2020年04月23日
水田の暗渠排水用キャップを紛失!盗まれたのか、流れてしまったのか?
写真は2年前に暗渠キャップを紛失した状態
5月の田植えに備え、準備中。1回目の田起こしを終え、26日から水を張って2回目の田起こしだ。色んな呼び方があるようだが、おっさんは、粗掻きと呼んでいる。
田んぼに水を張るので、水漏れがないようにまずは、暗渠排水用のネジ式蓋(キャップ)を締めてまわった。
暗渠排水とは
暗渠排水は、田面下約80〜100cmくらいに、穴の開いたパイプをうめ、水はけをよくするもの。
パイプは緩やかな傾斜で埋設され、最終的に排水路に落水する。水の調節は排水路側のパイプの先端にネジ式の蓋を設け、開け閉めする。
暗渠のパイプは10mおきに敷設されている。多い田んぼで4〜5本くらいパイプが埋めてある。
一般に
稲刈り時には田んぼを硬くするために、暗渠(あんきょ)の蓋を外し、
田植え準備で水が大量に必要な時期には暗渠の蓋を占める。
今年も田植準備の時期となり、水が漏れないように蓋(キャップ)を締めてまわったわけである。
ところが、
一部の田んぼで暗渠の蓋がなくなっているではないか!
なぜに!
原因1
あまり、人を疑いたくはないのだが、もしかして盗まれた?
暗渠の蓋は、他でもなくなったと聞くことがある。
キャップは1個1000〜3000位、なかなか手に入らない。特におっさんの暗渠のキャップは鳥居化成と言う会社なのだがホームセンターにもネット通販でも見つけることができなかった。
2年前にも同様に暗渠のキャップが紛失したことがあった。その時は個人との取引をしない卸?問屋?みたいなところを紹介され、見つけてもらったのだが、「これ1個しかなかったです」と言われた。個人と直接取引ができないので、農機具屋さん経由で蓋を入手した。
原因2
キャプの紛失理由としては、盗難だけではない。単に川に流されてしまっただけかもしれない。
というのは、昨年、稲刈りのために暗渠のキャップを外している。キャップとパイプにはチェーンが付いており、パイプとキャップを連結して、キャップを外しても紛失しないようになっている。
しかし、チェーンはお風呂の排水溝の蓋についているチェーンと同様、切れてしまう可能性がある。
特に稲刈りが終わったころには、暗渠のキャップが外してあり、チェーンでぶら下がっているだけなので、排水路に背丈の高い草の根や株が、チェーンに引っ掛かって、チェーンが切れて流れて行ってしまった可能性もある。
1次対応 失敗
鳥居化成のものはなかったので、ホームセンターにあった、よく似た暗渠用キャップをを買ってきたが、サイズ間違いだった。75mmのVU管対応と言うと、以下の物になりそうだが、ホームセンターにΦ75mm対応のものはなくΦ65mmを買ってしまった。
− 続編 −
紛失した暗渠排水用キャップの修復を行った
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