2018年06月29日
人の認知が干渉するストループ効果
今日は色の心理効果についておもしろいものをひとつ
紹介したいと思います。
ではさっそくみなさんも体験してみてください。
下の漢字を読んでみてください。
特に問題なくさらりと言えたと思います。
では続いて
下記の色を言ってみてください。
これまた問題なく言えたでしょう。
このように人は漢字の認知、色の認知は
瞬間的にできるのです。
では続いて
下の文字の「色」を答えてください。
漢字を読むのではなく
漢字に塗られた色を言ってみてください。
どうでしょう。
最初のふたつに比べて
時間がかかったでしょう。
このように同時にふたつの情報が入ると
脳内で干渉してしまい
認知が遅れてしまうのです。
これをストループ効果といいます。
上記の場合は
漢字を読むスピードが色を把握することよりも
早いために起こるものだと言われています。
こうした複数の情報を振り分けることは
脳の訓練にも役立つようで
脳内テスト的なものにもよく使われます。
デザインの世界
特にサインをデザインする場合には
複数の情報がバッティングしないように注意することが
大事になってきます。
たとえば
交通標識が
こんな感じになっていると
認知が遅れて大変なことになりかねません。
ちなみに
私は色が変わりつつ豚肉を
今日は食べられるか
いつまで食べられるか
お腹をこわすか
色々な情報が干渉して
混乱することがよくあります
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