2024年03月29日
ラインブレイクの原因と対策!Part.2「その他の要因」
掛けた魚を逃がしてしまうバラシ。
単純に魚をバラしただけでもメンタルにきますが、バラシの原因の中でも特に“ガクッと”きてしまうのは「ラインブレイク」ではないでしょうか。
今回はラインブレイクの原因と対策をPart.1・2に分けて紹介します。
掛けた魚を確実にキャッチするためにも、原因と対策をチェックしましょう。
“ブチッ!”........(泣)
出典・イラストAC
突如魚の重みがなくなり、それと同時に強烈な喪失感に襲われる「ラインブレイク」。
ラインブレイクの“ブチッ”“プツンッ”といった感覚。
とてもやるせなくなりますよね......。
しかし、ラインブレイクの原因はアングラー自身である程度防ぐことができます。
今回は、ラインブレイクの原因と対策を紹介します。
原因と対策
それでは、ラインブレイクの原因と対策を見ていきましょう。
今回はPart.2と言うことで、ライン以外の要因がラインブレイクの原因になるものを紹介します。
ロッドの性能を利用できていない
出典・photoAC
ロッドの性能を上手く利用できていないこと。
これもラインブレイクにつながる原因になります。
ロッドはしなることで、その弾性がクッションとなりラインの強度を補います。
魚とのファイト中は、ロッドとラインの角度が90度になるよう心掛け、一直線になることだけは避けるようにしましょう。
ドラグを利用できていない
ラインに過剰な負荷が掛かっても切れないようにするために、リールには“ドラグ機能”が付いています。
特に細いラインを使うことが多いスピニングリールでは、ドラグ調整がとても大切。
一昔前と違い、今は低価格帯のリールでもドラグの性能が高くなっていて、細かいドラグ調整が可能です。
緩すぎても良くないので、最初はフッキングが決まるくらいの強さで、ファイト中はラインブレイクしないように調整しましょう。
ルアー・フックが飲まれている
出典・photoAC
魚種にもよりますが肉食の魚は歯が鋭いです。
フックをのまれてしまうと歯とラインが擦れてしまい、切れるリスクが高くなります。
のまれる確率を下げるために、適切なタイミングでフッキングを行ったり、使うフックやワームなどを少し大きくするなどの工夫をしましょう。
また、瞬間的なアワセよりもスイープなフッキングの方が、唇(口の外周)にフックが掛かりやすいとも言われています。
ラインテンションを掛けないでフッキングをしている
出典・photoAC
フッキングの瞬間にラインブレイク・合わせ切れしてしまうことも珍しくありません。
ラインがたるんでいる状態から瞬間的なフッキングをすると、ラインが衝撃を吸収しきれず切れてしまうことがあります。
なので、ラインにテンションを掛けた状態でフッキングすることを心がけましょう。
ランディングネットを使っていない
出典・photoAC
ランディング時もラインブレイクが起きやすいタイミング。
無理な抜き上げはラインに強い負荷が掛かり、切れる原因になってしまいます。
抜き上げるのが難しい場合には、無理をせずランディングネットを使いましょう。
無い場合には、確実に抜き上げができる太さのラインを使っておきましょう。
やるせないトラブル・・・
「ラインブレイク」
それは、とてもやるせない気持ちになるトラブル。
ラインブレイクの原因の一端はアングラー側にもあるので、適切な対応をすることである程度防ぐことができます。
何より、ラインブレイクとなると魚にルアーやハリが付いたままになるので、あまり良い気持ちにはなれませんよね。
今回紹介した基本をおさえることで、ラインブレイクの可能性を低くすることができます。
一番メンタルにくるラインブレイクを減らして、気持ち良く釣りを楽しみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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