2022年12月06日
映画『すずめの戸締まり』の感想〜ネタバレ注意〜
新海誠監督新作『すずめの戸締まり』を観てきました。
緊急地震速報のアラート音や地震の描写がリアルなことから鑑賞前には注意喚起もされているこの作品。
私は素晴らしい映画だと思いましたが、PTSDなど心配な方は注意してくださいね。
入場特典で新海誠本2がもらえました!
映画観た帰りにノラネコに遭遇。ダイジンかと思った。
4歳の時に大震災に遭い母親を亡くした岩戸鈴芽は、叔母に引き取られ九州の港町で育つ。
高校生になった鈴芽は通学途中、宗像草太に出会い廃墟の場所を聞かれる。
草太のことが気になり後を追う鈴芽。しかし、廃墟に草太の姿はなくポツンと残された扉が目に止まり、
開けてみると美しい星空が広がっていた。
鈴芽は登校するが、廃墟のある山から煙のようなものが立ち昇るのを見て急いで引き返す。
すると鈴芽が開けた扉から禍々しい物体があふれだしていて、扉を必死に閉じようとする草太がいた。
二人でなんとか扉を閉め“戸締まり”をしたが、怪我をした草太。
手当のため鈴芽の家に向かう。手当をしていると猫(ダイジン)が現れ草太を椅子の姿に変えてしまう。
逃げるダイジンを追う草太は、愛媛行きのフェリーに乗り込んでしまい、鈴芽も後を追う。
結局ダイジンには逃げられてしまい、草太と鈴芽はダイジンをつかまえる旅に出ることになり…。
常世のシーンは息を呑む美しさ。
すずめが暮らす田舎の街並みや扉が現れる廃墟、旅をする道中の背景も綿密に描かれていて圧倒されます。
ストーリーを観ていくと
なんですずめには他の人には見えない“ミミズ”が見えるのか、
草太は椅子にされてしまったのか、ダイジンは何がしたいのか…、
どんどん疑問が出てきてのめり込んじゃいます。2時間超あっという間!
でもラストですべてつながる…「あぁそういうことだったんだ」ってストンと腑に落ちました。
すずめちゃん、愛媛と神戸では出会った人に助けてもらえるのですが、
東京ではボロボロの服で裸足で電車に乗ってても誰も声かけてくれないんですよ。
東京の人が冷たいのは今も昔も同じだななんて思ったりして。
でもスマホ一つで新幹線や電車に乗れたり、コンビニでパンを買ったり
ツイッターでダイジンの居場所を突き止めたり…は今でなければ描けない部分だなって。
そんなリアルな現代の描写と“閉じ師”や“後ろ戸”のファンタジーな世界の描写がうまく融合していたのものめり込めた要因だと思います。
すずめちゃんは4歳の時に大震災の津波でお母さんを亡くしたという設定なのですが、
私もあの東日本大震災の少し前に
「なんだか変わり映えしない毎日…つまらないな…」
と考えていたことを思い出しました。
でも、あんなに大きな震災があって、
仕事があって帰る家があってごはんが食べられてお風呂に入れて温かい布団で眠れて
家族がいて…そんな何でもない当たり前だと思っていた毎日がいかに幸せなことなのか気付かされました。
嫌なことが続いて自分なんてどうでもいいと投げやりになってしまったり、
日々忙しいと忘れてしまう、自分が生きている“今”を大切にすること。
そんなことを改めて気づかせてくれた映画です。
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緊急地震速報のアラート音や地震の描写がリアルなことから鑑賞前には注意喚起もされているこの作品。
私は素晴らしい映画だと思いましたが、PTSDなど心配な方は注意してくださいね。
入場特典で新海誠本2がもらえました!
映画観た帰りにノラネコに遭遇。ダイジンかと思った。
あらすじ
4歳の時に大震災に遭い母親を亡くした岩戸鈴芽は、叔母に引き取られ九州の港町で育つ。
高校生になった鈴芽は通学途中、宗像草太に出会い廃墟の場所を聞かれる。
草太のことが気になり後を追う鈴芽。しかし、廃墟に草太の姿はなくポツンと残された扉が目に止まり、
開けてみると美しい星空が広がっていた。
鈴芽は登校するが、廃墟のある山から煙のようなものが立ち昇るのを見て急いで引き返す。
すると鈴芽が開けた扉から禍々しい物体があふれだしていて、扉を必死に閉じようとする草太がいた。
二人でなんとか扉を閉め“戸締まり”をしたが、怪我をした草太。
手当のため鈴芽の家に向かう。手当をしていると猫(ダイジン)が現れ草太を椅子の姿に変えてしまう。
逃げるダイジンを追う草太は、愛媛行きのフェリーに乗り込んでしまい、鈴芽も後を追う。
結局ダイジンには逃げられてしまい、草太と鈴芽はダイジンをつかまえる旅に出ることになり…。
感想
常世のシーンは息を呑む美しさ。
すずめが暮らす田舎の街並みや扉が現れる廃墟、旅をする道中の背景も綿密に描かれていて圧倒されます。
ストーリーを観ていくと
なんですずめには他の人には見えない“ミミズ”が見えるのか、
草太は椅子にされてしまったのか、ダイジンは何がしたいのか…、
どんどん疑問が出てきてのめり込んじゃいます。2時間超あっという間!
でもラストですべてつながる…「あぁそういうことだったんだ」ってストンと腑に落ちました。
すずめちゃん、愛媛と神戸では出会った人に助けてもらえるのですが、
東京ではボロボロの服で裸足で電車に乗ってても誰も声かけてくれないんですよ。
東京の人が冷たいのは今も昔も同じだななんて思ったりして。
でもスマホ一つで新幹線や電車に乗れたり、コンビニでパンを買ったり
ツイッターでダイジンの居場所を突き止めたり…は今でなければ描けない部分だなって。
そんなリアルな現代の描写と“閉じ師”や“後ろ戸”のファンタジーな世界の描写がうまく融合していたのものめり込めた要因だと思います。
すずめちゃんは4歳の時に大震災の津波でお母さんを亡くしたという設定なのですが、
私もあの東日本大震災の少し前に
「なんだか変わり映えしない毎日…つまらないな…」
と考えていたことを思い出しました。
でも、あんなに大きな震災があって、
仕事があって帰る家があってごはんが食べられてお風呂に入れて温かい布団で眠れて
家族がいて…そんな何でもない当たり前だと思っていた毎日がいかに幸せなことなのか気付かされました。
嫌なことが続いて自分なんてどうでもいいと投げやりになってしまったり、
日々忙しいと忘れてしまう、自分が生きている“今”を大切にすること。
そんなことを改めて気づかせてくれた映画です。
新海誠監督作品が観られる「U-NEXT」
映画、ドラマ、アニメなど220000本以上が見放題。
毎月もらえる1200円分ポイントは、最新作のレンタルやマンガの購入、映画チケットに交換できます。
まずは31日間の無料トライアルでお試しを!
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