2018年03月25日
ADSLからNURO光に変えて、通信速度は実際のところどう変わったのか
NURO光の宅内工事・宅外工事とも完了して、いよいよ最大2Gbpsの通信速度を使えるようになりました。
一番気になるところは、もちろんどれだけ早くなったのかということです。
通信速度は、計測できるサイトがいくつかあるので、そこで計測してみればいいわけですが、まずは体感的な印象から。
NURO光の体感的な速さ
正直なところ最初は、感覚的にはあまり変わらない印象を受けました。
確かに早くなった感じは少しはあるのですが、ネットゲームをやるとか、ネットで動画を観るとか通信速度を必要とするようなことをあまりやっていないので、驚くような変化はないと感じました。
ADSLでも5Mbpsくらいの速度は出ていたので、まあそれくらいで十分なことしかやっていないわけです。
でも、何日か使っているうちに、速さを実感できようになってきました。
1)まずは、Windowsや各種ソフトのアップデート、ゲーム機のシステム更新のときのダウンロードの速さです。
ADSLのときは、ダウンロードがなかなか終わらなくて、うんざりしたものですが、アッという間に終わるのですごく楽です。
アップデート・更新がちょっと楽しみになります。
楽しみというのは半分冗談ですが、ダウンロードの進み具合の表示が早く進んでいくので、ちょっと嬉しいです。
(すぐに飽きると思いますが(^^ゞ)
2)次に、通信の安定を感じました。
これまでは、私がブログを書いているときに、かみさんがスマホでゲームやったり、息子がスイッチで遊んだりすると、無線LANの調子が悪くなって、異常に速度が落ちたり、つながらなくなったりすることがありました。
書きかけの記事が消えてがっかりしたこともあります。
NURO光になってからは、そういうことがなくて、すごく安定しています。
これも通信速度に余裕があるからでしょうか。
IP電話についても、ADSLのときは雑音がひどく気になっていましたが、光でんわになって雑音がなくなりました。
(通信速度とは関係がないですが)
3)あとは、パソコンの起動、パソコンやスマホの各種アプリの起動や動作が、早くなって軽くなったような感じを受けます。
ネット上のデータと同期したり、参照したりする部分が早く処理できるのだと思います。
体感的な印象としてはこんなところです。
簡単に言うと、これまでADSLでストレスを感じていた部分が解消されて、すっきりしたという感じです。
NURO光の通信速度を計測してみた
通信速度は体感的な印象が大事だとは思いますが、なんだかんだ言っても計測した数字で知りたいものですし、その方が分かりやすいです。
ネット上にはその通信速度を計測できるサイトがいくつかあるので、それを利用すれば簡単に通信速度を知ることができます。
今回は一番簡単で分かりやすいと思われる Fast.com を使ってみました。
NURO光のホームゲートウェイ(ONU)には無線LANが内蔵されていて、通常はその無線LANからネットに接続します。
72Mbpsという結果をキャプチャーしてみましたが、これは比較的条件のいい状態のときのもので、何回か試してみると、だいたい30Mbps〜40Mbpsといったところです。
ONUに内蔵されている無線LANには2種類あって、規格IEEE802.11a(周波数帯5GHz)と、規格IEEE802.11b・IEEE802.11g(周波数帯2.4GHz)となっています。
IEEE802.11aの方が新しい規格で、電子レンジなど家庭内電化製品と電波干渉しにくいという点で有利ですが、壁などの障害物に弱いという欠点があります。
古い方のIEEE802.11b・IEEE802.11gはその逆で、家庭内電化製品と電波干渉しやすいけど、障害物には強いという性質があります。
私のパソコンやスマートホンは古い方の規格しか対応していないので、そちらを選ぶしかないですが、無線LANの設定をするときに2種類の電波が表示されたら、どちらにも対応しているということなので、条件が合っていそうな方を撰ぶことになります。
通信速度としては、どちらの規格も最大54Mbpsなので同じです。
(ただし、IEEE802.11bは最大11Mbps)
最大54Mbpsなのに72Mbpsという測定結果が出たということは、誤差ということでしょうか。
まあ早い分には気にしないことにします。
NURO光の最大2Gbpsという通信速度に対して、無線LANの通信速度:最大54Mbpsでは、そのスピードを実感できません。
ONUの箱に一緒に入っていていたLANケーブルで、ONUとパソコンを直接つないでみました。
LANケーブルをつなぐだけで、特に設定しなくても、勝手に無線LANからLANケーブル接続に切り替わってくれます。
360Mbpsという通信速度が表示されました。
確かに早いけど、NURO光の最大2Gbpsに対して360Mbpsってどうなの?という気がしますが、調べてみると、そんなものらしいです。
そもそも、付属のLANケーブルはカテゴリー5eという規格のもので、通信速度は最大1Gbpsです。
また、パソコンのLANポートも1000Base-Tという規格で、こちらも通信速度は最大1Gbpsです。
他にも、パソコンの性能や内蔵メモリーの空き容量、ブラウザのキャッシュなどの状態、他の機器の接続などが影響して、結果として360Mbpsという速度になっているのです。
そうなら最大1Gbpsの一般的な光回線と同じでは?と思われるかも知れませんが、最大値2Gbpsに余裕があるために、実際の通信速度がより1Gbpsに近づきやすいというメリットがあるのだそうです。
私もパソコン環境を見直して、スピードアップを図ろうと思っています。
NURO光の公式サイトでは通信速度の計測もできますが、いろいろな人が測定した結果も掲載されていて、それをみると1Gbpsに近いスピードが出ている人もいるので、きっともう少しスピードアップが可能でしょう。
スピードアップのコツも書いてあります。
NURO 光のインターネット速度 | NURO 光
NURO光は、回線利用料金・プロバイダ料金・無線LAN・セキュリティサービスもついて月額4,743円という価格で、一般的な光回線より早いのが魅力です。
対象エリアが、関東1都6県(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬)、東海4県(愛知・静岡・岐阜・三重)、関西2府3県(大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良)と限定的ですが、対象エリアの人にはとてもおすすめです。
【2021年1月12日追記】
2020年12月22日以降の新規契約者から、これまで付いていたSo-net会員特典(So-netのメールサービス・ソネットポイント・メンバーステータス)がなくなっています。
詳しくは、↓ こちらを。
NURO光の新規契約者のSo-net会員特典が終了しています
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