2021年11月24日
スマホの買い替えついでにnuroモバイルに乗り換えた手順
これまで使っていたスマホはSo-net モバイル LTEで、いわゆる格安スマホ。
スマホ本体は6年ちょっと使っていて、なにかと不具合も出てきて、さすがにもう限界といった感じだったので、スマホ本体の買い替えついでに NURO Mobile(ニューロ モバイル)に乗り換えました。
nuroモバイルというのは、元々So-netでやっていた携帯電話事業を別のブランドに独立させたもので、現在はSo-netのウェブサイトから格安スマホ・SIMのメニューをクリックすると、nuroモバイルのサイトが開きます。
So-netもnuroモバイルも、ソニーネットワークコミュニケーションズという会社が扱っているブランドなので、乗り換えというのも変な感じがしますが、実際のところ手順としては、番号ポータビリティ(MNP)でSo-net モバイル LTEを解約 → nuroモバイルに申し込みという流れになるので、別の携帯電話会社に申し込むのと同じような手順を踏むことになります。
以下、今回のnuroモバイルへの乗り換えの手順などを説明していきます。
携帯電話会社の乗り換えを考えている人は、So-net モバイル LTEとnuroモバイルを、今使っている携帯電話会社と乗り換え先の携帯電話会社に読み替えると、参考にしていただけるんじゃないかなと考えています。
ただし、携帯電話会社と利用するプランによって、手順の違うところもありますので、実際に乗り換えを行うときには、各社の説明に添って手順を進めることになります。
あくまでも、大雑把なイメージとして参考にしていただければと思います。
大まかな流れ
携帯電話会社の乗り換えは、元の携帯電話会社で解約申込みしてから、乗り換え先の携帯電話会社で申込みという流れになります。
元の携帯電話会社で解約申込みしたら、乗り換え先の携帯電話会社で開通するまでの間は回線が使えなくなるかなと心配しましたが、乗り換え先の携帯電話会社で開通した時点で元の携帯電話会社の回線が使えなくなるので、それまでは元の携帯会社の回線がそのまま使えました。
番号ポータビリティ(MNP)で乗り換える場合は、MNPには有効期限があるので、元の携帯電話会社で解約申込みをしたら、乗り換え先の携帯電話会社には早めに申し込む必要があります。
1)2021年11月18日(木)20:30
「So-net モバイル LTE」 解約申し込み
2)2021年11月19日(金)11:00
「So-net モバイル LTE」MNP予約番号受け取り
解約の申し込みをしてからMNP予約番号まで数日かかると書いてありましたが、実際には夜に申し込みをして、翌日の午前中にはMNP予約番号のメールが届きました。
3)2021年11月19日(金)16:20
「NUROモバイル」申し込み
申込みには、MNP予約番号・クレジットカード・本人確認書類が必要になります。
本人確認書類は運転免許証・健康保険証・マイナンバーカードなどを写真撮影したもので、JPG形式のものになります。
4)2021年11月21日(日)8:00
「NUROモバイル」SIMカードとスマホ本体の発送メール受信
金曜日の夕方の申込みだったので、発送は週明けかなと思っていましたが、日曜日の朝には発送のメールが届きました。
土日も関係なく手続きしてくれているようです。
5)2021年11月21日(日)11:30
「NUROモバイル」SIMカードとスマホ本体を受け取り
朝8時に発送のメールが届き、11時半頃には荷物が届きました。
住所にもよるでしょうが、それにしても早いです。
6)2021年11月21日(日)16:10
「NUROモバイル」MNP開通予約完了
開通予約の手順の詳細は、次の節で書いています。
↓
MNP開通予約の手順
7)2021年11月21日(日)17:00
「NUROモバイル」開通、利用開始
利用開始時に、スマホのSIMカード挿入と接続設定を行います。
その詳細は次の次の節で書いています。
↓
スマホのSIMカード挿入と接続設定
8)後日、So-net モバイル LTEのSIMカードを返却(郵送)
元の携帯電話会社の解約方法を書いたページに、SIMカード返却の郵送先住所が書いてあると思います。
その住所に郵送します。
元の携帯電話会社で解約の申し込みをしてから、3日ほどで新しいスマホが使えるようになったことになります。
思いのほかスピーディーでした。
手続きも全てネットで完結しますし、難しいところはなかったと思います。
格安スマホは、ある程度知識のある人向けと言われることが多いですが、格安スマホの会社への乗り換え自体は、それほど難しくない感じがします。
問題は、アプリの設定や、アプリのデータの引継ぎが自分でできるかどうかですが、その辺りのやり方はネットで見つかるので、できれば携帯料金を安くしたいという人は、挑戦してみてもいいと思います。
MNP開通予約の手順
スマホ本体とSIMカードが届くと、その中に「NUROモバイル 設定マニュアル」というA4番1枚の紙が入っていて、開通予約の手順は分かりやすく書いてあります。
他の携帯電話会社の場合でも、同じように説明書が入っているはずです。
開通予約の手続きは、パソコンか乗り換え前のスマホを使ってもいいですし、自宅のWi-Fiなどを使ってネットに接続できれば、届いたばかりのスマホを使うこともできます。
NUROモバイルの場合は、以下のような手順でした。
1)MNP手続きページにログインします。
MNP手続きページのURLは「NUROモバイル 設定マニュアル」に書いてありますが、QRコードも付いているので、QRコードを使ってMNP手続きページを開くこともできます。
ログインIDとパスワードを入力してログインしますが、ログインIDはSIM電話番号になっていて、パスワードと一緒にSIMカードの台紙に記載されています。
MNPで転入する場合は、同じ電話番号を使うわけですから、以前から使っているスマートホンの電話番号がログインIDになります。
2)MNP手続きページにログインできたら、「自分の電話番号(090-****-****)でログイン中です」と表示され、お申込状態は「MNP転入予約待ち」と表示されます。
そのまま[開通予約する]ボタンをクリックします。
3)開通の日と時間を選択する表が表示されます。
11月21日の16:00頃にこのページを開いたので、それ以前の時間帯は「選択できません」と表示されています。
ちょっと余裕をみて17:00〜19:00をクリックしてみました。
4)クリックした部分が「この日にする」に変わりました。
[確定する]ボタンをクリックします。
5)「MNPによる開通の予約を承りました」のメッセージとともに選択した日にちと時間が表示されます。
開通の予約は完了したので、そのままページを閉じてもかまわないと思いますが、[ご利用者向けページへ]をクリックしてみます。
6)お申込状態が「MNP転入予約中」に変わって、開通予約日と開通予約時間帯が表示されていました。
問題なく手続きできているようですので、ページを閉じます。
スマホのSIMカード挿入と接続設定
スマホにSIMカードを挿入して、SIMカードが使えるようにする設定手順です。
この手順も「NUROモバイル 設定マニュアル」に書いてあります。
1)SIMカードを台紙から取り外して、スマホに挿入
スマホにSIMカードを挿入する方法は、スマホの箱の中に入っている説明書に書いてあります。
SIMカードを取り外した台紙にはSIM電話番号やパスワードが書いてあるので、捨てずに取っておきましょう。
2)スマホの電源をオンにして、[設定]→[ネットワークとインターネット]を開いて、Wi-Fiのスイッチをオフにします。
3)[設定]→[ネットワークとインターネット]→[モバイルネットワーク]→[詳細設定]→[アクセスポイント名]を開きます。
4)APNの一覧からSo-net LTEをタップして、選択した状態になったら[設定]を閉じます。
APNの一覧にSo-net LTEがない場合もあるようですが、そのときのやり方は「NUROモバイル 設定マニュアル」に書いてあります。
5)上で設定した開通予約の時間になったら、スマホの電源をいったん切って、再起動します。
Wi-Fiをオフにした状態でインターネットに接続できれば、接続設定は完了です。
私の場合、開通予約の時間を17:00〜19:00で選んでいましたが、17時過ぎに再起動したらインターネットに接続できました。
携帯電話会社やそのときの状況によるかもしれませんが、予約時間に2時間の幅があっても、予約時間の始まりの時間になれば接続できるのかもしれません。
私が選んだNURO Mobileの料金プランとスマホ本体
NURO Mobileの料金プランは、回線の種類でデータ専用・データ+SMS・音声通話付きの3種類があって、それぞれデータ容量の違いで4種類のプランが用意されています。
(以下、NURO Mobileのページも含めて、料金はすべて税込の料金です)
NURO Mobileの[料金]ページに表があります。
音声通話も使いたいので、音声通話付きの回線の中から選びましたが、これまで使っていたSo-net モバイル LTEでデーター容量3GBで十分だったので、同じ3GBにしました。
容量3GBのプランだと、月額792円となります。(安い!)
データ容量 | 料金 |
---|---|
3GB | 792円 |
5GB | 990円 |
8GB | 1,485円 |
20GB | 2,699円 |
スマホ本体は、moto g10を選びました。
5G対応、防水、おサイフケータイ、顔・指紋認証、デザリング、デュアルSIMといった機能は、すべてなくてもいいと思っているので、その点は問題なしです。
moto g10以外にも同じくらい低価格のスマホがありますが、それぞれのメインメモリーを調べてみると、低価格の機種はたいてい2GBですが、moto g10は4GBだったので、これが最大の決定要因になりました。
パソコンもそうですが、メインメモリー容量が多い方が動作が軽快です。
価格も24回の分割払いにすると月900円ですから、データー容量3GBプランの月額792円と合わせて、月額1,692円。
これまでのSo-net モバイル LTEで月額1,859円だったので、新しいスマホも手に入って月額も安くなっています。
24回の分割払いが終われば月額792円になるので、十分な低価格です。
moto g10で1点問題になるかもしれないのは、本体の大きさです。
幅75.73mm、高さ165.22mmとかなり大きめなので、小さいサイズのスマホが好みの人は避けた方がいいです。
スマホ本体の代金は月額料金とは別の支払いになっていて、スマホ本体が届いたときに着払いの形で支払うことになっています。
現金またはクレジットカードで一括払いにしてもいいですし、分割払いにしたい場合は、配達の人にクレジットカードの分割払いでと言えば、そのようにしてくれます。
(このとき、クレジットカードの暗証番号が必要になります)
私はクレジットカードの24回分割払いにしてもらいました。
格安スマホは各社それぞれ魅力的なプランを用意していますが、NURO Mobile の料金プランは魅力的ですし、ソニーネットワークコミニュケーションズの信頼性も高く、総合的に考えて間違いない選択だったと思います。
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