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2017年10月20日
【ドラマ】この人生は初めてなので ep.3-2
~ep.3-1のつづきから~
ジホは一旦荷物を取りに作業室に戻りますが、ドアに鍵がかかっていて入れません。監督にメッセージを入れようとするのですが何と送っていいか分からず書いたり消したりしていると、ファン作家から電話が入ってきました。
ファン作家のオフィス?でコーヒーをご馳走になるジホ。ファン作家、今日はやけに優しいです。
「ごめんなさいね、考えてみたらユン作家の言うとおりだったわ。新しいことをせず結局いつもと同じように・・・私もデビューした頃はこんなじゃなかったのに・・・歳を重ねてみたらこうなってたわね」「5年間一緒にいて誰よりもユン作家がうまくいくのを願っているのは私よ」ジホも心がほぐれて「いつもありがたく思ってます」お互い顔を見合わせて笑います。
ファン作家が今日はふたりで飲みに行こう、と誘うのでした。
デモデーのプレゼンの後は立食の会食です。マ代表はセヒが先に帰ってしまったので一人で投資家との顔つなぎに奮闘中。愛嬌を混ぜたりしてマ代表はコミュ力が高い!その時、話していた2人の投資家が少し先にいたメガネ先輩を呼びます。その後からスジも付いてきました。メガネ先輩に名刺を渡すマ代表。スジはメガネ君にマ代表会社のアプリを使ったことがあるかと聞かれ、「はい」と答え、マ代表は「おっ?」と言う表情でスジを見つめます。
メガネ先輩はスジぐらいなら等級はダイヤモンド級だとか、とにかくスジの見た目を褒めちぎります。うちのエースの女子社員、綺麗でしょ?てな感じで褒め方がゲスいんです。投資家もスジを褒めると調子に乗ったメガネ先輩はスジの肩を掴んで投資家にまるで自分のものかのような態度でアピール。スジがうわべは微笑みながら目が怖~くなってきました。
さっきから黙ってスジの様子を見ていたマ代表は、「パク代理(メガネ先輩)、タバコを頂けませんか」と言って、さりげなく投資家たちごとタバコ休憩に行くため外へ誘導。スジはうやうやしくお辞儀で見送った後、そこにあったシャンパンを怒りの一気飲み!
スジが一人で屋上でタバコを吸おうとしているとマ代表が近づいてきました。「やっぱりタバコは屋上ですね、・・・もしかして私を覚えてませんか?」
「あ~、式場で?」←先日の同期の結婚式のことですね!スジ「世界は狭いですね」
「・・・式場ではなくて、何か・・・思い出さないですか?(ささやきながら)昨年、“屋上パーティー”で!」マ代表はものすごく意味ありげに言うんだけどスジは全然わからないような顔。焦ったマ代表は、「いや、今みたいにタバコの火を貸して一緒にビール飲んだじゃないですか。あっ、あなたはカクテルで。その後・・・」けげんな顔をしてマ代表を見るスジ。美人だと変なのばっかにからまれて大変だね!(笑)
「僕たち寝たじゃないですか、あの日」スジはじっとマ代表を見つめる。マ代表「知らないふりをしようと思ったんですけど(←ウソ)」スジ「去年、私が・あなたと??」マ「303号室。僕らが泊まった部屋!」スジはきょとんとしている(のか、演技してるのか?)。
マ「なんで忘れちゃってんですか!うちらあの日超イイ感じだったじゃないですか!覚えてます?」←声も若干裏返る(笑)
スジは鼻で笑いながら「ごめんなさいね、寝た男は覚えてるはずなんだけど、全く記憶に無いってことはそんなに印象深くなかったみたい(19禁的な意味で)」マ代表の肩を叩いて戻るスジ。ガールクラッシュだね!
マ代表は軽くパニックになってますよ(笑) 全く憎めないキャラなんですよね~
ファン作家とジホは個室のある雰囲気のいいお店に来ました。部屋にはすでにプロデューサー(とずっと思ってたけどこっちが監督)とsome監督(こいつは助監督だった)が入っていました。ファン作家は分かっていてジホを連れてきたんですね。
ジホは表情が強張りますがしょうがなく入り、4人で会食が始まります。場を繋げるためにどうでもいい話を続ける監督とファン作家。今の時代は男女の友情もあるけど私らの時代はそういうのは噂になっちゃって異性の友人はなかったとか、微妙にジホと助監督の話に持っていこうとします。その間、ジホと助監督はずっと黙ったまま。
ついに監督が本題の口火を切り、助監督に謝るよう促します。
助「ものすごく酔ってて・・おかしかったみたいだ。ごめんなさい、本当に」いつもの口調で、テヘッみたいなイケメン笑顔で謝った助監督。監督もファン作家もこれ見よがしに助監督に小言を言うのですが、それは却ってジホに許させるようにプレッシャーをかけてる感じ。
ジホ「なんで監督も先生も助監督を怒るんです?やられたのは私なのに」監督「やられたって、その言葉」「セクハラ・・いえ強姦未遂にあったって言わなきゃ他にどう言うんですか?」助「強姦だなんて、そこまで」ジホ「あんたは黙ってなさいよ!」ジホの怒りはとても大きいです。
監督はついにジホを責め始めます。言葉が過ぎる、家族のような人にそんな風に、お前一人のために皆で集まったのに!
でもそれでジホが今回のことを許さなくてはならないということではないんだよ!ジホ~~
「どうして私がこんな風に謝罪を受けなくてはならないんですか?」
ファン作家が続きを引き取ります。このチームが大事で壊したくないから、(皆)努力してるんじゃないの。
「今(これが)努力されているんですか?あの人が投げた石が当たって血が出ているのに、おぶって病院に走って行くのが努力じゃないんですか?」ジホの怒りが思いの他、大きくて深いことが助監督はもう分かったようです。
「血が出てないから(実際に被害はないから)図々しい、このまま続けろと無理強いしてずるずるとさせるのが努力なんですか?」(←めっちゃ意訳です)
監督は「ドラマはチームワークなんだ、今までもそうだったしこれからも。俺たちがいなけりゃお前の作品はひとつも出やしない!」
「はい、分かってます。なので私・・・もうドラマはやりません。二度と」「ですのでもう私に連絡しないで下さい」
そう言って店を出たジホ。道端で息をついて「よくやった、ユン・ジホ。泣かないでよく耐えた」と涙目で独り言。ジホや~えらかったよ!!
こんな時は友達と飲むしかない!ホランの家の前(屋上)で慰労会です。
「飲んで吐いて飲んで吐いてもいいの、あとはうちらがぜーんぶしてあげるから!」美しい友情(笑)
「あんたたち、怖い~。慰めてくれるんでしょ~」「そうよ~慰労酒、カンパイ!」
そのあとは3人でカラオケに出動!歌って踊って歌って踊る!
(ジホ独白)スジとホランは昔からこうだった。何かあってもいちいち聞いて来ずにいつものように笑ってお喋りして。正直、こんな大きい慰めがあるだろうか。←いい友達は一生の宝だね!
一通り騒いだ後、スジは電話で急に呼ばれて会社に戻って行った。ホランはカラオケ部屋で眠りこけている。
正体のないホランを迎えに来たウォンソクは、ジホにうちに泊まっていけと言ってくれるがジホは「私たち二十歳じゃなくもう30だし」(公式にはウォンソクは28って出てるんだけど!????)
と、言ってるうちにタクシーが来て二人は帰っていった。“それでも皆、帰るところがあるんだな、・・・私以外は“
ジホは一人で歩いてバス停まで来た。最終バスも出た後で誰もいない。「なんで私いつも道端でこんなふうにしてるんだろ」
バス停のベンチに座っていると電話が鳴る。ジホのお母さんだ。
お母さんの安否連絡。故郷の訛り。ご飯は食べたか、部屋はきれいにしてるか、細かいことまでひとつひとつ小さい子供に言うように話してくるお母さん。ジホはイラついて思わず「分かったって言ったじゃない!」。お母さんも「あんたが心配でうまくいくように言ってるの」と応戦。ジホは「どうやってうまくやれって?お母さんは分からないくせに」と返すと、お母さんもジホが何か変だと感づいたよう。
「早く帰って、ご飯はきちんと食べるのよ。お母さん切るね」ジホが耳を離そうとしたとき、「ジホ。ソウルが寒かったら戻ってきてもいいのよ。あんたの部屋もそのままだし、いつでもね。」温かく優しいお母さんの言葉。電話を切ったジホの頬に涙が伝わるのでした。
翌朝、早朝ランニングからセヒが戻ると警備室のおじさんに呼び止められます。助監督がジホのキャリーを預けたのです。キャリーには付箋のメモが。「連絡しないでということなのでカバンを預けに来ました。ごめんなさい。ヨンソク」
セヒは事情が分からないながらもジホが夜中に来たことと関連があると思ったかな?
スジの家で朝ごはんを作るジホ。セヒからメッセが届いた。「荷物が警備室にあったので持ってきました」
「契約書上の住所に送ったみたいです、すみません。今日取りに行ってもいいですか?」「ご都合のいい時にどうぞ」
そのときスジが食卓に来てジホの朝食に大興奮!スジのすっぴん、いつもの強い感じがなくて赤ちゃんみたいで可愛い~~
ジホは「スジ。今日、南海(故郷)に戻ろうかと」スジ「そうよ、家で休みな~」ジホ「違うの、帰るの。ソウルをたたんで」するとスジがシュンとした顔で「家のことならうちにいなよ、私大丈夫だよ」
「ううん家のせいじゃない、ソウルはすごく寒いし、疲れちゃった。帰るね」ニッコリ笑うジホに却って泣きそうなスジです。
セヒの家に荷物を取りに来たジホ。ドアの前で電話をしますが留守電。呼び鈴にも無反応。仕方なく暗証番号で家に入りました。久しぶりに会った猫と話しながら部屋に入ります。キャリーに貼ってある付箋をすぐ捨てるジホ。カバンを開けると一番上に初作品のシナリオが入っていました。自分の手では捨てられないジホ。部屋に置いておくことにします。猫に向かって「分別よろしくね」
その時、玄関が開く音が。セヒが戻ってきたと思ったジホは挨拶しようと部屋を出たのですが、セヒの後ろからお母さんも一緒に入って来て、とっさにまた部屋に隠れます。
お母さんはまたセヒに向かってギャンギャン文句を言っています。どうやらセヒはソゲティン女に(結婚したら)家賃をくれと言ったようです。(それもどうなんでしょ?)
ソゲティン女に結婚したら仕事はやめたい、子供は欲しい、旅行に行きたいと言われたから自分は家賃が欲しい、ゴミを分別してほしい、猫のウン○を片付けてほしいと言ったと。価値観が違いすぎる(笑)
お母さんは自分の息子が考えていることが理解できずに卒倒しそうな勢いです。「恋愛して結婚して子供産んで幸せに平凡に」というお母さんですが、セヒは結婚や育児にかかる平均費用の話をし始めて・・・全く話がかみ合いません。ジホはドアの隙間からじっと覗いて聞いています。
「(あの子は)若くて可愛いじゃない」「若くてかわいい子はこの子(猫)だけで十分です」ととりつく島なし。
お母さんは意を決し・・・「もしかして問題があるの?」(ジホ「問題???」)「環境ホルモンのせいで最近は30代からでも性機能が・・・」「お母さん!」(ジホ「OMG!」)
「とにかくファンさんにお詫びしなさい、あの娘はまだあなたが気になってるわ」「僕がどうして」「お母さん、あなたのせいで離婚したらここに住むわよ」
「あなたのお父さんのことはあなたが一番よく知ってるからあれこれ言わない、年取ったお母さんがいいか若くて可愛いお嫁さんがいいか、もう一度よく考えなさい!」言うだけ言ってお母さんは帰りました。
いやー、お母さん。美人だけどキッツイね~。でもお母さんがあんなこと言うくらいだから、セヒのお父さんもジホのお父さんぐらい偏屈なのかしら!?
嵐の後の静けさ、セヒが冷蔵庫からビールを取り出すと後ろから「あの~」そっと声をかけたジホ。
「うわーっ」あまりにも予想外だったのか驚いて膝から崩れるセヒですが、何とか冷静さを取り戻し、ジホに挨拶をするのでした。
ジホは「ごめんなさい、お母さんに見つかったらいけないと思って」と隠れていたことを謝ります。「いえ、その点は本当にありがたく思ってます」
セヒはカバンが戻ってきた理由をジホに訊きます。「私、実は南海に帰るんです」「文を書くお仕事は?」「やめました」
ジホはセヒにこの部屋にお世話になったお礼を言います。「おかげで最初の作品も書けましたし。ダメになりましたけど(笑)」
セヒは真顔で「どこで何をしてもちゃんとやれると思います。責任感が強い方でいらっしゃるから。下宿人の中でも最高の点数をとったじゃないですか(←セヒなりのユーモア??)」ジホはフッと笑います。
「大家さんもうまくいくと思います。結婚もすぐに良い方が現れるでしょうし・・・」「さあ・・・」
「どうしてですか?私にもプロポーズしたのに・・できないなんてことは」
「ジホさんだからです」「えっ」「ジホさんだから、そうしたんです。最高の点数を叩き出した入居者だから(←おい笑)」
「私は結婚ではなくて、ジホさんが必要だから・・提案したんです」
“ドキドキするポイントではないことは分かっていた”
セヒ「私にはよい女性より、家賃収入が見込める優秀な下宿人が必要なんです」
ジホはセヒの家を出てバスターミナルに向かう。「だけど、初めてだった。誰かから『必要だ』という言葉を聞いたのは」
ジホ~、そんなことないよ!あんたはいい子だよ!ジホは自己肯定が低い子みたい。
ジホはターミナルでキョロキョロしている若い女の子を見て、南海からソウルに上京してきたことを思い出している。あの時新しかったキャリーも10年経った今はもう傷だらけだ。
ジホはバスの座席に着いて窓の外を見ている。頑張っては来たけど結局は何も成し遂げられず故郷に帰ることを考えながら。“ここに私の居場所は元々なかった”
発車を待つジホのボーっとした視線の先に現れたのは、なんとセヒ!セヒはジホのいるバスに乗り込んできた。またまたジホの目はまんまる!
「どうして電話を取らないんですか」ジホの携帯は電池が切れていた。
「部屋に忘れていったかと思って」とジホに渡したのは、置いてきたシナリオ台本(とドアに貼っていたポスター)。
セヒは外出のついでに寄ったと言い、「(ジホに)必要なものだと思ったものですから」と恩着せがましい様子もなく、淡々と渡して降りていった。
バスが動き出す。「ジホさんだからです」昼間セヒから聞いた言葉が蘇る。”私が必要だと初めて言ってくれた人”
セヒはターミナルステーションの方に戻ろうとした、その時!ジホが後ろからセヒの手を掴んだ!!
「今運転手さんが怒ってて・・・待たせてるから早く答えてくださいね。私と、結婚しますか?」Oh!ジホ!
ジホ「早く・・・(運転手が)待ってらっしゃるから」セヒ「はい」ジホ「じゃ、私、荷物降ろしてきますね!!」
そう言ってバスの方にもどるジホ。その後姿に「あの!その前に尋ねておきたいことが」とセヒ。
「もしかして・・・私を好きですかー?」
「いいえー」
“私たちのプロポーズが始まりになった”
セヒがすごく変わり者すぎて。。。恋とか愛とか分かるようになるのかしらん。性格は表裏もないし(→なさすぎ!?)、本質は優しいんだけどね~



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ジホは一旦荷物を取りに作業室に戻りますが、ドアに鍵がかかっていて入れません。監督にメッセージを入れようとするのですが何と送っていいか分からず書いたり消したりしていると、ファン作家から電話が入ってきました。
ファン作家のオフィス?でコーヒーをご馳走になるジホ。ファン作家、今日はやけに優しいです。
「ごめんなさいね、考えてみたらユン作家の言うとおりだったわ。新しいことをせず結局いつもと同じように・・・私もデビューした頃はこんなじゃなかったのに・・・歳を重ねてみたらこうなってたわね」「5年間一緒にいて誰よりもユン作家がうまくいくのを願っているのは私よ」ジホも心がほぐれて「いつもありがたく思ってます」お互い顔を見合わせて笑います。
ファン作家が今日はふたりで飲みに行こう、と誘うのでした。
デモデーのプレゼンの後は立食の会食です。マ代表はセヒが先に帰ってしまったので一人で投資家との顔つなぎに奮闘中。愛嬌を混ぜたりしてマ代表はコミュ力が高い!その時、話していた2人の投資家が少し先にいたメガネ先輩を呼びます。その後からスジも付いてきました。メガネ先輩に名刺を渡すマ代表。スジはメガネ君にマ代表会社のアプリを使ったことがあるかと聞かれ、「はい」と答え、マ代表は「おっ?」と言う表情でスジを見つめます。
メガネ先輩はスジぐらいなら等級はダイヤモンド級だとか、とにかくスジの見た目を褒めちぎります。うちのエースの女子社員、綺麗でしょ?てな感じで褒め方がゲスいんです。投資家もスジを褒めると調子に乗ったメガネ先輩はスジの肩を掴んで投資家にまるで自分のものかのような態度でアピール。スジがうわべは微笑みながら目が怖~くなってきました。
さっきから黙ってスジの様子を見ていたマ代表は、「パク代理(メガネ先輩)、タバコを頂けませんか」と言って、さりげなく投資家たちごとタバコ休憩に行くため外へ誘導。スジはうやうやしくお辞儀で見送った後、そこにあったシャンパンを怒りの一気飲み!
スジが一人で屋上でタバコを吸おうとしているとマ代表が近づいてきました。「やっぱりタバコは屋上ですね、・・・もしかして私を覚えてませんか?」
「あ~、式場で?」←先日の同期の結婚式のことですね!スジ「世界は狭いですね」
「・・・式場ではなくて、何か・・・思い出さないですか?(ささやきながら)昨年、“屋上パーティー”で!」マ代表はものすごく意味ありげに言うんだけどスジは全然わからないような顔。焦ったマ代表は、「いや、今みたいにタバコの火を貸して一緒にビール飲んだじゃないですか。あっ、あなたはカクテルで。その後・・・」けげんな顔をしてマ代表を見るスジ。美人だと変なのばっかにからまれて大変だね!(笑)
「僕たち寝たじゃないですか、あの日」スジはじっとマ代表を見つめる。マ代表「知らないふりをしようと思ったんですけど(←ウソ)」スジ「去年、私が・あなたと??」マ「303号室。僕らが泊まった部屋!」スジはきょとんとしている(のか、演技してるのか?)。
マ「なんで忘れちゃってんですか!うちらあの日超イイ感じだったじゃないですか!覚えてます?」←声も若干裏返る(笑)
スジは鼻で笑いながら「ごめんなさいね、寝た男は覚えてるはずなんだけど、全く記憶に無いってことはそんなに印象深くなかったみたい(19禁的な意味で)」マ代表の肩を叩いて戻るスジ。ガールクラッシュだね!
マ代表は軽くパニックになってますよ(笑) 全く憎めないキャラなんですよね~
ファン作家とジホは個室のある雰囲気のいいお店に来ました。部屋にはすでにプロデューサー(とずっと思ってたけどこっちが監督)とsome監督(こいつは助監督だった)が入っていました。ファン作家は分かっていてジホを連れてきたんですね。
ジホは表情が強張りますがしょうがなく入り、4人で会食が始まります。場を繋げるためにどうでもいい話を続ける監督とファン作家。今の時代は男女の友情もあるけど私らの時代はそういうのは噂になっちゃって異性の友人はなかったとか、微妙にジホと助監督の話に持っていこうとします。その間、ジホと助監督はずっと黙ったまま。
ついに監督が本題の口火を切り、助監督に謝るよう促します。
助「ものすごく酔ってて・・おかしかったみたいだ。ごめんなさい、本当に」いつもの口調で、テヘッみたいなイケメン笑顔で謝った助監督。監督もファン作家もこれ見よがしに助監督に小言を言うのですが、それは却ってジホに許させるようにプレッシャーをかけてる感じ。
ジホ「なんで監督も先生も助監督を怒るんです?やられたのは私なのに」監督「やられたって、その言葉」「セクハラ・・いえ強姦未遂にあったって言わなきゃ他にどう言うんですか?」助「強姦だなんて、そこまで」ジホ「あんたは黙ってなさいよ!」ジホの怒りはとても大きいです。
監督はついにジホを責め始めます。言葉が過ぎる、家族のような人にそんな風に、お前一人のために皆で集まったのに!
でもそれでジホが今回のことを許さなくてはならないということではないんだよ!ジホ~~

「どうして私がこんな風に謝罪を受けなくてはならないんですか?」
ファン作家が続きを引き取ります。このチームが大事で壊したくないから、(皆)努力してるんじゃないの。
「今(これが)努力されているんですか?あの人が投げた石が当たって血が出ているのに、おぶって病院に走って行くのが努力じゃないんですか?」ジホの怒りが思いの他、大きくて深いことが助監督はもう分かったようです。
「血が出てないから(実際に被害はないから)図々しい、このまま続けろと無理強いしてずるずるとさせるのが努力なんですか?」(←めっちゃ意訳です)
監督は「ドラマはチームワークなんだ、今までもそうだったしこれからも。俺たちがいなけりゃお前の作品はひとつも出やしない!」
「はい、分かってます。なので私・・・もうドラマはやりません。二度と」「ですのでもう私に連絡しないで下さい」
そう言って店を出たジホ。道端で息をついて「よくやった、ユン・ジホ。泣かないでよく耐えた」と涙目で独り言。ジホや~えらかったよ!!
こんな時は友達と飲むしかない!ホランの家の前(屋上)で慰労会です。
「飲んで吐いて飲んで吐いてもいいの、あとはうちらがぜーんぶしてあげるから!」美しい友情(笑)
「あんたたち、怖い~。慰めてくれるんでしょ~」「そうよ~慰労酒、カンパイ!」
そのあとは3人でカラオケに出動!歌って踊って歌って踊る!
(ジホ独白)スジとホランは昔からこうだった。何かあってもいちいち聞いて来ずにいつものように笑ってお喋りして。正直、こんな大きい慰めがあるだろうか。←いい友達は一生の宝だね!
一通り騒いだ後、スジは電話で急に呼ばれて会社に戻って行った。ホランはカラオケ部屋で眠りこけている。
正体のないホランを迎えに来たウォンソクは、ジホにうちに泊まっていけと言ってくれるがジホは「私たち二十歳じゃなくもう30だし」(公式にはウォンソクは28って出てるんだけど!????)
と、言ってるうちにタクシーが来て二人は帰っていった。“それでも皆、帰るところがあるんだな、・・・私以外は“
ジホは一人で歩いてバス停まで来た。最終バスも出た後で誰もいない。「なんで私いつも道端でこんなふうにしてるんだろ」
バス停のベンチに座っていると電話が鳴る。ジホのお母さんだ。
お母さんの安否連絡。故郷の訛り。ご飯は食べたか、部屋はきれいにしてるか、細かいことまでひとつひとつ小さい子供に言うように話してくるお母さん。ジホはイラついて思わず「分かったって言ったじゃない!」。お母さんも「あんたが心配でうまくいくように言ってるの」と応戦。ジホは「どうやってうまくやれって?お母さんは分からないくせに」と返すと、お母さんもジホが何か変だと感づいたよう。
「早く帰って、ご飯はきちんと食べるのよ。お母さん切るね」ジホが耳を離そうとしたとき、「ジホ。ソウルが寒かったら戻ってきてもいいのよ。あんたの部屋もそのままだし、いつでもね。」温かく優しいお母さんの言葉。電話を切ったジホの頬に涙が伝わるのでした。
翌朝、早朝ランニングからセヒが戻ると警備室のおじさんに呼び止められます。助監督がジホのキャリーを預けたのです。キャリーには付箋のメモが。「連絡しないでということなのでカバンを預けに来ました。ごめんなさい。ヨンソク」
セヒは事情が分からないながらもジホが夜中に来たことと関連があると思ったかな?
スジの家で朝ごはんを作るジホ。セヒからメッセが届いた。「荷物が警備室にあったので持ってきました」
「契約書上の住所に送ったみたいです、すみません。今日取りに行ってもいいですか?」「ご都合のいい時にどうぞ」
そのときスジが食卓に来てジホの朝食に大興奮!スジのすっぴん、いつもの強い感じがなくて赤ちゃんみたいで可愛い~~

ジホは「スジ。今日、南海(故郷)に戻ろうかと」スジ「そうよ、家で休みな~」ジホ「違うの、帰るの。ソウルをたたんで」するとスジがシュンとした顔で「家のことならうちにいなよ、私大丈夫だよ」
「ううん家のせいじゃない、ソウルはすごく寒いし、疲れちゃった。帰るね」ニッコリ笑うジホに却って泣きそうなスジです。
セヒの家に荷物を取りに来たジホ。ドアの前で電話をしますが留守電。呼び鈴にも無反応。仕方なく暗証番号で家に入りました。久しぶりに会った猫と話しながら部屋に入ります。キャリーに貼ってある付箋をすぐ捨てるジホ。カバンを開けると一番上に初作品のシナリオが入っていました。自分の手では捨てられないジホ。部屋に置いておくことにします。猫に向かって「分別よろしくね」
その時、玄関が開く音が。セヒが戻ってきたと思ったジホは挨拶しようと部屋を出たのですが、セヒの後ろからお母さんも一緒に入って来て、とっさにまた部屋に隠れます。
お母さんはまたセヒに向かってギャンギャン文句を言っています。どうやらセヒはソゲティン女に(結婚したら)家賃をくれと言ったようです。(それもどうなんでしょ?)
ソゲティン女に結婚したら仕事はやめたい、子供は欲しい、旅行に行きたいと言われたから自分は家賃が欲しい、ゴミを分別してほしい、猫のウン○を片付けてほしいと言ったと。価値観が違いすぎる(笑)
お母さんは自分の息子が考えていることが理解できずに卒倒しそうな勢いです。「恋愛して結婚して子供産んで幸せに平凡に」というお母さんですが、セヒは結婚や育児にかかる平均費用の話をし始めて・・・全く話がかみ合いません。ジホはドアの隙間からじっと覗いて聞いています。
「(あの子は)若くて可愛いじゃない」「若くてかわいい子はこの子(猫)だけで十分です」ととりつく島なし。
お母さんは意を決し・・・「もしかして問題があるの?」(ジホ「問題???」)「環境ホルモンのせいで最近は30代からでも性機能が・・・」「お母さん!」(ジホ「OMG!」)
「とにかくファンさんにお詫びしなさい、あの娘はまだあなたが気になってるわ」「僕がどうして」「お母さん、あなたのせいで離婚したらここに住むわよ」
「あなたのお父さんのことはあなたが一番よく知ってるからあれこれ言わない、年取ったお母さんがいいか若くて可愛いお嫁さんがいいか、もう一度よく考えなさい!」言うだけ言ってお母さんは帰りました。
いやー、お母さん。美人だけどキッツイね~。でもお母さんがあんなこと言うくらいだから、セヒのお父さんもジホのお父さんぐらい偏屈なのかしら!?
嵐の後の静けさ、セヒが冷蔵庫からビールを取り出すと後ろから「あの~」そっと声をかけたジホ。
「うわーっ」あまりにも予想外だったのか驚いて膝から崩れるセヒですが、何とか冷静さを取り戻し、ジホに挨拶をするのでした。
ジホは「ごめんなさい、お母さんに見つかったらいけないと思って」と隠れていたことを謝ります。「いえ、その点は本当にありがたく思ってます」
セヒはカバンが戻ってきた理由をジホに訊きます。「私、実は南海に帰るんです」「文を書くお仕事は?」「やめました」
ジホはセヒにこの部屋にお世話になったお礼を言います。「おかげで最初の作品も書けましたし。ダメになりましたけど(笑)」
セヒは真顔で「どこで何をしてもちゃんとやれると思います。責任感が強い方でいらっしゃるから。下宿人の中でも最高の点数をとったじゃないですか(←セヒなりのユーモア??)」ジホはフッと笑います。
「大家さんもうまくいくと思います。結婚もすぐに良い方が現れるでしょうし・・・」「さあ・・・」
「どうしてですか?私にもプロポーズしたのに・・できないなんてことは」
「ジホさんだからです」「えっ」「ジホさんだから、そうしたんです。最高の点数を叩き出した入居者だから(←おい笑)」
「私は結婚ではなくて、ジホさんが必要だから・・提案したんです」
“ドキドキするポイントではないことは分かっていた”
セヒ「私にはよい女性より、家賃収入が見込める優秀な下宿人が必要なんです」
ジホはセヒの家を出てバスターミナルに向かう。「だけど、初めてだった。誰かから『必要だ』という言葉を聞いたのは」
ジホ~、そんなことないよ!あんたはいい子だよ!ジホは自己肯定が低い子みたい。
ジホはターミナルでキョロキョロしている若い女の子を見て、南海からソウルに上京してきたことを思い出している。あの時新しかったキャリーも10年経った今はもう傷だらけだ。
ジホはバスの座席に着いて窓の外を見ている。頑張っては来たけど結局は何も成し遂げられず故郷に帰ることを考えながら。“ここに私の居場所は元々なかった”
発車を待つジホのボーっとした視線の先に現れたのは、なんとセヒ!セヒはジホのいるバスに乗り込んできた。またまたジホの目はまんまる!

「どうして電話を取らないんですか」ジホの携帯は電池が切れていた。
「部屋に忘れていったかと思って」とジホに渡したのは、置いてきたシナリオ台本(とドアに貼っていたポスター)。
セヒは外出のついでに寄ったと言い、「(ジホに)必要なものだと思ったものですから」と恩着せがましい様子もなく、淡々と渡して降りていった。
バスが動き出す。「ジホさんだからです」昼間セヒから聞いた言葉が蘇る。”私が必要だと初めて言ってくれた人”
セヒはターミナルステーションの方に戻ろうとした、その時!ジホが後ろからセヒの手を掴んだ!!
「今運転手さんが怒ってて・・・待たせてるから早く答えてくださいね。私と、結婚しますか?」Oh!ジホ!

ジホ「早く・・・(運転手が)待ってらっしゃるから」セヒ「はい」ジホ「じゃ、私、荷物降ろしてきますね!!」
そう言ってバスの方にもどるジホ。その後姿に「あの!その前に尋ねておきたいことが」とセヒ。
「もしかして・・・私を好きですかー?」
「いいえー」
“私たちのプロポーズが始まりになった”
セヒがすごく変わり者すぎて。。。恋とか愛とか分かるようになるのかしらん。性格は表裏もないし(→なさすぎ!?)、本質は優しいんだけどね~



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2017年10月19日
【ドラマ】この人生は初めてなので ep.3-1
裏番組のドラマ「魔女の法廷」「愛の温度」が好評で視聴率に苦戦中・・・でも始まってからは1%くらい上がってる!イイネイイネ~この調子で頑張れ~~
~ep.2-2のつづきから~
「もしお時間がよろしければ・私と・結婚されますか?」「・・・はい、はい??」
「何・・何言いました?」「結婚です」←セヒまったく表情なし(笑)
「なんで私が結婚・・・いえ、なんで大家さんと私がそんなことを・・・するんですか??」ジホの目がまん丸
「・・・・・・」しばしの沈黙の後、「いや、聞かなかったことにして下さい。変な話をしたみたいです。気にしないで下さい」と、変わらず真顔で即取り消したセヒ。
セヒは「部屋はそのままにしてあるし、枕カバーは洗濯中なので新しいのを・・・」ジホ「いえ、結構です!もう行きますので!」←その時、時刻は夜中の3時(!)
「ビールご馳走様でした!」と家を飛び出したはいいが、どこにも行くところがないジホ。
結局、セヒから「タクシーが無い時間でしょうから申し上げますが、(家の)暗証番号はそのままです」とメッセが来てセヒの家に戻ります。
ジホが戻ってきた気配を察してか、自分の部屋の鍵を掛けたセヒ。ジホ「なんでいっつも鍵を!(ムカッ)
」←セヒは自分にキスしてきた女がジホだと分かった晩も鍵を掛けていた。ジホはそんなつもりではなかったけど、セヒは貞操の危機を感じたのか!?(笑)
「会ってからいくらも経ってないのに結婚なんて大きなこと言ってきたくせに鍵!? 始発で出てってやるから!」と憤怒のジホ。5時に携帯のアラームをかけました。
~翌朝
出勤の支度を終えて家を出ようとしたセヒは異様な音に気づいて、すぐに管理室に電話をかけ文句を言います。「隣の部屋の内装工事、何故同意書もなしに・・・」そこまで言ってまた気づきます。「工事の音じゃなかったですね」
そう、ジホの大きなイビキ!オヤジのようなイビキです。
部屋を覗いて轟音のイビキをかいて寝ているジホを見たセヒは携帯を確認します。そこには「始発で出ますので、あらかじめご挨拶しておきます」とのジホからのメッセージ。
「・・・聞かなかったことにしておこう」と出勤していくセヒなのでした。
その日の昼間、ホランに電話をかけにオフィスの外にでたスジ。戻りがけにタバコ休憩の男性社員たちとすれ違います。
その中の一人が「ウ代理(スジのこと)、一緒にタバコでも吸っていこうよ」と軽口をききます。このメガネ社員はスジの先輩(多分)。スジはにっこりと挨拶をして踵を返した瞬間、顔がしかめ面に変わります。「まったくムカツクやつ!」←スジの顔から読んだ心の中を代弁(笑)
ホランはスジから聞いてジホに電話をかけますが出ません。「ホント電話つながんない」
ホランは仕事の合間にインテリアショップに来ていました。前から目をつけてるピンクのソファーを見に来たのです。マネージャーオンニ?に「もういくつも残ってないから早く買いなさい」と言われ「(結婚して)新居に入れたいのに」と独り言。来年また出るかと訊くと、「来年!? 早く結婚しなさいよ、きれいな時が過ぎちゃうわよ」とグサリと言われます。
ジホはアラームが鳴ってやっと起きました。2時間しか寝てないつもりのジホ。セヒが部屋で寝ていると思っているのでソロリソロリと部屋を出ました。すると猫がからっぽのエサ皿の前で鳴いています。こっそり(のつもりで)カリカリを食べさせて話しかけていると玄関のドアが開いてセヒが帰って来た!
ジホはびっくり!!また目がまんまる
ジホ「どちらへ行ってらっしゃったんですか?」セヒ「会社です」ジホ「この時間にですか?」セヒ「はい」
セヒ「もしかして・・今起きたんですか?」ジホ「はい」セヒ「この時間にですか?」ジホ「はい」
セヒも無表情の中に若干とまどいが混ざる。ジホ「昨日、始発で出るって言いましたよね?」セヒ「終電ではなく、ですか?」
ジホは昨日のプロポーズや鍵の件もありちょっとイラッとします。
「終電って・・ひどくないですか?私のことどんな風に思ってらっしゃるのか・・2時間しか寝ないで始発に乗ろうと夜明けに起きた人に対して・・こんな無礼なことおっしゃる方だったんですか?」
「事実を申し上げたんです」「えっ?」「今、夕方の5時です。始発は乗ることが出来ないでしょう、終電は分かりませんが」
「それじゃ私は・・・」「正確に14時間お眠りになったんでしょう」ジホは気まずさに下を向きながら「これ・・・実話ですか?」と消え入りそうな声で。セヒは顔色ひとつ変えず「実話です」そのときジホのお腹が鳴った
食卓で気まずく向かい合い、カップラーメンが出来上がるのを無言で待つ二人。
その空気が耐えられなくなったジホはフライングでラーメンを食べようとするがやっぱりまだ硬い。しょうがなく話し出す。
「アラーム間違ってかけたみたいで・・・」セヒは目も合わさず淡々と話す。よく寝てて起こせなかった、家を出てからよく寝てなかったみたいだ、今いるところ(=作業室)は気がおけないところではないようだ、と。
ジホは疑問をぶつける。「どうして・・私に良くして下さるんですか?」「ラーメンも大きいものを下さるし、枕カバーも新しいのにして下さったし」「いやそれは」「結婚も・・しようと言われたじゃないですか」「その部分は聞かなかった事にしてほしいと」「聞きましたけど?私」「それは気になさらないでと・・」「気にしますよ、私」→そりゃーそうだ!!
「もしかして私を・・・好きなんですか?」ラーメンを頬張ったセヒに直球質問をぶつけたジホ。
セヒはジホを見つめ一時停止。そしてまたしても真顔で「いいえ」と答えます。
「カップラーメンは私が辛いのを食べられないからで(←じゃどうして家にあったのさ??)、枕カバーは清潔さの面からで、それから結婚は・・・私が必要なので要請しました」
「必要?」
セヒはもし結婚と言うものを必ずしなくてはならないならば、ジホが最適の相手だ思ったと。セヒは長期的に家賃を納めて家を管理してくれる人が必要だし、ジホは保証金なしに暮らせる部屋が必要だ、お互いに最適の条件じゃないか、それで一回要請してみた、他意は無いと。
ジホ「それにしても家のために結婚だなんて・・」セヒ「それでは何のために結婚するとお考えですか?」ジホ「愛情、慈み、そういうものでするんでしょう」
セヒはため息をついて、「普通は皆そう考えるんでしょう」
「でも、今すぐにそれが必要なんですか?家よりも?」ジホは言葉に詰まってしまいます。
すぐに答えられなかったジホだけど、「今・・すぐではなくても、いつかは必要でしょう、私にも」
「そうなんですね」セヒは続けて「私はジホさんが私と同じカテゴリーの中にいる人だと思ったんです。私の判断が誤りでしたね」
今日の話は無かったことに、と席を立つセヒ。
スジは会社で残業中。一人で次の日の資料をコピーしているところにさっきのメガネ男がやってきます。(ちなみにこいつの職位も代理だからスジと職位は同じ)
「こんな雑務をなんでウ代理が?女だからって~下の子たちにやらせないと~」といかにも先輩面です。まだ帰らないのかと問うスジに、「やることが残ってることは残ってるけど・・ウ代理がいるなら先に帰らないと」「残業と私と何の関係が?」
メガネ先輩→他の人の目もあるし、俺みたいな既婚者は噂がたたぬよう未婚の女子社員とは二人で残業するなと部長からも言われた、と若干自意識過剰ぎみ?にネチネチとスジに言う。このシチュエーション、「ミセン」のアン・ヨンイを彷彿とさせるわ~。できる高学歴女性社員にあからさまにイヤミやセクハラを言う男性社員の図。
「そういうことでしたら、私がお先に失礼します」とスジは颯爽とオフィスを出て行った。
ホランはレストランのマネージャー。一日の仕事を終えて部下の女の子たちと外に出ると彼氏ウォンソクが待っていた。
この二人は7年も付き合ってるけれど今だにラブラブ。女の子たちはイケメンで愛情深いウォンソクとその彼女であるホランを遠目で見て羨ましがっている。
ホランとウォンソクは屋上の掘っ立て小屋みたいな狭い家で同棲中。ウォンソクは確かにイケメン?で愛情深く、その上ソウル大卒で頭もいいが、研究バカみたいな感じで人生設計なんかも興味ない感じ。仕事はマ代表(とセヒ)の会社のエンジニア?(←公式サイトを見た)今日も自分の作ったグラフをホランに自慢。「きれいだろう?」なんてご満悦。
ホランは例のソファーの話を出すけど、ウォンソクは全くの他人事。ホランはウォンソクと結婚して引っ越してそこにあのソファーを置きたいのよね。でもウォンソクはホランは好きだけど、結婚もソファーもあんまり関心ないみたい。
ジホは結局セヒの家を出て街中を歩いている。まだ夜も早い時刻に昨日のままのパジャマ姿。道行く人々の痛い視線を浴びている。視線集中のジホはバス停からスジに電話をかける。「今、バス停にいるんだけど」スジとホランはついさっき、初めてジホが宿無し草になっている事態を知って、すぐそこまでジホを探しに来ていたのだ。
「変な女がパジャマ着て座ってるの見えるけど?あんたどこいるの?」「それ・・私」
そこにカッコよくスジの車が登場!ホラン「ジホ!あんた道で寝てたの?」皆にジロジロ見られながら車に乗り込んだ!
スジの車の中では喧々囂々。特にジホがsome監督に襲われそうになったことにスジは怒り心頭!でも二人ともジホが何にも言ってこなかったことも責める。「うちらに言わなきゃでしょ~」「それにしてもなんで大家さんのところに行ったのよ」
「別に・・歩いてたら」「何が歩いてたらよ~、作業室から距離があるのに~」スジとホランは目配せ。
ホランがジホと大家(セヒ)が怪しい~とからかうと大声で「違うったら!」と否定したジホ。ホランを降ろし、今夜はスジの家に向かいます。
その頃、水を飲みにキッチンに来たセヒは、きれいに洗って分別されたカップラーメンの容器を見つけます。その時、携帯にメッセージが。「こんにちは。ナム先生(セヒのお母さん)から紹介されたファン・ジオンです
」セヒのお母さんは自らソゲティン(ブラインドデート)で息子を売り込んでいるのね~。ぐいぐい来るソゲティン女にため息のセヒです。
スジとジホは寝る準備をしておしゃべり中。スジはパソコンを見ながら仕事もしています。明日はデモデー。ベンチャー会社と投資者との橋渡しのイベントです。スジは「(分かりやすく言えば)ソゲティンみたいなもんかな」
ジホは覗き込みながら「〈結婚ではなく恋愛〉って、会社の名前が独特だね」※それはマ代表(とセヒ)の会社だよ~!
スジはスマホで婚活アプリの説明をします。自分の写真を上げるとそれを見た人が点数を付ける、その点数で等級が決まる、そうすると同じ等級の相手が紹介されると。それじゃ自分よりいい等級の人と出会いたいときは?→課金しなくちゃいけない!!
ジホは聞いただけで気が遠くなりそう。スジ「最近こんな婚活サイトが多いのよ」

次の日、そのデモデーではセヒが堂々と投資者たちの前でプレゼンしています。冷静でよどみない説明が一通り終わり、投資者から質問が飛びます。「アプリの名前がなぜ〈結婚ではなく恋愛〉なのですか?愛の結実が結婚でしょう」
セヒ「結婚がどうして愛の結実でしょうか?」とセヒ独特の持論を展開し始めるので横でマ代表がハラハラしています。
結婚は拘束であり、遺伝子を残すもの。それ以上でもそれ以下でもない、なんて投資家に言ったら今のプレゼンは何だったのーって話になるでしょ。セヒや、空気を読もう!しかも時代遅れの人が言うことだなんて~質問した投資者もムッとしてるし。
会場の不穏な空気をマ代表が横から出てきて取り繕います。「結婚は動機によって目的や過程が変化することもあります、でも恋愛はただ一つ、愛(サラン)です」なんとか上手く纏めました!う~ん、最初からマ代表がプレゼンしたほうがよかったね!
スタッフとして後ろで見ていたスジは鼻で笑うのですが・・・「ご商売がお上手ね」(よく分かんないけど多分こんな意味)
次につづきます!!



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~ep.2-2のつづきから~
「もしお時間がよろしければ・私と・結婚されますか?」「・・・はい、はい??」
「何・・何言いました?」「結婚です」←セヒまったく表情なし(笑)
「なんで私が結婚・・・いえ、なんで大家さんと私がそんなことを・・・するんですか??」ジホの目がまん丸

「・・・・・・」しばしの沈黙の後、「いや、聞かなかったことにして下さい。変な話をしたみたいです。気にしないで下さい」と、変わらず真顔で即取り消したセヒ。
セヒは「部屋はそのままにしてあるし、枕カバーは洗濯中なので新しいのを・・・」ジホ「いえ、結構です!もう行きますので!」←その時、時刻は夜中の3時(!)
「ビールご馳走様でした!」と家を飛び出したはいいが、どこにも行くところがないジホ。
結局、セヒから「タクシーが無い時間でしょうから申し上げますが、(家の)暗証番号はそのままです」とメッセが来てセヒの家に戻ります。
ジホが戻ってきた気配を察してか、自分の部屋の鍵を掛けたセヒ。ジホ「なんでいっつも鍵を!(ムカッ)

「会ってからいくらも経ってないのに結婚なんて大きなこと言ってきたくせに鍵!? 始発で出てってやるから!」と憤怒のジホ。5時に携帯のアラームをかけました。
~翌朝
出勤の支度を終えて家を出ようとしたセヒは異様な音に気づいて、すぐに管理室に電話をかけ文句を言います。「隣の部屋の内装工事、何故同意書もなしに・・・」そこまで言ってまた気づきます。「工事の音じゃなかったですね」
そう、ジホの大きなイビキ!オヤジのようなイビキです。
部屋を覗いて轟音のイビキをかいて寝ているジホを見たセヒは携帯を確認します。そこには「始発で出ますので、あらかじめご挨拶しておきます」とのジホからのメッセージ。
「・・・聞かなかったことにしておこう」と出勤していくセヒなのでした。
その日の昼間、ホランに電話をかけにオフィスの外にでたスジ。戻りがけにタバコ休憩の男性社員たちとすれ違います。
その中の一人が「ウ代理(スジのこと)、一緒にタバコでも吸っていこうよ」と軽口をききます。このメガネ社員はスジの先輩(多分)。スジはにっこりと挨拶をして踵を返した瞬間、顔がしかめ面に変わります。「まったくムカツクやつ!」←スジの顔から読んだ心の中を代弁(笑)
ホランはスジから聞いてジホに電話をかけますが出ません。「ホント電話つながんない」
ホランは仕事の合間にインテリアショップに来ていました。前から目をつけてるピンクのソファーを見に来たのです。マネージャーオンニ?に「もういくつも残ってないから早く買いなさい」と言われ「(結婚して)新居に入れたいのに」と独り言。来年また出るかと訊くと、「来年!? 早く結婚しなさいよ、きれいな時が過ぎちゃうわよ」とグサリと言われます。
ジホはアラームが鳴ってやっと起きました。2時間しか寝てないつもりのジホ。セヒが部屋で寝ていると思っているのでソロリソロリと部屋を出ました。すると猫がからっぽのエサ皿の前で鳴いています。こっそり(のつもりで)カリカリを食べさせて話しかけていると玄関のドアが開いてセヒが帰って来た!
ジホはびっくり!!また目がまんまる

ジホ「どちらへ行ってらっしゃったんですか?」セヒ「会社です」ジホ「この時間にですか?」セヒ「はい」
セヒ「もしかして・・今起きたんですか?」ジホ「はい」セヒ「この時間にですか?」ジホ「はい」
セヒも無表情の中に若干とまどいが混ざる。ジホ「昨日、始発で出るって言いましたよね?」セヒ「終電ではなく、ですか?」
ジホは昨日のプロポーズや鍵の件もありちょっとイラッとします。
「終電って・・ひどくないですか?私のことどんな風に思ってらっしゃるのか・・2時間しか寝ないで始発に乗ろうと夜明けに起きた人に対して・・こんな無礼なことおっしゃる方だったんですか?」
「事実を申し上げたんです」「えっ?」「今、夕方の5時です。始発は乗ることが出来ないでしょう、終電は分かりませんが」
「それじゃ私は・・・」「正確に14時間お眠りになったんでしょう」ジホは気まずさに下を向きながら「これ・・・実話ですか?」と消え入りそうな声で。セヒは顔色ひとつ変えず「実話です」そのときジホのお腹が鳴った

食卓で気まずく向かい合い、カップラーメンが出来上がるのを無言で待つ二人。
その空気が耐えられなくなったジホはフライングでラーメンを食べようとするがやっぱりまだ硬い。しょうがなく話し出す。
「アラーム間違ってかけたみたいで・・・」セヒは目も合わさず淡々と話す。よく寝てて起こせなかった、家を出てからよく寝てなかったみたいだ、今いるところ(=作業室)は気がおけないところではないようだ、と。
ジホは疑問をぶつける。「どうして・・私に良くして下さるんですか?」「ラーメンも大きいものを下さるし、枕カバーも新しいのにして下さったし」「いやそれは」「結婚も・・しようと言われたじゃないですか」「その部分は聞かなかった事にしてほしいと」「聞きましたけど?私」「それは気になさらないでと・・」「気にしますよ、私」→そりゃーそうだ!!
「もしかして私を・・・好きなんですか?」ラーメンを頬張ったセヒに直球質問をぶつけたジホ。
セヒはジホを見つめ一時停止。そしてまたしても真顔で「いいえ」と答えます。
「カップラーメンは私が辛いのを食べられないからで(←じゃどうして家にあったのさ??)、枕カバーは清潔さの面からで、それから結婚は・・・私が必要なので要請しました」
「必要?」
セヒはもし結婚と言うものを必ずしなくてはならないならば、ジホが最適の相手だ思ったと。セヒは長期的に家賃を納めて家を管理してくれる人が必要だし、ジホは保証金なしに暮らせる部屋が必要だ、お互いに最適の条件じゃないか、それで一回要請してみた、他意は無いと。
ジホ「それにしても家のために結婚だなんて・・」セヒ「それでは何のために結婚するとお考えですか?」ジホ「愛情、慈み、そういうものでするんでしょう」
セヒはため息をついて、「普通は皆そう考えるんでしょう」
「でも、今すぐにそれが必要なんですか?家よりも?」ジホは言葉に詰まってしまいます。
すぐに答えられなかったジホだけど、「今・・すぐではなくても、いつかは必要でしょう、私にも」
「そうなんですね」セヒは続けて「私はジホさんが私と同じカテゴリーの中にいる人だと思ったんです。私の判断が誤りでしたね」
今日の話は無かったことに、と席を立つセヒ。
スジは会社で残業中。一人で次の日の資料をコピーしているところにさっきのメガネ男がやってきます。(ちなみにこいつの職位も代理だからスジと職位は同じ)
「こんな雑務をなんでウ代理が?女だからって~下の子たちにやらせないと~」といかにも先輩面です。まだ帰らないのかと問うスジに、「やることが残ってることは残ってるけど・・ウ代理がいるなら先に帰らないと」「残業と私と何の関係が?」
メガネ先輩→他の人の目もあるし、俺みたいな既婚者は噂がたたぬよう未婚の女子社員とは二人で残業するなと部長からも言われた、と若干自意識過剰ぎみ?にネチネチとスジに言う。このシチュエーション、「ミセン」のアン・ヨンイを彷彿とさせるわ~。できる高学歴女性社員にあからさまにイヤミやセクハラを言う男性社員の図。
「そういうことでしたら、私がお先に失礼します」とスジは颯爽とオフィスを出て行った。
ホランはレストランのマネージャー。一日の仕事を終えて部下の女の子たちと外に出ると彼氏ウォンソクが待っていた。
この二人は7年も付き合ってるけれど今だにラブラブ。女の子たちはイケメンで愛情深いウォンソクとその彼女であるホランを遠目で見て羨ましがっている。
ホランとウォンソクは屋上の掘っ立て小屋みたいな狭い家で同棲中。ウォンソクは確かにイケメン?で愛情深く、その上ソウル大卒で頭もいいが、研究バカみたいな感じで人生設計なんかも興味ない感じ。仕事はマ代表(とセヒ)の会社のエンジニア?(←公式サイトを見た)今日も自分の作ったグラフをホランに自慢。「きれいだろう?」なんてご満悦。
ホランは例のソファーの話を出すけど、ウォンソクは全くの他人事。ホランはウォンソクと結婚して引っ越してそこにあのソファーを置きたいのよね。でもウォンソクはホランは好きだけど、結婚もソファーもあんまり関心ないみたい。
ジホは結局セヒの家を出て街中を歩いている。まだ夜も早い時刻に昨日のままのパジャマ姿。道行く人々の痛い視線を浴びている。視線集中のジホはバス停からスジに電話をかける。「今、バス停にいるんだけど」スジとホランはついさっき、初めてジホが宿無し草になっている事態を知って、すぐそこまでジホを探しに来ていたのだ。
「変な女がパジャマ着て座ってるの見えるけど?あんたどこいるの?」「それ・・私」
そこにカッコよくスジの車が登場!ホラン「ジホ!あんた道で寝てたの?」皆にジロジロ見られながら車に乗り込んだ!
スジの車の中では喧々囂々。特にジホがsome監督に襲われそうになったことにスジは怒り心頭!でも二人ともジホが何にも言ってこなかったことも責める。「うちらに言わなきゃでしょ~」「それにしてもなんで大家さんのところに行ったのよ」
「別に・・歩いてたら」「何が歩いてたらよ~、作業室から距離があるのに~」スジとホランは目配せ。
ホランがジホと大家(セヒ)が怪しい~とからかうと大声で「違うったら!」と否定したジホ。ホランを降ろし、今夜はスジの家に向かいます。
その頃、水を飲みにキッチンに来たセヒは、きれいに洗って分別されたカップラーメンの容器を見つけます。その時、携帯にメッセージが。「こんにちは。ナム先生(セヒのお母さん)から紹介されたファン・ジオンです

スジとジホは寝る準備をしておしゃべり中。スジはパソコンを見ながら仕事もしています。明日はデモデー。ベンチャー会社と投資者との橋渡しのイベントです。スジは「(分かりやすく言えば)ソゲティンみたいなもんかな」
ジホは覗き込みながら「〈結婚ではなく恋愛〉って、会社の名前が独特だね」※それはマ代表(とセヒ)の会社だよ~!
スジはスマホで婚活アプリの説明をします。自分の写真を上げるとそれを見た人が点数を付ける、その点数で等級が決まる、そうすると同じ等級の相手が紹介されると。それじゃ自分よりいい等級の人と出会いたいときは?→課金しなくちゃいけない!!
ジホは聞いただけで気が遠くなりそう。スジ「最近こんな婚活サイトが多いのよ」
次の日、そのデモデーではセヒが堂々と投資者たちの前でプレゼンしています。冷静でよどみない説明が一通り終わり、投資者から質問が飛びます。「アプリの名前がなぜ〈結婚ではなく恋愛〉なのですか?愛の結実が結婚でしょう」
セヒ「結婚がどうして愛の結実でしょうか?」とセヒ独特の持論を展開し始めるので横でマ代表がハラハラしています。
結婚は拘束であり、遺伝子を残すもの。それ以上でもそれ以下でもない、なんて投資家に言ったら今のプレゼンは何だったのーって話になるでしょ。セヒや、空気を読もう!しかも時代遅れの人が言うことだなんて~質問した投資者もムッとしてるし。
会場の不穏な空気をマ代表が横から出てきて取り繕います。「結婚は動機によって目的や過程が変化することもあります、でも恋愛はただ一つ、愛(サラン)です」なんとか上手く纏めました!う~ん、最初からマ代表がプレゼンしたほうがよかったね!
スタッフとして後ろで見ていたスジは鼻で笑うのですが・・・「ご商売がお上手ね」(よく分かんないけど多分こんな意味)
次につづきます!!


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