北海道では、にしんそばや数の子、そして数の子を産み付けた子持ち昆布でお馴染みの「ニシン」。
沢山の卵を生むので、子宝や子孫繁栄の縁起物とされていますよね。
そんなニシンは北海道に春を告げる魚なんです。
春を告げる魚「ニシン」
出典・photoAC
ニシンは主に北太平洋を回遊している魚で、別名「春告魚」と言われ春頃に北海道にやってきます。
3月~5月頃に北海道の日本海側に産卵のためにやってきます。
江戸時代の北海道ではニシン漁が盛んで、皇室への献上品になっていたり、ニシン漁で財をなした漁師さんによる「ニシン御殿」と呼ばれるような豪邸が建つほど。
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あの歌はニシン漁から生まれた?!
出典・illustAC
北海道初夏の一大イベントYOSAKOIソーラン祭り。
このYOSAKOIソーラン祭りでお馴染みの「ソーラン節」は、ニシン漁から生まれた歌です。
一時は100トン近くも水揚げされていたニシンも、1950年に数が激減。
今では漁獲量も格段に減りました。
そんなニシン漁の「ニシン場作業唄」の一節「沖揚げ音頭」から生まれたソーラン節は、今でも歌い継がれています。
ニシンはコミュニケーション取る魚
群れで行動するニシンは、仲間とコミュニケーションが取れる魚。
しかもそのコミュニケーションの取り方がかなり独特。
どうやってコミュニケーションをとるかというと、オナラで会話をするそうです。
ニシンはオナラ(高音の音)を出して、仲間とコミュケーションをとります。
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もすぐ春ですね
北海道に春を告げる魚「ニシン」。
今回は、そんなニシンについての豆知識をまとめてみました。
3月も中旬に入り、北海道にも春の便りが届きはじめましたね。
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