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posted by fanblog

2019年03月15日

アンプのボリューム表示が上がったり、下がったり

vr-lebel.jpg

おっさんのアンプはAVアンプ マランツ PS7300(2002年製造) なのだが、
数か月前より、アンプ本体のボリュームを、右にまわしても、音が大きくならず、表示上も上がったり場合によっては下がったり、VR(ボリューム)をあげてるのに最終的に-∞になったりと、不安定というか、訳のわからない、動きをする。

ちなみに、リモコン操作の場合は全く問題なく音量がUP/DOWNできる。
なんじゃ!ぁ! これ!

対応しなければ!と思っているのだが、なかなか、本腰が入れれない!
とりあえず、分解前の下調べで、とんなVRを使ってるのか見てみる。

main-vr.jpgvr-nob.jpg


VRのノブはプラスチック製で金属が蒸着されたような、最近よくあるタイプ。ノブはALLアルミ製かと期待していたが、高級機ではないので、時代的にもこんなもんか!?

VR本体の軸部分も金属製ではなく、プラスチック製。クリック間はなく、なめらかに回転する。

ボリュームの表示が不安定な原因は?


リモコンではちゃんとUP/DOWNするので、VR本体の問題かと推測。
でも、右にまわして、LEVELが下がるなんて!ありえない動き!
電子ボリュームって?

NETでみても、この型のボリュームの異常行動は、おっさんが調べた限りでは、出てなかった。

特殊なVR(ボリューム)なのか?
ボリュームに類似した電子部品にロータリーエンコーダというののがあるが、聞いたことはあるが、おっさん、よくわかってない。

エンコーダと言うくらいなので、変換器、センサーとして使われるようで、ノブを回転させることによって、向きと回転量を感知する。つまりは、音量を小さくしたいのか、大きくしたいのか、どれくらい大きく/小さくしたいのかが出力される部品である。

もしかして、一般的なVR、抵抗値(R)を可変(Variable)するVRではなく、先ほどのエンコーダーが使われているのでれば、エンコーダの構造、仕組上、音量表示が乱高下するのも理解できそうだ。

エンコーダの仕組みをちょっとだけ


仮に、原因がエンコーダだとして、エンコーダのお勉強をしてみた。

構造的には2つあり
 インクリメンタル型 増減を出力するタイプと
 アブソリュート型  絶対量を出力するタイプがある。
たぶん、おっさんのアンプはインクリメンタル型かと勝手に予測した!

検出方式は主に
 光学式 軸と同期して回転する円盤にスリットが刻まれており、発光ダイオードとフォトトランジスタの間をスリットによってさえぎられた光(の量)をパルスとして出力。1回転で12~25パルス程度出力されるらしい。発光ダイオードとフォトトランジスタのペアを2組配置することにより、回転の方向も検出できる。


【参考】 ALPSALPINEのホームページより
インクリメンタルタイプエンコーダ > EC12シリーズ > EC12E1220405
12型絶縁軸タイプ EC12シリーズ

EC12E1220405.jpg定格   0.5mA 5VDC
出力信号 A,Bの2相出力
パルス数 12
動作寿命 30,000 cycle


EC12E_C_21.gifEC12E_C_31.gif


でも、触った感じでは、そんなたいそうな部品が付いているようにも思えないし、軸がプラスチックなので、そんなたいそうな部品にも思えず、部品やさんで数百円のもののように思える。
全て、おっさんの勝手な想像と感想なので、

当たってるかどうかは、ふたを開けてみなければわからない!

ふたをあけてのおたのしみ!


というところ。
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