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2024年08月14日

りゅうおうのおしごと!8巻の感想(ネタバレあり)山城桜花戦!供御飯万智VS月夜見坂燎

りゅうおうのおしごと!8巻の感想(ネタバレあり)です。
※ネタバレ注意!ストーリーや内容を『あらすじ』として説明した後で、『感想』を書いています。
つまりネタバレ前提での感想記事です!
りゅうおうのおしごと!8巻
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りゅうおうのおしごと! 8巻 / 白鳥 士郎
・『りゅうおうのおしごと!』の関連記事へ
【評価】

・いつも通り面白かったです
・本編の合間に短編が挟まる構成
・素敵な演出

作品の特徴(5段階評価)
おすすめ度:   ★★★★★
読みやすさ:   ★★★★★
ラブコメ量:   ■■■■■
戦闘・バトルの量:■■■■(将棋)
男女比:     男:女=1:4
・将棋・女流棋士・ロリ・ハーレム系・短編・タイトル戦
【感想(ネタバレあり)】


今回は女流棋士のタイトル、『山城桜花』を巡って供御飯万智(くぐい まち)と月夜見坂燎(つきよみざか りょう)の二人が戦います。
(尚、山城桜花(やましろおうか)というのはこの作品の中だけに存在するオリジナル棋戦です。現実の女流棋戦に『山城桜花』は存在しません)

タイトルホルダーである万智に挑戦者の燎が挑みますが、この12巻ではタイトル戦の合間に3つの短編が挟み込まれています。

・『やきにく将棋』

――(あらすじ)――
女流棋戦である『山城桜花』は、京都市のPRも兼ねたイベントとして見世物・ショーとして特化した珍しい棋戦です。
第一局はタイトルホルダーである供御飯万智が勝利していて、挑戦者である月夜見坂燎は気が立っていました。
そんな燎の控え室に八一(やいち)とあいが赴くと、『何か面白い話をしろ』と無茶ぶりをされてしまいました!

仕方なく八一は、銀子とあいを連れて焼き肉を食べに行った時の話をしました。
(以下、短編が始まる)
――(感想)――
言ってしまえばこの短編は、八一、あい、銀子の3人が焼き肉を食べているだけの話です。
しかし将棋ネタが満載。
焼き肉の網の上を将棋盤に見立てて符号で指示を出したり、将棋の格言を網の上で表現したり。大盛り上がりでした。

この3人が集まってずっと雑談していると言うのは、意外と珍しいかもしれません。
焼き肉の焼き方にもそれぞれ流儀があり、面白かったです。
・『お師匠様、王手飛車です。』

――(あらすじ)――
あいは女流棋士になったため、将棋の中継の『聞き手』の仕事をすることになりました。聞き手とは、プロの対局をプロ棋士が解説し、その合いの手を入れる役目です。

山城桜花戦の最終局、第三局は八一が解説、あいが聞き手を務めることになりました。

八一とあいが会場に向かう中、八一の回想という形で短編が始まりました。
あい、澪ちゃん、綾乃ちゃん、シャルちゃんの小学生4人組でアイドルユニットを結成したお話です。
――(感想)――
JS研のみんなでグループ名をどうするか、歌の用意がないからどんな活動をするのか、にぎやかに話し合っていました。
しかしグループ名は『なにわ筋将棋通り』、デビュー曲(局)は目隠し十秒将棋。既に決まっていたのに八一は子供たちの会話を止めませんでした。

そこは早く止めてあげるべきだったのでは!?
せっかくアイドル活動の話が膨らんでいたのに、無駄になってしまいました。(澪ちゃんも将棋漫才を考えてくれたのに)

大人の都合で振り回されてしまったJS研の4人組。でも終始朗らかで楽しそうで、微笑ましかったです。

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感想(1件)



・『トップ棋士のおしごと!』

――(あらすじ)――
山城桜花は3回対局して、2勝した方がタイトルホルダーとなります。
第二局は月夜見坂燎が勝利し、1対1となりました。

次の対局でタイトルが決まるという決戦の前夜、供御飯万智に連れられて、八一は夜のデートスポットに来てしまいました。
夜の鴨川名物、『等間隔に座るカップル』。その一部となった八一と万智。
そこで八一は万智に、ゲーム開発のアドバイザーを頼まれた時の話をしました。

仕事の依頼主は晶(あきら)さん。なんと、夜叉神天衣(やしゃじん あい)の付き人の、あの晶さんからゲーム監修を依頼され、八一はゲーム作りに参加することになりなりました!
――(感想)――
八一と晶さんは意外と話が合うことが判明!今までにない二人の会話が興味深かったです。こんなにも意気投合するとは。
(まさか晶さんもロリコン……?)
「先生。将棋の研究はいいのか?」
「将棋の研究はいつでもできます。けど、幼女は幼いうちしか愛せない」
「やはり先生は人間のクズだな……だが嫌いじゃないぞ?」

ゲーム作りに没頭する八一。
将棋以外にも好きなことが見つかったというのは喜ばしいことです。これからも八一には様々な人と関係を築いて、世界を広げていって欲しいです。
八一は中卒ですぐにプロ棋士になってしまったので、社会人との交友はとても有意義だと思いました。

でも『ロリコンGO』はダメ!!!
・山城桜花戦、最終局

――(あらすじ)――
女流棋戦『山城桜花』の最終第三局。
対局は両者共に自分の得意戦法を捨て、趣向を凝らした戦型へと進んでいきます。

しかし最終盤でトラブルが発生!
『山城桜花』の最終局は屋外での対局です。更にその様子が一般公開され、観光に来た外国人などが気軽に見ることのできる異色のタイトル戦でした。
そんな屋外対局であるが故のハプニング。いきなり強い風が吹いて盤上の駒が吹き飛んでしまいました!

以降両者は将棋盤の使用を放棄。二人の合意により、前代未聞の目隠し将棋によるタイトル戦が始まりました。
――(感想)――
普通の対局ではありえない、イベントとして特化した棋戦ならではの展開に驚きました。とても風流で粋な演出だったと思います。合間に挿入された両対局者のイラストも素敵でした。

はんなりとした供御飯万智と、暴力的な月夜見坂燎。このコンビは不思議な関係です。燎は八一には暴力を振るいますが、天敵である万智には決して手を出しません。
二人は仲が良いのに加えて、お互いがお互いを尊敬し合っています。『親友』とはまた違う尊い関係性だと感じました。

余談ですが、燎も万智も、たまに八一のことが好きなのかと思わせる素振りを見せます。
同門である銀子やあいと比べれば八一との接点は少ないですが、今後はヒロインとして立ち上がって来るのかもしれません。
今後もこの二人組の動きには注目です!

(「りゅうおうのおしごと!」8巻の感想・ネタバレあり)

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