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2024年09月17日

ダンまち17巻の感想(ネタバレあり)ベル・クラネルは【フレイヤ・ファミリア】!?

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか17巻の感想(ネタバレあり)です。
※ネタバレ注意!ストーリーや内容を『あらすじ』として説明した後で、『感想』を書いています。
つまりネタバレ前提での感想記事です!
ダンまち17巻
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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 17巻 / 大森 藤ノ
(アニメ5期の内容です)
・『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の関連記事へ
【評価】

・いつも通り面白かったです
・理不尽な展開が多め
・大事件!

作品の特徴(5段階評価)
おすすめ度:   ★★★★★
読みやすさ:   ★★
ラブコメ量:   ■■■■■
戦闘・バトルの量:■■■■■
男女比:     男:女=1:1
・ハーレム系・女神の愛・不条理・執念・過酷
【感想(ネタバレあり)】

・神フレイヤの暴挙!

――(あらすじ)――
街娘『シル』としてベルに告白し、それを断られてしまった女神フレイヤ。彼女は『シル』としての姿を捨て去り、どんな手段を使ってでもベルを手に入れることを決めました。

通常なら美神の力で『魅了』してしまえば済む話ですが、ベルのスキル【憧憬一途(リアリス・フレーゼ)】の副次的な効果によって、ベルには魅了が効きません。

仕方なくフレイヤは【ヘスティア・ファミリア】を強襲。『ベルを渡さないなら、ベル以外の団員たちを殺害する』と、ヘスティアに脅しをかけました!

強引に連れ去った後はベルを取り返されないよう、フレイヤはオラリオの街全域に女神の『魅了』をかけました。
オラリオのほぼ全ての住人は、『ベルは元から【フレイヤ・ファミリア】の団員である』と誤認させられ、記憶も改竄されてしまいました!
人々はこれまでのベルを忘れ去り、リリやヴェルフも、ベルが仲間だったことを忘れてしまいます。
――(感想)――
神フレイヤの能力がチート過ぎます。
何も悪くないヴェルフたちが半殺しにされたところも含めて、胸糞の悪い理不尽がずっと続いていました。
強すぎるモンスターを相手にする時も絶望感がありますが、地上は地上で神という、モンスター以上にどうしようもない存在がいたことを再認識させられました。

通常ならフレイヤが『魅了』を使えば、どんな人間でも虜にできます。しかし今回、よりによって彼女がどうしても欲しいと思った相手だけ『魅了』が効かなかったというのは、なんとも皮肉な話です。

ベルは歓楽街での【イシュタル・ファミリア】との抗争の時も、神イシュタルの『魅了』を跳ねのけていました。それが伏線となってこんな所で話のギミックとして機能してくるとは思いませんでした。
美しい流れです!
・【フレイヤ・ファミリア】のベル・クラネル

――(あらすじ)――
【フレイヤ・ファミリア】の個室で目を覚ましたベル・クラネル。
気付くと世界は改変されていて、『ベル・クラネルは最初から【フレイヤ・ファミリア】の団員』ということになっていました。
ベルの持つ【ヘスティア・ファミリア】の記憶は、別人の記憶を埋め込まれる特殊な呪詛(カース)だと言われ、ベルは自分の記憶と周りの人々の反応との乖離に苦しみます。

自分は本当に【フレイヤ・ファミリア】なのか、神ヘスティアに仕えていた記憶は全て嘘なのか。

しかし悩む間もなくベルは、死闘の日々に身を投じることになってしまいました。
――(感想)――
【フレイヤ・ファミリア】の団員たちは、己の魂を昇華させるため日々殺し合いをしています!
神フレイヤのためなら死をも厭わないという、ファミリアの異常性が垣間見られました。
きっと彼らはフレイヤのためなら何でもしてしまいます。制御の効かない、まさにオラリオの爆弾的存在。しかも実力は圧倒的。
ベルは本当に大変な女神に目を付けられてしまいました。

さて、そんな【フレイヤ・ファミリア】の団員となってしまったベル・クラネルですが、何度も仲間たちから瀕死に追いやられながらも、意外と仲良くなっていたり、周りから信頼されていたりして微笑ましかったです。
やっぱりベルは誰からも好かれる良い子!
殺伐としたファミリアの中で、ベルだけがオアシスのような存在になっていて、理不尽で過酷な状況にも関わらず、少し和んでしまいました。

【フレイヤ・ファミリア】の団員たちの会話は意外と間抜けなところもあって面白かったです。

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・ヘスティアがオラリオの『魅了』を解く

――(あらすじ)――
ヘスティアは処女神であり、『ウェスタ』と呼ばれる聖なる炎を司る神。それ故ヘスティアはフレイヤの『魅了』の力に抗うことができ、彼女の支配から逃れていました。

頼れる仲間はごく僅か。
ヘスティアは『魅了』を含む邪(よこしま)な物を祓う力を持っているとはいえ、下界での『神の力(アルカナム)』の行使は禁止されています。
更にオラリオの人々は全て神フレイヤの目となり、ヘスティアの行動を監視しています。

自由に動くことができない中、それでもヘスティアはフレイヤの目を掻い潜り、美神に抗います。
――(感想)――
いつもはグータラで頼りない女神でしたが、今回のヘスティアはかっこよかったです!! 流石フレイヤに一目置かれているだけのことはあります。

オラリオが支配されてからはベルも孤独でしたが、ヘスティアもずっと孤独でした。
『魅了』がかかっていない仲間と出会って歓喜しているところはこちらも気が晴れて、一緒に嬉しくなってしまいました。
(一方、ずっと1人だったベルは本当に辛そうでした……)

普段ベルやその仲間たちが戦っている間、神は地上で留守番をしています。彼らと一緒に戦うことはできません。
それゆえ神様が活躍するシーンというのはなかなか無いので、今回のお話はそういう意味で貴重でした。
ヘスティアのことが前より好きになりました!
・フレイヤはまだ諦めない!

――(あらすじ)――
フレイヤの『魅了』が解け、一転してオラリオ中の人々がフレイヤの敵となりました。フレイヤの蛮行に対して激怒した冒険者・神々が一斉に反撃を開始します!

しかしそんな状況になっても、まだフレイヤはベルを諦めません。彼女はベルを手に入れるためなら、他の全てを投げ打つ覚悟でした。
フレイヤ:「ヘスティア――『戦争遊戯(ウォーゲーム)よ』

「貴方達はいくら徒党を組んでも構わない。外にいる『ファミリア』とも協力すればいいわ。私は、私達の【ファミリア】だけで迎え撃つ」

オラリオの冒険者たちVS【フレイヤ・ファミリア】。
史上最大規模の戦争遊戯(ウォーゲーム)が執り行われることになってしまいました!
――(感想)――
盛り上がってまいりました!
たった一人の冒険者を巡って、遂には全面戦争にまで発展してしまいそうです。

きっと今までフレイヤは、欲しい物は大抵すぐに手に入ってしまったのだと思います。しかしベルだけは自分のものにならない。それが気に入らなくて癇癪を起しているのかもしれません。
本人も言っていますが、もはや品性も矜持も捨て去って、とにかくベルを欲しがっています!その結果、『八方美人』だったフレイヤは一転して『四面楚歌』になってしまいました。
ベルの影響力が凄すぎます……。一体どれだけの女性を虜にするのか。

さて、作者さんがあとがきで、次の巻で完結させると言っていました。おそらく18巻はこのシリーズの中でも大きな節目となるのだと思います。
たとえ戦争遊戯(ウォーゲーム)で【ヘスティア・ファミリア】が勝ったとしても、ベルはシルーーもとい神フレイヤの想いに対してどう応えるのでしょうか。
今のベルの様子を見ると、フレイヤの愛を受け入れたり、あるいは複数の女性を侍らせてハーレムを目指したりすることは無さそうです。

恐らくはベルがフレイヤの寵愛を断って終わると思うのですが……。こんなに膨れ上がった話が、どうまとまって収束するのか想像できません!
私は正直、ハッピーエンドにはならないと思っています。でもせめてベルとフレイヤとの間で、納得のいく決着をつけて欲しいです。

(「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」17巻の感想・ネタバレあり)

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