2020年06月15日
魚類最大の魚!ジンベエザメの生態解剖!
こんにちは、くさふぐです。
当ブログへご来店ありがとうございます。
画像引用・photoAC
魚類最大の魚であるジンベエザメ。水族館などでも人気な魚です。大人もこどもも大好きなジンベエザメ。そんなジンベエザメの生態を見ていきたいと思います。
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和名:ジンベエザメ 学名:Rhincodon typus 英名:Whale shark
ジンベエザメは世界で一番大きな魚。平均的なサイズは、5.5メートル〜10メートルぐらいで、12メートルを超える個体も確認されています。
世界中の温帯から熱帯の沿岸から外洋に生息する、世界最大の魚類。
背中の斑点が”甚兵衛羽織”に似ていることから、ジンベエザメと名付けられました。
ジンベエザメは、ワシントン条約(CITES)の付属書Uに掲載されている。また、国際自然保護連合(IUCN)は、レッドリストで、絶滅の危険が増大している種(Vulnerable)としてる。
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ジンベエザメはとても大人しい魚で、主に動物性の小さなプランクトンを食べています。
大きな口を開けて、海水ごと吸い込んで食べる。
ただ、学術誌「Ecological Monographs」誌に掲載された研究によると、ほぼ動物性の食事しかしないとされていたが、植物や藻類なども食べる雑食性だということがわかっている。
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ジンベエザメの主な生息地は、熱帯や亜熱帯のあたたかい海に住んでいます。
基本的にジンベエザメは海の深いところではなく、海の表層に生息しています。その理由は温度の関係にあります。
ジンベエザメの行動パターンに関するデータの研究によると、
ジンベエザメは、60%の時間を日光が当たるあたたかい所で過ごしていることがわかったのです。
あたたかい所が好きなジンベエザメも、深海まで行かなければならないときがあります。
それは、「エサを探しに行くとき」です。
ジンベエザメは水深500メートルまで潜ることが出来ます。
ただ、一気に500メートルも潜っていくと、水温の変化が激しいです。20度近く水温が変わることもあります。
冷たい水温に耐えるために、約60%の時間をあたたかい所で過さないといけないわけです。
十分に体をあたためてから、エサを探しに深海へ潜っていくわけです。また、熱を蓄えるために体が大きくなったとされています。
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ジンベエザメは、エネルギーの節約が上手な魚です。
ジンベエザメは、エサを求めて長い距離を泳ぐことがあります。
エサを探して500メートルも潜らなければならなかったり、外洋における食物の豊富さは場所によって様々です。
深海にエサを探しに行くときは、ゆっくりと体を傾けて、重力に任せて沈むように潜っていきます。
冷たい海が苦手なジンベエザメは、できるだけエネルギーを使いたくない。
そのため、沈んでいくように深海に潜っていきます。
無駄な動きをなくして、ゆっくり泳ぐことはエネルギーを節約するのにとても理にかなっています。
オーストラリアのチームたちも、ジンベエザメがこのように泳ぐ理由はエネルギーを節約するためと結論付けました。
ジンベエザメの泳ぎ方は、普通に泳いだときと比べると約30%もエネルギーが節約できるそうです。
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1995年に台湾で得られたジンベエザメのおなかから、約300尾の赤ちゃんが見つかりました。
この発見で、ジンベエザメは卵胎生の魚であることが判明。
卵胎生とは、卵をお腹の中でふ化させてこどもを産む生き物のこと。
発見されたジンベエザメの赤ちゃん達は、大きさが約60センチほどで完全な個体となっていた。
しかし、妊娠期間はどれくらいなのか?いつどこで出産するのか?赤ちゃんがどのように育つのか?
これらについては謎のままです。
ジンベエザメは不思議な魚ですね。
ジンベエザメについて調べれば調べるほど不思議な魚と言うことがわかりましたね。色々研究されてわかっていることもあるけど、きっとわからないことの方が多いんだと思います。
水族館で人気者の魚で、ダイバーにとっても人気の魚ですが、謎の多い魚ですね。なんたって、あのNASAもジンベエザメの謎を解明しようとしているくらいですから。
その不思議さが世界中の人たちを魅了している要因の1つかもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またのご来店お待ちしております。
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魚類最大の魚であるジンベエザメ。水族館などでも人気な魚です。大人もこどもも大好きなジンベエザメ。そんなジンベエザメの生態を見ていきたいと思います。
ジンベエザメはどんな魚?
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和名:ジンベエザメ 学名:Rhincodon typus 英名:Whale shark
ジンベエザメは世界で一番大きな魚。平均的なサイズは、5.5メートル〜10メートルぐらいで、12メートルを超える個体も確認されています。
世界中の温帯から熱帯の沿岸から外洋に生息する、世界最大の魚類。
背中の斑点が”甚兵衛羽織”に似ていることから、ジンベエザメと名付けられました。
ジンベエザメは、ワシントン条約(CITES)の付属書Uに掲載されている。また、国際自然保護連合(IUCN)は、レッドリストで、絶滅の危険が増大している種(Vulnerable)としてる。
ジンベエザメは何を食べるの?
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ジンベエザメはとても大人しい魚で、主に動物性の小さなプランクトンを食べています。
大きな口を開けて、海水ごと吸い込んで食べる。
ただ、学術誌「Ecological Monographs」誌に掲載された研究によると、ほぼ動物性の食事しかしないとされていたが、植物や藻類なども食べる雑食性だということがわかっている。
ジンベエザメはあたたかい海が好き
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ジンベエザメの主な生息地は、熱帯や亜熱帯のあたたかい海に住んでいます。
基本的にジンベエザメは海の深いところではなく、海の表層に生息しています。その理由は温度の関係にあります。
ジンベエザメの行動パターンに関するデータの研究によると、
ジンベエザメは、60%の時間を日光が当たるあたたかい所で過ごしていることがわかったのです。
あたたかい所が好きなジンベエザメも、深海まで行かなければならないときがあります。
それは、「エサを探しに行くとき」です。
ジンベエザメは水深500メートルまで潜ることが出来ます。
ただ、一気に500メートルも潜っていくと、水温の変化が激しいです。20度近く水温が変わることもあります。
冷たい水温に耐えるために、約60%の時間をあたたかい所で過さないといけないわけです。
十分に体をあたためてから、エサを探しに深海へ潜っていくわけです。また、熱を蓄えるために体が大きくなったとされています。
ジンベエザメは節約上手
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ジンベエザメは、エネルギーの節約が上手な魚です。
ジンベエザメは、エサを求めて長い距離を泳ぐことがあります。
エサを探して500メートルも潜らなければならなかったり、外洋における食物の豊富さは場所によって様々です。
深海にエサを探しに行くときは、ゆっくりと体を傾けて、重力に任せて沈むように潜っていきます。
冷たい海が苦手なジンベエザメは、できるだけエネルギーを使いたくない。
そのため、沈んでいくように深海に潜っていきます。
無駄な動きをなくして、ゆっくり泳ぐことはエネルギーを節約するのにとても理にかなっています。
オーストラリアのチームたちも、ジンベエザメがこのように泳ぐ理由はエネルギーを節約するためと結論付けました。
ジンベエザメの泳ぎ方は、普通に泳いだときと比べると約30%もエネルギーが節約できるそうです。
ジンベエザメは赤ちゃんを生む?
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1995年に台湾で得られたジンベエザメのおなかから、約300尾の赤ちゃんが見つかりました。
この発見で、ジンベエザメは卵胎生の魚であることが判明。
卵胎生とは、卵をお腹の中でふ化させてこどもを産む生き物のこと。
発見されたジンベエザメの赤ちゃん達は、大きさが約60センチほどで完全な個体となっていた。
しかし、妊娠期間はどれくらいなのか?いつどこで出産するのか?赤ちゃんがどのように育つのか?
これらについては謎のままです。
ジンベエザメは不思議な魚ですね。
まとめ
ジンベエザメについて調べれば調べるほど不思議な魚と言うことがわかりましたね。色々研究されてわかっていることもあるけど、きっとわからないことの方が多いんだと思います。
水族館で人気者の魚で、ダイバーにとっても人気の魚ですが、謎の多い魚ですね。なんたって、あのNASAもジンベエザメの謎を解明しようとしているくらいですから。
その不思議さが世界中の人たちを魅了している要因の1つかもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またのご来店お待ちしております。
タグ:魚
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