ込められて過酷と戦っていた訳です。
それだけに最後、地上に出て来て太陽の光を浴びたベルとリューの姿は感慨深いものがありました。
全てが報われ生還し、また日常に戻って来られたのは尊いことです。
ごく個人的な希望ですが、ずっとダンジョン内で張りつめていたので、次回は地上での平穏な暮らしを読みたいです!ラブコメも歓迎!
今度こそベルに休息の時間が訪れますように。願っています。
(「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」14巻の感想・ネタバレあり)
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