2024年09月12日
スーパーで天使に会った話〜心の中の黒い箱〜
スーパーに買い物に行った時のこと。
お肉売り場で
「今日の夕飯なににしようかな〜」
とか考えながら選んでいたら
左ふくらはぎにポスっと何か当たったような感じが…。
見ると3歳くらいの小さな女の子が私のふくらはぎに抱きついていました。
「あれ?ママと間違っちゃったのかな?」
と思ったのですが、目があってもニコッと笑いかけてきて離してくれません。
「ど…どうしたの〜?」
と、ぎこちなく話しかけてみてもニコニコしたまま離してくれない…。
すると後ろから
「ちょっと何してるの!?も〜すみません〜」
とママさんがやってきて回収されていきました。
知っているオバさんに似ていたのか、単に人懐っこい子なのか…。
それにしても可愛かった。天使かと思った。
私は子どもができなかったので、年齢的にも諦めたクチなのですが、
今日みたいな出来事があると
子どもが産めなかった劣等感とか、
両親に孫の顔を見せてあげられなかった後ろめたさとか…
そういうモヤモヤした感情を閉じ込めた心の中の黒い箱が開いてしまい、
ズモ〜ンと落ちてしまいます。
でも考えてもどうにかできるわけじゃないし、
私は私の人生を楽しく生きると決めたので、“箱”のフタをとじて
今夜はプレミアムビールを開けちゃう!
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