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2024年09月29日

ダンまち19巻の感想(ネタバレあり)ベルの学園生活!?『学区』が帰港!

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか19巻の感想(ネタバレあり)です。
※ネタバレ注意!ストーリーや内容を『あらすじ』として説明した後で、『感想』を書いています。
つまりネタバレ前提での感想記事です!
ダンまち19巻
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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 19巻 / 大森 藤ノ
(おそらくアニメ6〜7期の内容になると思われます)
・『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の関連記事へ
【評価】

・いつも通り面白かったです
・平和!学園生活を謳歌します
・アオハルー☆

作品の特徴(5段階評価)
おすすめ度:   ★★★★★
読みやすさ:   ★★★★★
ラブコメ量:   ■■■■■
戦闘・バトルの量:■■
男女比:     男:女=2:3
・ハーレム系・学園・新しい出会い
【感想(ネタバレあり)】

・祝!祝勝会

――(あらすじ)――
先の戦争遊戯(ウォーゲーム)では、【ヘスティア・ファミリア】が【フレイヤ・ファミリア】に辛くも勝利しました!
フレイヤは自分の団員たちに誰も殺さないよう指示していたようです。よって戦争遊戯での死亡者はなんとゼロ!

生還した喜び、そして【フレイヤ・ファミリア】から奪った膨大な財産に、参加した冒険者たちは大喜びです。

祝勝会は『豊穣の女主人』で執り行われましたが、シル(フレイヤ)、オッタル、ガリバー四兄弟、ヘルンなど【フレイヤ・ファミリア】の団員たちが給仕をしていたので、宴会は敵味方が入り混じる、なんともカオスな空間になりました。

そして後日、リュー・リオンが【ヘスティア・ファミリア】に入団しました!
彼女はベルをも上回るLv.6の冒険者。今は亡き仲間たちから受け継いだ魔法もあり、前衛、後衛、回復役と、何でも高水準にこなすことができます。
尚、『リュー・リオン』は過去に多くの人を殺害している犯罪者であるため、そのままの名前をギルドに登録する訳にはいきませんでした。
よってリューは主神であった神アストレアの名前を借り、冒険者『リュー・アストレア』として活動することになりました。

リューの加入により【ヘスティア・ファミリア】は更に勢力を増し、【ファミリア】のランクはDからBへと格上げされました。
――(感想)――
『死者が出なかった』というのは嬉しい反面、釈然としないところもあります。
誰も欠けることなく戦争遊戯が終わったことにはホッしますが、前回繰り広げられた壮絶な戦いがチープな物になってしまったようにも感じます。
そこは少し残念です。

そしてリュー・リオンの加入!おそらく彼女は主人公のベルより強いです!(レベルも上)
ベルだけでもチート級だったファミリアに、更にとんでもない戦力が加わりました。

リューは『ベルのことが好き』だと戦争遊戯中に公言し、その様子がオラリオ中に放送されていました。つまり街中の人々が、『リューはベルのことが好き』ということを知っています!
女性関係は更に拗れることになりました。ベルは一体どう収拾を付けるのでしょうか?とても心配です。

余談ですが、店員として働いているオッタルの姿をイラストで見てみたかったです。注文を聞いて料理を運ぶオッタル……想像してみると面白いです。
アニメで映像化されることに期待しています!
・『学区』がやってきた

――(あらすじ)――
正式名は『海上特別学術機関』、通称『学区』。
その正体は巨大な船で、船内には学生や教師たちが住む居住区に加え、授業を行う教室や、学生たちで運営される飲食店などの施設があり、学区生たちは思い思いの生活をしながら勉学に励んでいます。

また、学区は世界各地を回っているため『面倒事』に巻き込まれやすく、教師や学生たちはモンスター退治、はたまた国家間の紛争にも介入します。
そのため学区生たちはLv.2は当たり前、Lv.3もちらほら排出しています!

そんな学区が3年ぶりにオラリオの近くの港町メレンに帰って来ました。
――(感想)――
今まであまり深く考えず、『オラリオの外にある学校みたいなもの』という認識だった『学区』。
それがまさか世界を股にかけて航海する巨大な船だったとは!驚きです。
(エイナさんはこんな場所にいたんですか……)
ダンまちの世界が一気に広がり、また新しい作品がスタートしたかのようなフレッシュさがありました。
学術機関というだけあって、時には科学的でハイテクなアイテムも出てきます。ベルと一緒に真新しい環境を楽しみました。

そして驚いたことに……、
ランクアップした冒険者はオラリオの外の世界には滅多にいないという話でしたが、なんとこの学区にはオッタルと同じLv.7の人物がいるそうです。(!)
世界は広いです。

二人目のLv.7が出て来るというのはあまりに唐突だったため、後付け設定ではないかと思って調べてみました。
するとダンメモでは『ナイト・オブ・ナイト』と二つ名だけが出ていて、【ヘルメス・ファミリア】のアスフィが、「オッタルを抑えられるのは、彼くらい」と発言しているキャラがいるそうです。しかもその人物は『海の上にいる』と発言していたそうです!
本編ではない、スマホアプリの方で存在が仄めかされていたのですか……。全く知りませんでした。
そして更にネットを調べると、【ロキ・ファミリア】のフィン、ガレス、リヴェリアの3人もLv.7になった事が発覚!これまた本編ではなく、スマホゲームのダンメモで明かされたストーリーだそうです。
(Lv.7の冒険者ってそんなにいたんですか!? 驚きました)

外伝やスピンオフに重要な情報が多すぎます!
もしかするとこのダンまちシリーズは、本編(原作)を読んでいるだけでは十分にその世界を楽しむことはできないのかもしれません。

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感想(1件)



・学生ベル・クラネル

――(あらすじ)――
ベルは神ヘルメスからの提案で、変装して学区の生徒になり、学園生活を送ることになりました!
学区生でいる間ベルは兎人(ヒュームバニー)の変装をして、Lv.1の新入生『ラピ・フレミッシュ』として生活します。
ベルは自分の正体がバレないよう頑張りますが、嘘をつくのが苦手なベルは時々ボロを出してしまいました。

ベル(ラピ)は同じクラスのニイナ・チュールと仲良くなり、彼女に勉強を教えてもらうようになりました。
ニイナはベルもお世話になっているギルドのアドバイザー、エイナ・チュールの妹です!
――(感想)――
来ました!待望の日常回!!!
……いや、新天地で新生活が始まったので、『日常』とは言えないかもしれませんが。ともかく今回は壮絶な戦闘シーンはナシ!
心に余裕をもって青春ラブコメを楽しむことができました。

ベル・クラネルは田舎から出てきた学の無い少年です。しかしエイナさんの猛勉強を受けたり、英雄譚を多く読んだりしているので、彼は意外と学業に向いているのではないでしょうか。
ベルは祖父に育てられ、その後一人でオラリオにやって来た身寄りのない子供でした。
よって今まで彼には勉強ができるような機会がありませんでした。

普段から過酷な戦闘を繰り返しているので忘れてしまいそうになりますが、ベルはまだ14歳の少年です。学業の適齢期でもあります。これは良いチャンス!

短期間だとは思いますが、ここでベルが学業を修めることができたのは本当に良かったと思います。
もともとの善良な人柄に加えて、更に知識を付けてベルには立派な大人になって欲しいです。
・学区生たちとダンジョンへ

――(あらすじ)――
ベルは学区の特別実習で、ニイナも所属している『第三小隊』に加わりました。ベル以外のメンバーは4人。
ダークエルフのレギ・ギギ。
大槌使いのドワーフ、イグリン・マーズ。
小人族のクリスティア・エルヴィア。(通称クリス)
そしてエルフと人間(ヒューマン)のハーフであるニイナ・チュールです。

4人ともLv.2になっていて、個々人の能力は高いものの、チームとしての連携を全く無視した酷い小隊でした。
イグリン:「そんなことより超素人(ドベ)(ベルのこと)!ダンジョン実習では余計なことをするんじゃないぞ! そこのハーフエルフ(ニイナのこと)にしがみついてろ!」
ニイナ:「イグリン、ラピ君を邪魔者扱いするのはやめて。私達はもう小隊で、仲間なんだから、しっかり親睦を……」
イグリン:「何が仲間だ! 正真正銘、邪魔者だろう! ダンジョンで勝手に自爆でもされたら堪ったもんじゃない!」
レギ:「仲良しこよしとか、今更……。私達、連携(フォーメーション)、うんち……」
ニイナ:「だ、だから、それを話し合わないと……! あと変な言葉使っちゃダメっ、レギ!」
クリスティア:「みんな、安心して! ボクが進む方向に道はできる! 何も恐れず、ボクの背に続けばいいんだ!」

ベル・クラネルはこの小隊のサポーターとなり、メンバーたちと共にダンジョンの厳しさに触れ、連携の大切さを教えていきます。
――(感想)――
ベルの強さを知っているだけに、小隊の仲間からベルがバカにされていることが悔しかったです。蔑ろに扱われるベルの姿に、読者としてはずっと歯痒い思いでした。

しかしベルはダンジョンの中で次第に頭角を現し、やがて単独で行動していたレギ、イグリン、クリスの3人も認めて、ベルの言うことに耳を傾けるようになっていきます。
一見頼りないですが、実は人望のあるベル・クラネル。
人を惹き付ける魅力を備えながら、口先だけでなくしっかり行動で実力を見せるので周りも納得せざるをえません!

そしてそんなベルの姿に読者である私たちも魅せられ、彼の姿をどこまでも見守り追いかけていきたくなります。
更には彼の姿にニイナも魅せられ、すっかりベルに好意を寄せるようになってしまいました……。
ニイナがベルを好きになったと知って、姉であるエイナも大慌てでした!
ヒロインがまだ増え続けます!
どこまでも悪化するベルの女性関係!
シル(フレイヤ)もまだまだベルのことを見張っているようですし、今後もラブコメに期待できそうです。

(「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」19巻の感想・ネタバレあり)

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