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2018年07月04日
W杯の日本敗退について思うこと
激闘のベルギー戦から一日経って
まだまだ「日本、惜しかったな〜」という
気持ちが心を染めています。
試合後に
西野監督が「何かが足らなかった」と
おっしゃっていましたが
それはそうなのかもしれませんが
私はその話にとても違和感を覚えました。
この違和感はなんだろう?
と思うとよく考えてみると
「足らない」ということではないのかな
むしろ逆なのではないかなと思ったのです。
前回の戦いで守りに徹してボールを回し
国内外から批判を浴び
この試合は2-0で勝っていても
「守ることは許されない」
そんな空気が満ちていたのではないかな?
と思ったのです。
監督の表情や言動から内面を推測するに
監督は前回のことで批判にさらされた選手を心苦しく思い
「3点目」をと思ったように感じます。
自分の保身ではなく選手を守ろうとしたそんな気持ちを見ました。
男気があり優しい指揮官だなと感じました。
結果的にその歯車がほんの少し
狂い結果は負けてしまいました。
確かに技術面など「何かが足らなかった」のかもしれません
でも現場には「溢れる何かがあった」そんな感じもしたのです。
私たちは結果だけを捕らえて
表層でいろいろ意見をいいがちです。
前回「守ってひどいよ」と言った人が
今回「なんで攻めて失点するんだ」と
無責任なことを言い過ぎてはいけないかなと。
私は前回の戦術を含めてなんか深すぎて
どたらが良かったかなど言えません。
でも
一生懸命がんばった人にお疲れさまと
言えないような人にはなってはいけない
そう思います。
私はたくさんの感動をこのワールドカップで見ました。
とても惜しかった試合ですが
サッカーのおもしろさを体感したなと思います。
日本代表は胸を張って帰国してほしいです。
本当に素晴らしい試合でした。
ありがとうございました。
よくよく自分の心を染めた色を見てみると
深い深い藍色
それは、次に繋がる「勝色」なのかなとも思いました。
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2018年07月03日
一度、保有した「勝利」の感覚を手放すのは痛い
とても残念でしたね。
サッカーワールドカッブの日本VSベルギー戦。
後半の2点で
「これは勝てるんじゃないか」と
夢を見させてもらいました。
しかし
「勝てるかも」が「勝てそう」となり
瞬時に逆転されて
手放してしまった勝利の感覚
このダメージは大きいですね。
見ているほうでこんな感じなので
選手たちのダメージは計り知れません。
なんで
私たちは一度期待してしまったこの勝利を
失うとダーメージが大きくなるのか?
なんか複数の心理が見えますが
もっとも大きいのは
「保有効果」なんじゃないかと思います。
私たちは一度ものを保有すると
「自分の持っているものは価値がある」と思い、
価値を高めてしまう傾向があります。
これを「保有効果」といいます。
アメリカの大学でこんな実験がありました。
学生をふたつのグループにわけ、
片方のグループに大学のロゴ入りカップをプレゼントしました。
そこでカップを手に入れた人は何ドルなら
そのカップを手放してもいいか?
持っていないグループの人はいくらなら
カップを手に入れたいと考えるか?
という質問をしました。
するとカップ所持者は
平均5.25ドル以下では売ろうとせず、
持たない人たちは平均2.75ドル以上では買おうとしなかったのです。
自分の持っているものは価値が高いと見積もってしまうのです。
私たちもまた
かなり強いベルギーという相手から
「勝利の可能性」というものをもらいましたが
保有している時間が
それなりにあったことと時間が経過してエンドが見えてきたこともあり
ために価値を高めてしまいました。
一時「勝利の感覚」を保有してしまった
と考えるとこの保有効果のような
心理的な影響があると考えられます。
しかし
日本代表はとてもがんばりました。
サッカーのおもしろさがより
伝わりました。
感動をありがとうと言いたいです。
さてワールドカップも
ベスト8がそろいはじめて
白熱した戦いが増してきます。
ポーポーは
日本を負かしたベルギーを筆頭に
クロアチア、ポルトガル(すでに敗退してしまいました)
それにロシアが面白いと予想しています。
これから
どうなるのか楽しみです。
2018年07月01日
ものの「本質」が見えない人
ものには「本質」と「演出」があり
いろいろなものを作っています。
商品ならば
商品の便利さやものの良さが本質にあたり
CMや使い方の提案が演出になるでしょう。
人にも本質と演出はあり
人の行動の原理や思考パターンは本質のひとつであり
自分をよく見せようとして盛ったり背伸びしたりする
発言や見た目を着飾る服は演出です。
企業や人が演出に力を入れるのは
最近の人の認知傾向が演出に偏ってきており
演出が特に良く利くからです。
こうしたことを続けていると
演出でものを判断するようになり
ものの本当の良さが見えなくなっていきます。
ものの本質を見抜くことが
「正義」ではありません。
私は単なる価値観のひとつでしとかないと思っています。
本質にこだわる人もいれば
演出で満足する人もいて
どちらが良いとか悪いとかではありません。
ただし
自分が不運だったり、何か損していると感じるなら
それは演出に流されていて
本質を見抜けなっていることが原因と
私はまず疑います。
科学的に論じても
何かに流されるというのは他者の利益に
関与するということで
自分の利益から遠ざかるからです。
演出は誰かが何かの意図を持って
流しているからです。
精神的な話をしても
人のそうした欲にふれてものを判断しているということは
判断がゆがむ可能性が高いということは
なんとなくわかっていただけると思います。
優秀で運の強い人は本当に初見で本質を見抜きます。
「この本質は何なんだろう?」
「あの人の行動の本質は何なんだろう?」
そんなことを考えて行動するのも
自分の運気や流れを変えるひとつだったりします。
優秀だった人が本質を見失い
ものが見えなくなってくる。
そんなことはよくあることです。
本質を見極められるように注意しながら
演出も楽しんでしまう。
そんな生き方が私は良いのではと
いつも思います。
ポーポー・ポロダクションでは
企業や個人の方を対象にコンサルティングをしています
▼詳しくは
http://www.paw-p.com/contact/contact.html
2018年06月30日
ホテルを検索するのに便利
夏休みが目前に迫ってきたということで
まだ計画を立ててない方は
急いでどこへ行こうか
どんなところに泊まろうかと探し始めるかもしれません。
今までは楽天トラベルとか使っていたのですが
最近はCMでもやっていますが
「トリバゴ」と「トリップバイザー」
でしょうか。
ふたつとも結構簡単に検索できて
調べられるので
ありがたいです。
ポーポーはたまに出張があるので
そんなときに簡単に空き状況を
検索しています。
口コミをチェックしたいなら
「トリップアドバイザー」がお勧めです。
▼トリップアドバイザー
TripAdvisor (トリップアドバイザー)
場所を入れて
チェックイン日を入れると
最安値のホテルが出てきます。
ホテルによっては数件と少ないところもありますが
1000以上の口コミがあるところもあります。
実際の利用の際にも使えますが
妄想家の私は
いつか使えるときのために
シミュレーションすることもあります。
けっこう面白いです。
マンガがたくさんおいてある温泉とか見つけて
いやーいつか行ってみたいと
イメトレをしておくのです。
この口コミは宿泊施設だけじゃなく
レストランもいっぱい掲載されているみたいで
ぜんぜん「たべ○グ」より使えるじゃん!
と感じるところもあります。
事前にこうしたサイトを予約しておくこと
見ておくことは大事ですよね。
私はまあまあ前になりますが
行き当たりばったりで
行った温泉地で、宿泊施設がなくて
観光協会さんに上限1万円で
とお願いしてなんとか取ってもらった部屋に行きましたら
なんか
鎖でぐるぐるにされたような「開かずの間」が
部屋の中にあるというところに泊まったことがあります(本当に実話)
なんか
「入るな」
というメッセージよりも
「出てくるな」という
感じがして
めちゃめちゃめちゃくちゃ
怖かったです。
特に霊的な何かの体験はしませんでしたが…
いや
あーゆう体験はよくありません
「ホラーアトラクションかよ」
と思いましたから
みなさんも
事前に準備しておきましょう
私も今の仕事が終わったら
温泉の口コミを
頼りにぶらりひとり旅をしてみたいところです。
ええ
今回は事前に予約します
電車でわりと簡単に行ける熱海あたりを狙っております。
世界最大の旅行口コミサイト【トリップアドバイザー】
ワールドカップはどのチームが優勝するのか?
「全的中のタコ すでに出荷」
こんな切ないヤフーのニュースタイトルがあっていいのか
と思いました。
サッカーのワールドカップロシア大会の日本戦
北海道小平(おびら)町のミズダコ「ラビオ君」が
予選リーグ3試合の結果予想をすべて的中させたらしいです。
でも
出荷されてしまったそうです。
いやー切ない
せめてはずれるまでとか
当たったら水族館とか
なんかこの先の見えない道に
苦しくなった今日この頃です。
ワールドカップ予想では白猫のアキレス君が
有名でした
がすでに5試合目ではずれてしまったそうです。
ブックメーカーの予想ではオッズ順に(6/30現在)
1位 ブラジル 4.5〜5倍
2位 スペイン 5〜5.3倍
3位 ベルギー 7〜8倍
4位 イングランド 8〜8.5倍
5位 フランス 9〜10倍
となっているようです
おもしろいところでは
どこかの国のAIが予想していて
1位 スペイン
2位 ドイツ(すでに敗退)
3位 ブラジル
4位 フランス
5位 ベルギー
だそうです。
日本は高確率で予選敗退と予想していたらしいので
AIとてこの勝敗をあてられないと思います。
つまりサッカーは個々の力だけでなく
連携とか展開で何かが変わったりと
不確定要素がかなり大きく影響を与えているのですよね。
陸上競技のような個人競技ではなく
それがサッカーのおもしろさのひとつでしょう。
再度、戦っても同じ結果には
ならないということですよね。
私は世界のサッカーを語るほど全くサッカーに精通して
おらず、ワールドカップのときにだけみる
ミーハーな人間ですが
せっかくなのでどのチームが
上位に行くか考えてみます。
ポルトガルはけっこうおもしろいと思います。
グループ2位でしたが決勝で勝ち進む
可能性もあるなと思います。
ウルグアイの守りをCロナウドがどう崩すか。
フランス、アルゼンチンも強豪で
侮れず見逃せない試合ですね。
フランスのほうが出来は良さそうですが
ただ両チームいつもの勢いを感じません。
ブラジルは優勝候補でしょうけど
私はひねくれものなので
ここが勝つなんてちょっと言いたくない。
ベルギーの攻撃力は
日本にとってそうとうやっかいだと思います。
地の利があるロシア、
アルゼンチンを3-0で破ったクロアチアも
注目ですね。
欧州予選を無敗で勝ち上がってきた
イングランドはなかなかの前評判だったと思いますが
優勝争いまでには届かないかなと。
試合をいろいろと妄想して楽しんでいます。
私は
「ベルギー」「クロアチア」「ポルトガル」に注目し
上位まで「ロシア」が
がんばってくれると面白いな〜と思っています。
ん?
ベルギーは日本で次ぎに戦う相手です。
ベルギーが決勝に行くということは
日本が負けてしまうということなので
私は日本を応援します。
いやー決勝リーグで
日本が1勝したら楽しいと思うんですよね。
ちなみに日本は
ブックメーカーのオッズで
101〜201倍
もう少し人気があってもいいのに…
2018年06月29日
人の認知が干渉するストループ効果
今日は色の心理効果についておもしろいものをひとつ
紹介したいと思います。
ではさっそくみなさんも体験してみてください。
下の漢字を読んでみてください。
特に問題なくさらりと言えたと思います。
では続いて
下記の色を言ってみてください。
これまた問題なく言えたでしょう。
このように人は漢字の認知、色の認知は
瞬間的にできるのです。
では続いて
下の文字の「色」を答えてください。
漢字を読むのではなく
漢字に塗られた色を言ってみてください。
どうでしょう。
最初のふたつに比べて
時間がかかったでしょう。
このように同時にふたつの情報が入ると
脳内で干渉してしまい
認知が遅れてしまうのです。
これをストループ効果といいます。
上記の場合は
漢字を読むスピードが色を把握することよりも
早いために起こるものだと言われています。
こうした複数の情報を振り分けることは
脳の訓練にも役立つようで
脳内テスト的なものにもよく使われます。
デザインの世界
特にサインをデザインする場合には
複数の情報がバッティングしないように注意することが
大事になってきます。
たとえば
交通標識が
こんな感じになっていると
認知が遅れて大変なことになりかねません。
ちなみに
私は色が変わりつつ豚肉を
今日は食べられるか
いつまで食べられるか
お腹をこわすか
色々な情報が干渉して
混乱することがよくあります
2018年06月28日
日本代表の「ハネムーン効果」
西野ジャパンが好調なのは
西野監督の指導や戦術が
ハマっていることもあるのでしょうが
ハネムーン効果の可能性が高いな
と見ています。
みなさんも
新学期の新しいクラス、
新社会人として会社に勤めることになったり、
企業の組織変更による新しい部署など環境が変わると
一時的に気分が高まりませんか?
人にはこうした心理効果があり
この効果をハネムーン効果といいます。
大好きな人と夫婦になれて気分がもっとも
高まっているハネムーンの時のような状態をいうのです。
新しい環境では
気分一新気持ち良いということだけでなく
自分の利益とも結びついていると考えられます。
マンネリな環境ですでに評価されているものを
変えていくには大きな努力が必要ですが、
新しい場所で自分の評価がゼロのところから
良い評価を得ようとするほうが効率が
良くやる気を得やすいですよね。
このハネムーン効果が利くのは意外と短く
約6週間。
西野監督が最初に指揮を取ったのが5月30日の
ガーナとの親善試合。
効果が切れる前に結果が出て
選手のモチベーションも上がったと思います。
評論家は就任の準備期間は短いと言いましたが
心理学的には正解だったのです。
ハネムーン効果はいろいろなシーンで使えます。
マンネリ気味で
良い結果が出ないときは
経営的にも指導者を異動したり
自ら指導者を変えたり
いろいろとやってみるといいと思います。
2018年06月27日
W杯に見る心理効果
そろそろ決勝リーグが見えて来て
グループリーグも終盤です。
特別、応援している国がなくても
今回はこの国を応援しようという
気持ちがでてくるころではないでしょうか?
見ている側にも面白い心理がみえはじめます。
ひとつは今回、強いチームを応援したくなる心理です。
この心理をバンドワゴン効果といいます。
「バンドワゴン」とはパレードの先頭を走る楽隊車のこと。
先頭のバンドワゴンに乗ることで大勢の意見に
乗ることを意味しています。
もう一方で
グループリーグで負けてしまいそうなチームを応援したい
気持ちもでてきます。
こうした心理をアンダードック効果と呼んでいます。
弱い相手に同情を寄せる判官贔屓という言葉があるように、
日本人が昔から持っている感覚です。
自分の利益に関わるものはバンドワゴン効果が出やすく、
自分の利益と関係ないところでは
アンダードック効果が働きやすい。
人はちょっとわかりやすい構造をしています。
2018年06月25日
ゴールキーパーのストレス(サッカー選手の心理)
W杯が盛り上がっています。
日本もセネガル戦で引き分けに追いつき
ぐっと決勝トーナメントに近づきました。
楽しみです。
セネガルの試合でセネガル1点目
ゴールキーパーの川島選手の
シュート処理をめぐり
批判があるという話も聞きますが
確かに結果的にパンチングか
取るかという問題はありましたが
私は責められないと思います。
ゴールキーパーの精神的なストレスは
私たちの想像を絶するものがあります。
海外の研究者がサッカー選手の
ストレスについて研究したものがあります。
その中で
顕著だったのは
ゴールキーパーのストレスでした。
特にナイターの試合では
知覚に影響を与えるので
強いストレスになっていたそうです。
また
試合開始から数分間はキーパーには強烈なストレスが
伴うそうです。
他の選手が
「よし、やってやるぞ」と
強いモチベーションを持つ中で
キーパーの心理的な負担は大きいようです。
セネガル戦は20時開始でした。
1点目が入ったのが11分後です。
条件は相手と同じといえ
キーパーにはそうした背景があることを
理解してみると
また試合がすこし違って見えるかもしれません。
ちなみに
フォワードの選手のストレスは
試合に出られないこと。
人は抑圧と解放があると
効果的に能力を出せるので
後半にフォワードの選手交代は
とても活きてくるのだと思います。
私も
休みがないことよりも
仕事がないことのほうが
ストレスなので
もしかして
ちょっとフォワードの選手に近いかも
仕事の内容は
ぜんぜん攻めていないけど…
2018年06月24日
人間関係の感情傾向
最近、人に関して気になる「ある傾向」を感じます。
少数の人のサンプルで全体傾向を語ることは
愚かなことだと思いますので、
私の印象的な話です。
人に関与したくない、関与されたくないという人が
増えていると感じます。
これは人と会うことを仕事にしている人から聞く話や
私も企業とかで会う人の傾向や
会社や学校の責任者が語る話から
そうしたことに近い話を聞く機会が増えてきたからです。
うちの母のように
知らない人にどこでも話しかけるそんなタイプの
ひとが減ってきたと感じます。
(それはそれは迷惑)
人に関与したくない、関与されたくないと
思う一方で深層心理の奥には
1. 認められたいという気持ちが溢れている
2. 弱い人を支配したい
思い通りにならないと気に入らないとすぐ思う
そんな感情が見えます。
前者はインスタなどに
後者はあおり運転などに
あらわれてきていると思うのです。
感情をコントロールできない人は「悪」みたいな風潮が
あります。特に日本人はその傾向が強くあります。
しかし、私は感情的なものもその人の個性であり
あまり過敏に反応することないと思います。
問題なのは感情的な行動で
他人に迷惑をかけないようにするということでしょう。
イライラして雰囲気を悪くしたり
よく見せようと話を盛ったり。
これは自分にも心当たりがあるので
注意しなくてはと思っています。
人間は完璧ではない
完璧にあろうとすることもない
ただ人に迷惑をかけないように
感情を出来事に乗せて
生きていきたい
だって
人間だもの
(ややパクリ)