2020年05月13日
山菜採りで気をつけたいマナーと危険
こんにちは、くさふぐです。
当ブログへご来店ありがとうございます。
春になり北海道や東北では、雪どけがすすみ本格的な山菜のシーズンが到来。待ちわびた春の恵みだが、山菜採りは危険と隣り合わせです。毎年のように、遭難や滑落、クマに襲われるなど被害が発生しています。山菜と間違えて毒草を採取し、食べてしまうといった死亡事故も起きているので注意が必要です。
山に自生する山菜は、栽培される野菜とは違い収穫量が少なく、地域や季節によって採取できる山菜が違います。
土地勘の無い人が単独で気軽に山に入るのはとても危険。
慣れた人であっても、毎年のように遭難や滑落、クマに襲われるなどの被害が出ているからです。山菜と間違えて毒草を食べてしまうケースもあります。
北海道警察のデータで、平成31年から過去5年間で遭難発生件数は409件、遭難者数は448名と出ています。
画像引用・北海道警察
山菜別の遭難件数で見ると、タケノコ採りが218件と約50%を占めています。
画像引用・北海道警察
遭難した原因としては、方向見失いが321件と圧倒的に多いです。
画像引用・北海道警察
山菜採りに慣れている人でも簡単に遭難してしまうのがわかります。
・入山場所と予定を家族等に伝えておく
必ず入山場所と予定を伝えておきましょう。「自分だけの秘密の場所だから」では行き先がわからないので、捜索などが遅れてしまいます。また、帰宅時間も伝えておきましょう。
・単独での入山を避ける
単独での入山は避けて、複数人で入山しましょう。万が一ケガをしたり迷ったときに一人では救助要請できないことがあります。お互いの位置を確認しながら行動しましょう。
ラジオや音楽などをかけて、聞こえる範囲内で行動すると比較的安全です。
・服装は目立つ色で
目立つ色の服装をしておくことで、発見しやすくなります。
また、山の天気は変わりやすいので、雨具や防寒具を携行しましょう。
・山奥や、急斜面には入らない
山奥に入ると遭難しやすくなります。また、急斜面では滑落の危険があります。
・携帯電話や笛を携行する
非常時の連絡手段として、携帯電話を持ちましょう。
また、笛があると自分の居場所を知らせることが出来ます。
アメやチョコレート、ビスケットなどは非常食の代わりになるので携帯しましょう。
・落ち着いて行動する
迷ったときは、むやみに歩き回らず、体力の消耗を抑えて、発見されやすい視界が開けた場所にいましょう。
・クマなどの野生動物に注意する
山にはクマだけでなく、イノシシなど他の動物も多く生息しています。動物を見つけた際は遠くから見るだけにして、触ろうとしたり餌付けは絶対にやめましょう。
クマと出くわしてしまったときのために、熊よけスプレーを携帯しておくことをおすすめします。
・私有地か否かを確認する
当然ですが、山林には所有者がいます。断り無く入り込んで山菜を採った場合は、不法侵入や窃盗です。私有地であっても、所有者の好意で解放されていることもありますが、部分的に立ち入り禁止になっている場合などあるので注意しましょう。
基本的には、国の土地である国有林を利用することになります。どちらにしろ事前に確認をとることが大事です。
・一つの場所・株から取り過ぎない
同じ場所から大量にとったり、株を引き抜いたりするのはやめましょう。山菜によっては非常に枯れやすいものもあるため、植物の生息数に気を配り、できるだけ成長に影響が無いように採取しましょう。
・食べる分だけ採る
必要以上に採ってしまうと、株が枯れてしまう可能性があります。そうなっては、次の年から採取することが出来なくなってしまいます。
自分や家族で食べる分だけ採りましょう。
・むやみに木や枝・茎を折らない
枝が折れてしまうことで、簡単に枯れてしまう山菜もあります。故意に枝を折るのはやめましょう。
図鑑などで得た知識だけで、山菜を採るのは非常に危険です。見た目だけで判断するのが難しい山菜も沢山あるので、誤って毒草を食べてしまう危険があるからです。
出来れば、慣れている人に連れて行ってもらうのが良いでしょう。
今回紹介したことは最低限の知識です。山の中では、常に状況を読んで行動しなければなりません。
山になれていても山菜採りは危険がつきものです。自分の命を守るために、無理はせず、常に安全に気を配りましょう。
自然を壊してしまわないために、自分の命を守るために、ルールとマナーを守り山菜採りを楽しみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またのご来店お待ちしております。
当ブログへご来店ありがとうございます。
春になり北海道や東北では、雪どけがすすみ本格的な山菜のシーズンが到来。待ちわびた春の恵みだが、山菜採りは危険と隣り合わせです。毎年のように、遭難や滑落、クマに襲われるなど被害が発生しています。山菜と間違えて毒草を採取し、食べてしまうといった死亡事故も起きているので注意が必要です。
春を告げる山の恵み
山に自生する山菜は、栽培される野菜とは違い収穫量が少なく、地域や季節によって採取できる山菜が違います。
山菜採りは危険と隣り合わせ
土地勘の無い人が単独で気軽に山に入るのはとても危険。
慣れた人であっても、毎年のように遭難や滑落、クマに襲われるなどの被害が出ているからです。山菜と間違えて毒草を食べてしまうケースもあります。
北海道警察のデータで、平成31年から過去5年間で遭難発生件数は409件、遭難者数は448名と出ています。
画像引用・北海道警察
山菜別の遭難件数で見ると、タケノコ採りが218件と約50%を占めています。
画像引用・北海道警察
遭難した原因としては、方向見失いが321件と圧倒的に多いです。
画像引用・北海道警察
山菜採りに慣れている人でも簡単に遭難してしまうのがわかります。
遭難防止のアドバイス
・入山場所と予定を家族等に伝えておく
必ず入山場所と予定を伝えておきましょう。「自分だけの秘密の場所だから」では行き先がわからないので、捜索などが遅れてしまいます。また、帰宅時間も伝えておきましょう。
・単独での入山を避ける
単独での入山は避けて、複数人で入山しましょう。万が一ケガをしたり迷ったときに一人では救助要請できないことがあります。お互いの位置を確認しながら行動しましょう。
ラジオや音楽などをかけて、聞こえる範囲内で行動すると比較的安全です。
・服装は目立つ色で
目立つ色の服装をしておくことで、発見しやすくなります。
また、山の天気は変わりやすいので、雨具や防寒具を携行しましょう。
・山奥や、急斜面には入らない
山奥に入ると遭難しやすくなります。また、急斜面では滑落の危険があります。
・携帯電話や笛を携行する
非常時の連絡手段として、携帯電話を持ちましょう。
また、笛があると自分の居場所を知らせることが出来ます。
アメやチョコレート、ビスケットなどは非常食の代わりになるので携帯しましょう。
・落ち着いて行動する
迷ったときは、むやみに歩き回らず、体力の消耗を抑えて、発見されやすい視界が開けた場所にいましょう。
・クマなどの野生動物に注意する
山にはクマだけでなく、イノシシなど他の動物も多く生息しています。動物を見つけた際は遠くから見るだけにして、触ろうとしたり餌付けは絶対にやめましょう。
クマと出くわしてしまったときのために、熊よけスプレーを携帯しておくことをおすすめします。
山菜採りのマナー
・私有地か否かを確認する
当然ですが、山林には所有者がいます。断り無く入り込んで山菜を採った場合は、不法侵入や窃盗です。私有地であっても、所有者の好意で解放されていることもありますが、部分的に立ち入り禁止になっている場合などあるので注意しましょう。
基本的には、国の土地である国有林を利用することになります。どちらにしろ事前に確認をとることが大事です。
・一つの場所・株から取り過ぎない
同じ場所から大量にとったり、株を引き抜いたりするのはやめましょう。山菜によっては非常に枯れやすいものもあるため、植物の生息数に気を配り、できるだけ成長に影響が無いように採取しましょう。
・食べる分だけ採る
必要以上に採ってしまうと、株が枯れてしまう可能性があります。そうなっては、次の年から採取することが出来なくなってしまいます。
自分や家族で食べる分だけ採りましょう。
・むやみに木や枝・茎を折らない
枝が折れてしまうことで、簡単に枯れてしまう山菜もあります。故意に枝を折るのはやめましょう。
初心者が特に気をつけたいこと
図鑑などで得た知識だけで、山菜を採るのは非常に危険です。見た目だけで判断するのが難しい山菜も沢山あるので、誤って毒草を食べてしまう危険があるからです。
出来れば、慣れている人に連れて行ってもらうのが良いでしょう。
楽しく山菜採りをするために
今回紹介したことは最低限の知識です。山の中では、常に状況を読んで行動しなければなりません。
山になれていても山菜採りは危険がつきものです。自分の命を守るために、無理はせず、常に安全に気を配りましょう。
自然を壊してしまわないために、自分の命を守るために、ルールとマナーを守り山菜採りを楽しみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またのご来店お待ちしております。
タグ:山菜採り
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