おもしろい心理学〜心理の達人〜

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言葉に表れる脈ありサインの1つとして、一人称を多用することがあります。

例えば、会話の中で「私が」「俺が」「僕が」などの一人称を多用しているのであれば「自分に興味を持ってもらいたい。」と思っているはずです。

また、相手の好意は言葉だけではなく、態度にも表れることが分かっています。

アメリカの心理学者「メラビン」によると、男性が好きな女性をイメージする時、片方の肩が下がり、反対に女性は嫌いな人や苦手な人をイメージすると肩が下がる傾向があると言われています。

このように、言葉にしない気持ちの表れを心理学では「ノンバーバル・コミュニケーション」と呼びます。

また、「ブックエンド効果」というものがあります。

これは恋人同士が身を寄せ合う様子から由来しており、好意を持った相手に対して、視線を向け、体も同じ方向に向き、身を乗り出したりする効果を意味します。

つまり、あなたと話している異性が、顔や体をあなたの方に向けて話している場合や少し前かがみになってあなたの話しを聞いているのなら、脈ありサインとして考えられることができるのです。

反対に脈なしサインが表れることもあります。

視線を逸らす。話している時眉間がピクッと動く、あなたの名前を呼ばない。などはあなたに興味がない証拠とも言えます。

恋愛心理学的には、相手に悩みを打ち明ける（自己開示）ことで、距離を縮めることが期待できます。

【自己開示】：自分の内面や経験について、相手に打ち明けること。

恋愛テクニックとして、悩みごとの相談をすることによって「あなたを信頼している。」というメッセージを送り伝えることができます。

特に男性の場合は、自尊感情が強い傾向にあるため、頼られると嬉しく感じ、自分にそれだけの価値があると思うことが多いと言われています。

ただし、悩みを打ち明ける際の注意点があり、それは「漠然とした相談」はNGということ。

だらだらと自分の愚痴を言っているだけでは、相手は「相談に乗っている」とは感じません。

男性は常に「解決しなければ、、、。」「結論を出さなければ、、、。」と考えてしまうので、質問が漠然としていると困ってしまうことがあります。

そこで、具体的な質問の選択肢としてあらかじめ2~3個用意しておくと、応えやすくなります。

また、悩みを相談することは「クロージング効果」も期待することができます。

「クロージング効果」とは、外との繋がりを閉じ、2人だけの世界を作ることを言います。

閉じ方には2種類あり、交際宣言などして周囲から【外から閉じる方法】と秘密などを共有する【内から閉じる方法】があります。

また、会話のテクニックとして結論を最初に話す「アンチクライマックス法」が男性には効果的です。🔁（結論を最後に話すのはクライマックス法）

男性はこの手法を好む傾向にあり「仕事のことで相談があるんだけど、、、。」のようにまず、本題を最初に伝えて話す方が良いと考えられます。

女性の場合は、ひたすら話しを聞いてあげることが重要です。

「解決」や「結論」を焦らずに、女性の話しにひたすら言葉や頷きで相槌を打ってあげることが大事です。

相手から好意を示されると、同じだけの好意を返したくなる「好意の返報性」というものがあります。

例えば、自分に対して嫌な態度を取った方を嫌いなり、好意的な態度を取った方を好きになる。という傾向があるのです。

つまり、相手に自分の想いを告げるだけでも、自分を好きにさせる効果が期待できるのです。

だからといって、いきなり「好きです！！！」と伝えても上手くいくものではありません。

まずは、相手にさり気なく好意を伝えるのが効果的と言えます。

【好意をさり気なく伝える方法】

名前：名前で相手を呼ぶことは「自分のことを強く意識してくれている。」と感じられるものです。

笑顔：好きな方の前で自然と笑顔になるように、笑顔で接することで好意を示せます。

会話：自分主体の会話になってしまうと「あなたには興味ありません。」というメッセージを送っているのと一緒です。会話の場合には、聞き手側に周ることが重要になってきます。自分のことを話すのであれば「あなたは？」と相手の話しを聞く姿勢が大切になってきます。

視線：男性の場合女性の視線を「好意」と受け取りやすい傾向にあり、思いの強さが視線に表れることもわかっています。

接触：男性に対してさり気なくボディタッチをするのは好意を表すことに繋がります。しかし、反対に男性が女性に対してボディタッチするのは「セクハラ」と捉えられてしまうことがありますので注意が必要です。

そもそも人間は、他人に認めてもらいたいという「自己是認欲求」を持っており、小さなことでも褒められると大きな喜びになるのです。

相手を振り向かせたいと思っているのなら、どんどん自分の好意を伝えていくことも一つの恋愛テクニックなのです。

ただし、好きでもない方にこのような好意を示してしまうのはNGです。

笑顔や特にボディタッチを日常的なコミュニケーションとしてよくする方は、相手に誤解を招いてしまうことがあります。

心理学では第一印象によって強く与えられる印象を「初頭効果」と言います。

例えば、以下の【Aさん】と【Bさん】どちらの方が印象が良く思えるでしょうか、、、

【Aさん】：「イケメンで頭が良いケチなAさん」
【Bさん】：「ケチで頭が良いイケメンなBさん」

文章の内容は同じにも関わらず【Aさん】の方が何となく印象が良く見えると思います。

このように、最初に良いイメージを与えることで、最後にある「ケチ」というマイナスイメージが薄れるのです。

反対に、最初にマイナスイメージを持ってきてしまうと、後の「イケメン」や「頭が良い」という印象が薄くなってしまいます。

また、人の印象は出会ってから3回会う間に決まるとされている「スリーセット理論」というものがあり、以下のように人の印象を固定化すると考えられています。

【初対面】：第一印象を決定

・まずは外見から人柄をイメージし、次に表情や仕草、話しの内容などから相手の印象を決めます。ここで悪い印象を与えてしまうと恋愛対象から外れてしまうことがあります。

【2回目】：印象を再判定

・自分が思った印象は正しかったのか再び相手を判定します。

【3回目】：印象を確認

・判定した印象を確認し、固定化します。これ以降も会うことにより固定化した印象が強くなり、簡単には変わりません。状況次第ではギャップによって良い印象を与えられることもあります。

そして、デートの別れ際などで最後の印象が強くなることを「親近効果」と言います。

いくら楽しくてドキドキしたデートをしても、最後の方で嫌なイメージを残してしまうと、それが残ってしまう可能性があります。

つまり「第一印象」と「デートの別れ際」に良いイメージを持ってもらうことが【恋愛成功のカギ】になると言えるのです。

学校や会社などでは、勉強や仕事は教えてもらっても、恋愛についての知識は教えてもらえません。

恋愛上手でプレイボーイな上司や友達がいれば別ですが、、、。

人間は本能的に誰かを好きになる生き物です。

心理学には、そんな恋愛をテーマとした実験や調査がたくさんあります。

当カテゴリーでは、そんな「心理学」から用いた恋愛テクニックをご紹介していきます。

これらは100%効果を発揮するものではありませんが、異性を振り向かせるきっかけ作りや、相手の気持ちを知るヒントになるはずです。

また1番大事な、やってみよう！という「アクション」を起こすきっかけになります。

好きな方にアピールしたい時、気になる方をデートに誘いたい時、あるいはビジネスで相手の心を掴みたい時などにも応用していただけたらと思います。

貧乏ゆすりは、人前に出て発言しなければならないような緊張した局面や、待ち合わせの時間が過ぎても相手がなかなか来ない時などで、緊張や興奮を抑え込もうとして無意識に出てしまうものです。

つまり、本当は大声で叫びたかったり、逃げ出したい衝動に駆られてときの代償行為なのです。

ところが、貧乏ゆすりをする方は鋭い神経の持ち主でもあるのです。

だからこそイライラすることも多いのですが、同時に物事を敏感に感じとることに優れており、人がつい見逃してしまうことにも注意を払うことができます。

また、多少飽きっぽいところがありますが、バラエティに富んだアイディアを考える発想力もあります。

電話で特に用もないのに、また用件を伝え終わったにも関わらず、その後も長々とおしゃべりを続ける方がいます。

そんな方は、おしゃべりをすることで気晴らしをしているのです。

しかし、「長電話」にはもう少し深い理由があるのです。

長電話をする方には、普段職場などであまり存在が認められていない方、あるいは本当の自分を人に見せられないでいるタイプに多いのです。

周りから影が薄いと思われていることがその方のストレスで、何とかそのストレスを発散したいという思いが、長電話という行動に表れているのです。

長電話で話しているのは、他愛もないことがほとんどです。

しかし、そんなところにこそ仕事では見せない本当の自分の顔が隠されているのです。

ですので、その「本当の自分」について気が済むまで話すと「自分の存在を認められたい。」「自分らしさを誰かにわかってほしい。」という欲求が満たされるのです。

電話ですと、そんなおしゃべりが誰にも邪魔されずに済みますし、相手も間違いなく聞いてくれます。

無駄に思えるような長電話もそういう心理が潜んでおり、意外にも役に立っているのです。

何かあった時や仕事の方針を決める時など、すぐに会議を開こうとする方は、自身がない方だと思っていいです。

こういうタイプの方は、あらかじめ失敗した時のことを予想して、自分1人の責任になるのを前もって避けているのです。

言わば会議＝保険なのです。

このため、たとえ自分の発案、立案したプランであってもまず会議にかけたがります。

それが会議で議論され参加者たちの賛成が得られれば、たとえうまくいかなくとも自分だけの責任ではなくなるからです。

何か問題が起きても「会議でほかの人たちも賛成した。」と連帯責任にすり替えることができますし、「最終的にはみんなで決定した。」「俺一人で決めて進めたわけではない。」と責任転換することできるのです。

つまり、常に自分の保身のことを考えているのです。

このタイプの方は、日頃から何につけても1人で決めるということができずに、他人と問題を共有しようとする。

また、責任回避をするために「あの時、AさんやBさんも言った。」と誰かに責任を押し付けることがあります。

こんな輩のような方と一緒に仕事をする時は、十分に注意することが必要です。

また、責任を押し付けても、罪悪感などは感じずに、何食わぬ顔して平気でいられるのもこのタイプの方です。

人間は、見た目と内面が必ずしも一致しているとは限りません。

派手な格好をしている方が、意外とおとなしくて内気な性格だったり、コンプレックスを抱えていたりすることがあります。

例をあげると「財布」もそうです。

高価な有名ブランドの財布を使っている方は一見「きっと浪費家なんだろう。」と思いきや、実は全く正反対の経済観念を持っていたりします。

無駄使いなどをすることがないのです。

更に、財布の中も整理整頓がされているとなると、仕事も私生活もしっかりとコントロールできる人物と判断していいです。

それに、お金を大切に扱う方は、人も大切にする傾向があります。

こういうタイプの方は、家族や友人、恋人などのお祝いごとなどには惜しみなくお金をだします。

結婚相手にふさわしいかどうかは、まずその方の財布を見てみるのもいいかもしれません。

時々、財布を持たずに現金をそのままポケットに突っ込んでいる方もいますが、こういうタイプの方は現実逃避しやすい傾向があります。

お金の管理はまず出来ていないと見ていいでしょう。

財布の使い方ひとつで、その方の本質、性格わかってしまうのです。

待ち合わせの時間より早く着いてしまったため、1人でカフェに入りコーヒーを飲みながら時間をつぶすことにしました。

お店は空いていたので店員さんからは「お好きな席にどうぞ」と声をかけられました。

こんな時、あなたはどの席を選びますか？


迷うことなく中央の席に陣取る方は、最も自己顕示欲が強いタイプです。

他のお客さんに囲まれていても、そんなことは気にも留めない図太さがあります。

しかも、細かな心配りができないタイプでもありますので、自分で気が付かないところで不評を買ってしまうことも少なくありません。

日頃自分が周りからどう見られているか、もう少し気にすると良いかもしれません。

一方で、壁際の席を選ぶ方は他人との距離を置きたがる傾向があります。

特に壁の方を向いて座るような方は内向的な性格の持ち主です。

ちなみに、すぐに店を出ることができる入り口やレジに近い席に座る方は、せっかちだったり不安を抱えていたりする傾向があります。

もし、初めて会う相手と待ち合わせをすることになったら、わざと遅れていってみてほしいです。

どの席に座っているかでその方の性格がわかるかもしれないからです。