英語で暮らすSingapore/ラッフルズ出版

第121回https://fanblogs.jp/raffles/archive/129/0の続き
ヨーロッパSectionを入ると壁際の彫像が目に飛び込んでくるでしょう。
第１４代ローマ皇帝ハドリアヌスの像です。

これは結構有名な像で、写真も豊富です。多くは正面から撮ったものですね。自分は彼の斜め前から右顔を撮ってみました。個人的にこの角度がハドリアヌスらしさを表していると思っています。特に鼻ですね。

ハドリアヌス帝はいわゆる五賢帝の一人で。前帝トラヤヌスの時代に最大となったローマの版図（はんと）を安定化させた”守りの皇帝”でした。平和を希求した皇帝と言ってもいいでしょう。法の整備と防衛の強化で "The Pax Romana/パックス・ロマーナ（ ローマによる平和）” を実現しました。　この”Pax〜”という言葉は『押し付けの平和』というニュアンスですが。この皇帝は旅と風呂が大好きで、、、とくればお分かりかもしれませんが日本では『テルマエロマエ』の皇帝として知られているかもしれません。市村正親さんですね。自分は市村さんの舞台を見る機会があり、サウペンス・コメディでしたが、いやあ〜楽しい舞台でした。素晴らしい役者さんですね。
ハドリアヌスは英語では "Hadrian/ ヘイドゥリアン”　と言います。
また『五賢帝』は　”Five Good Emperors"・・・う〜ん、身も蓋もないですね（笑）


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