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2024年03月30日
春は夕まずめがチャンス!その理由とは......
釣りではマズメの時間がチャンスタイムになります。
海釣りをしていると朝まずめに注目してしまいがちですが、春は“夕まずめ”の方がチャンスなんです!
なぜ、春は夕まずめの方がチャンスなのでしょうか?
その理由と、特に夕まずめがチャンスになる日を解説します。
春は“夕まずめ”が熱い!
出典・photoAC
釣りでは“マズメ”と呼ばれる時間があります。
海釣りでは朝まずめに魚の活性が高くなることが多く、実際に魚をキャッチできることも多いと思います。
しかし、春は朝まずめよりも“夕まずめ”の方が釣れることも多いんです!
今回はそんな春のマズメのお話です。
なぜ、夕まずめなのか?
出典・photoAC
釣りなら、朝まずめの方が良いイメージがあったりしますよね。
でも、春は夕まずめの方がチャンス。
春のマズメはなぜ、朝ではなく夕が良いのか?
ズバリ「水温」です。
夜間に下がって水温が上がりきっていない朝よりも、日中に温められて水温が上がっている夕まずめの方が狙い目になるということです!
春は三寒四温が続き、薄着でも釣りができる暖かい日もあれば、上着を羽織らないと寒い日もありますよね。
暖かい日が続いて水温が安定して上昇しはじめると朝まずめが良かったりします。
しかし、温かくなったり寒くなったりを繰り返し、朝夕で水温が1〜2℃差があるような状況では夕まずめの方がよく釣れるはずです。
こんな日は夕まずめが激アツ!
春は夕まずめが良い理由がわかったところで、次は“とくに夕まずめがチャンスになる日”を紹介します。
気温が低い日
出典・photoAC
寒い日が続いている場合や前日から大きく気温が下がった日、前日や夜間に雨が降った日は午後からがチャンスです。
春はまだ水温が安定しないため、1℃の水温低下でも魚の活性が低くなることがあります。
気温は日の出から上がりはじめますが、水温が上がりはじめるのは午後から。
なので、夕まずめが大チャンスになります。
気温差が大きい日
出典・photoAC
日中と夜間の気温差が大きい日も狙い目です。
例えば、低気温が1桁台で最高気温が20℃を超えるなど。
春は1日の中で15℃以上気温差がある日も多いので、夜間の冷え込みで魚の活性が落ちてしまったり、魚が沖(深場)へ出て行ったりしてしまうことも。
人間も朝の寒いときより、日中のぽかぽか陽気の時に散歩に出かける方が気持ちいいですよね。
魚にも同じ事が言えるかもしれません。
午後から大きく潮が動く日
出典・photoAC
これは、気温・水温とは別の話になってきますが、とても重要なポイントです!
午前中よりも午後から潮が大きく動く日は、午後からの方がよく釣れたりします。
水温が上がってくる春の午後、それも夕まずめに潮が動くタイミングだと大チャンスになります。
魚の活性は潮の動きによっても大きく左右されるので、釣りに行く時は潮見表(タイドグラフ)を確認しましょう!
春は夕まずめを狙え!
海釣りだと朝まずめの方に目が行きがちですよね。
しかし、そうじゃない日もあるって事を知っておけば、もっと魚を釣ることができると思います。
もちろん、自然が相手なので必ずしも春の夕まずめが釣れるというわけではありません。
でも、狙いを持って釣りをして、実際に釣れたときは満足感がありますよね。
さらには、朝はゆっくり寝ていられるので、早起きが苦手な方にもチャンスがあります。
ぜひ春の夕まずめを狙ってみてください。
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釣りで「メンタルコントロール」は超重要!
スポーツでは“メンタル(精神状態)”がプレーにが大きく影響しますよね。
実は釣りにおいてもメンタルは超重要!
今回は「釣りにおけるメンタルコントロール」について。
釣りでもメンタルによる影響が!?
出典・photoAC
スポーツにおいて、選手のプレーや演技にメンタル(精神状態)が大きく影響します。
スポーツだけでなく、ビジネスや日常生活、そして趣味でもメンタルが自分たちの行動に大きく影響しますよね。
釣りにおいても「メンタルコントロール」はとても重要!
全然釣れない・・・
出典・photoAC
待ちに待った週末の釣りだけど、全然釣れない・・・。
周りの人は釣れてるのに、自分だけ釣れない・・・。
焦り・不安・自信喪失が積み重なると、満足いく釣果がでなくなります。
そしていつの間にか、楽しかったはず釣りに義務感・業務感が......。
これは、慢性的な釣れない病と言えるかもしれません。
他にも、ここぞのポイント・大事な場面に限って、ライントラブルやキャストミスが・・・。
予想外の天候変化で釣りにならない・・・。
せっかくの釣りなのに、入りたいポイントのフィールドコンディションが良くない・・・。
自分のマインドが負の方向に向かってしまうことで、リズムが崩れ急性的な釣れない病に。
釣りはメンタルで左右される
「釣りは結果じゃない!」かもしれませんが、やっぱり魚釣りなんでどうせだったり釣りたいですよね。
釣果の一部はメンタルによって左右される。
必ず釣るとまでは言わなくても、釣りにおけるメンタルコントロールを身につけることで、出せる釣果がありそう。
釣りにおけるメンタルコントロール
出典・photoAC
メンタルコントロールとは、“常に平常心を保つ”こと。
メンタル力とは、筋肉と同じように鍛えるもの。
メンタルを筋肉と同じように鍛えることで、魚釣りは上達します。
成功体験や目的達成までの強いイメージ持つことで、メタルを鍛えられます。
釣れないときは、「釣れないことを自覚する」ことが大切。
自分の弱い部分を自覚して、意識的にブレにくいメンタルを作っていきましょう。
釣行前のメンタルコントロール
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釣りにおけるメンタルコントロールは、釣具の準備と同じように釣行前から始まります。
釣行前にメンタルにダメージを与えてくるものと言えば
・天気
・フィールドコンディション
・情報関係(釣果情報・SNSなど)
でしょうか。
これらは、精神状態を上げることもあれば、負の方向に下げることもあります。
自分ではどうしようもできないことでもあるので、意識しすぎない方が良いかもしれません。
+−0をベースに
自然が相手の遊びである以上、自然やフィールドのコンディションは、釣り人にとってはどうしようもない問題です。
楽しみだった釣りの予定が台風で中止になった、遠征で行く予定のフィールドで好釣果の情報がたくさん出てる。
こういったものなどは、釣行前の釣り人のメンタルに“良くも悪くも”影響を及ぼします。
「過度に期待しない。過度に悲観しない。」
どうしようもないことについては、できるだけプラスマイナスゼロをベースにメンタルを維持するに限ります。
情報収集は話半分に
出典・photoAC
今の時代、調べればいくらでも釣果情報が出てきます。
どうしても、SNSなどで調べたり、釣り仲間から得た釣果情報を無意識的に記憶してしまいますよね。
しかしその記憶は、得た釣果情報と同じくらいの釣果をあげれないと満足できないといった、“負の目標”を設定することになりやすいです。
他人からの情報は、基本的に話半分で聞いた方が健全なメンタルを保つことができます。
情報が溢れている現代社会で、情報を俯瞰し取捨選択し、自分だけのオリジナル目標を設定しましょう。
精神状態は流動的であることを意識
出典・illustAC
ナブラがたつ、キャストをミスる、同行者と意見が合わない、大物がヒットする、etc...。
一回の釣行の中でも、自分の精神状態を上下に乱してくる出来事があるものです。
基本的には0をベースに平常心を保ち、ここぞの勝負の場面でスイッチを入れ、集中力を研ぎ澄ましましょう。
時間・精神状態は流動的であることを意識し、その日の流れを読み勝負の場面でスイッチを入れ、100%の力を発揮しましょう。
釣り人のメンタルを乱す要因
釣り人のメンタルを乱す要因は、たくさんありますよね。
●先行者がいる
過去に爆釣したポイント、自分がよく入るポイント、航空写真などでここだ!と思ったポイント。
入りたいポイントに先行者の方がいる。
釣り人ならば誰しも経験することだと思います。
こういった場合も、精神状態が負に向かわないように心がけ、先行者の方に端的に情報を聞くなど、むしろプラスにしちゃいましょう。
●キャストミスが増える
キャストミスが増えると、ルアーのロストにも繋がり、場所荒れにも繋がってしまいます。
1つ1つの動作が雑になったりと、良いこともありません。
ミスが増えると言うことは、体力や集中力が落ちている証です。
思い切って休憩することも大事です。
●目の前でいきなりボイルが!?
目の前で突然ナブラが起きたり、いきなりフィーディングタイムに入ったり、あからさまなチャンスは釣り人のメンタルを大きく乱します。
「こんなの絶対釣れるじゃん」
といった具合に過度に期待すると、キャストミスやフッキングミスを誘発します。
チャンスの時ほど冷静でいられると良いですね。
●他の人は釣れてる
これは誰しもが経験があると思います。
隣の人・他の釣り人は釣れているのに、自分だけ釣れない状況。
ルアーの違いか?アクション?レンジ?、深く考えすぎるほどドツボにはまってしまいますよね。
こんな時はチャンスでもピンチでもなく、魚が単純に口を使う状況だと平常心で解釈し、原因を素早く見つけ対処ですね。
楽しい釣りをしよう!
釣りにおけるメンタルコントロール。
一番良いのは、自分がやりたい釣り、自分の釣りたい魚を狙うことですよね。
例えば、ショアジギングが好き、ショアから青物を釣りたい、尺アジを釣りたいなどなど。
価値観は人それぞれ。
帰り道に「今日も楽しい釣りだったなぁ」と思える魚釣りができれば、一番良いですね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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2024年03月29日
ラインブレイクの原因と対策!Part.2「その他の要因」
掛けた魚を逃がしてしまうバラシ。
単純に魚をバラしただけでもメンタルにきますが、バラシの原因の中でも特に“ガクッと”きてしまうのは「ラインブレイク」ではないでしょうか。
今回はラインブレイクの原因と対策をPart.1・2に分けて紹介します。
掛けた魚を確実にキャッチするためにも、原因と対策をチェックしましょう。
“ブチッ!”........(泣)
出典・イラストAC
突如魚の重みがなくなり、それと同時に強烈な喪失感に襲われる「ラインブレイク」。
ラインブレイクの“ブチッ”“プツンッ”といった感覚。
とてもやるせなくなりますよね......。
しかし、ラインブレイクの原因はアングラー自身である程度防ぐことができます。
今回は、ラインブレイクの原因と対策を紹介します。
原因と対策
それでは、ラインブレイクの原因と対策を見ていきましょう。
今回はPart.2と言うことで、ライン以外の要因がラインブレイクの原因になるものを紹介します。
ロッドの性能を利用できていない
出典・photoAC
ロッドの性能を上手く利用できていないこと。
これもラインブレイクにつながる原因になります。
ロッドはしなることで、その弾性がクッションとなりラインの強度を補います。
魚とのファイト中は、ロッドとラインの角度が90度になるよう心掛け、一直線になることだけは避けるようにしましょう。
ドラグを利用できていない
ラインに過剰な負荷が掛かっても切れないようにするために、リールには“ドラグ機能”が付いています。
特に細いラインを使うことが多いスピニングリールでは、ドラグ調整がとても大切。
一昔前と違い、今は低価格帯のリールでもドラグの性能が高くなっていて、細かいドラグ調整が可能です。
緩すぎても良くないので、最初はフッキングが決まるくらいの強さで、ファイト中はラインブレイクしないように調整しましょう。
ルアー・フックが飲まれている
出典・photoAC
魚種にもよりますが肉食の魚は歯が鋭いです。
フックをのまれてしまうと歯とラインが擦れてしまい、切れるリスクが高くなります。
のまれる確率を下げるために、適切なタイミングでフッキングを行ったり、使うフックやワームなどを少し大きくするなどの工夫をしましょう。
また、瞬間的なアワセよりもスイープなフッキングの方が、唇(口の外周)にフックが掛かりやすいとも言われています。
ラインテンションを掛けないでフッキングをしている
出典・photoAC
フッキングの瞬間にラインブレイク・合わせ切れしてしまうことも珍しくありません。
ラインがたるんでいる状態から瞬間的なフッキングをすると、ラインが衝撃を吸収しきれず切れてしまうことがあります。
なので、ラインにテンションを掛けた状態でフッキングすることを心がけましょう。
ランディングネットを使っていない
出典・photoAC
ランディング時もラインブレイクが起きやすいタイミング。
無理な抜き上げはラインに強い負荷が掛かり、切れる原因になってしまいます。
抜き上げるのが難しい場合には、無理をせずランディングネットを使いましょう。
無い場合には、確実に抜き上げができる太さのラインを使っておきましょう。
やるせないトラブル・・・
「ラインブレイク」
それは、とてもやるせない気持ちになるトラブル。
ラインブレイクの原因の一端はアングラー側にもあるので、適切な対応をすることである程度防ぐことができます。
何より、ラインブレイクとなると魚にルアーやハリが付いたままになるので、あまり良い気持ちにはなれませんよね。
今回紹介した基本をおさえることで、ラインブレイクの可能性を低くすることができます。
一番メンタルにくるラインブレイクを減らして、気持ち良く釣りを楽しみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。