おもしろい心理学〜心理の達人〜

何かあった時や仕事の方針を決める時など、すぐに会議を開こうとする方は、自身がない方だと思っていいです。

こういうタイプの方は、あらかじめ失敗した時のことを予想して、自分1人の責任になるのを前もって避けているのです。

言わば会議＝保険なのです。

このため、たとえ自分の発案、立案したプランであってもまず会議にかけたがります。

それが会議で議論され参加者たちの賛成が得られれば、たとえうまくいかなくとも自分だけの責任ではなくなるからです。

何か問題が起きても「会議でほかの人たちも賛成した。」と連帯責任にすり替えることができますし、「最終的にはみんなで決定した。」「俺一人で決めて進めたわけではない。」と責任転換することできるのです。

つまり、常に自分の保身のことを考えているのです。

このタイプの方は、日頃から何につけても1人で決めるということができずに、他人と問題を共有しようとする。

また、責任回避をするために「あの時、AさんやBさんも言った。」と誰かに責任を押し付けることがあります。

こんな輩のような方と一緒に仕事をする時は、十分に注意することが必要です。

また、責任を押し付けても、罪悪感などは感じずに、何食わぬ顔して平気でいられるのもこのタイプの方です。