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2017年10月15日

【バラエティ】みにくいうちの子(ミウセ) 56回 イ・サンミン

미운 우리 새끼(ウンッキ) 略してミウセ
日本での表記はかなり揺れがあります。「みにくいうちの子」「憎いうちの子」などなど。
밉다という単語に「醜い」「憎い」のどちらの意味も入ってるんですね。

私はどちらかというと「憎い」の方の意味じゃないかと思ってるんですけど。いい年した息子が家庭も持たずにフラフラと遊び回っているのを見て、お母さんが自分の思いどおりにならない息子に対して「もう、うちの子ったら憎たらしい!」みたいな、愛情のある「憎い」。でも「憎いうちの子」って字面が怖いので(笑)、「みにくいうちの子」と書くことにしました!

番組はアラフォーからアラフィフの男性芸能人、キム・ゴンモ、パク・スホン、イ・サンミン、トニー・アンの4人と、それぞれのお母さんが出演者。プラス固定MCでシン・ドンヨプとソ・ジャンフン、2週替わりのスペシャルMCが1人の構成です。

基本的に息子たちはスタジオに来ず、それぞれの生活をリアリティ番組方式で撮影し、そのVTRを見ながらお母さんたちが井戸端会議のお喋りよろしく息子たちをあれこれ心配したり、呆れたり、怒ったり、誇らしく思ったり・・・愛情たっぷりに見守ります。

まず、このお母さんたちがとても面白い!どのお母さんもキャラがたってます。(素人なのに)
70代の女子トーク、イケてます。人生経験豊富で、でもこれまで普通の生活を送ってきたお母さんだから一般人の視聴者と目線が同じです。いつまでも結婚しない息子にイライラしたり、いい年の息子がやってるバカバカしいことに呆れて苦言を呈したり笑ったり、この番組はお母さんのキャラが息子たちより大事です。正直、息子たちはお母さんより面白くないかも(笑)

1回にだいたい3人のエピソードが入るのが基本です。でもお母さんは4人ともスタジオ固定メンバーです。
私は毎週全部見ようとはしてないのですが。でも面白くて1人目を見始めて結局全部見てしまうことも多いです。すべてはお母さんたちのお喋りが聞きたいがため・・・(笑)

さて、今回は10月1日放送のイ・サンミンの分です。
ミウセ1.JPG
左・イ・サンミンのお母さん、右・息子イ・サンミン

イ・サンミンはもともと歌手。事業の失敗で一時は69億円(!)という莫大な借金を負い、自己破産や再生処理をせずにこれまで借金を返し続けている借金キャラ?のタレントです。返し続けて12年、まだ負債はあるそうです。ちなみにお年は45歳。

「知ってるお兄さん(아는형님)」にもMCのソ・ジャンフンとメンバーとして出演しています。←いつかこの番組も書く予定です!

大きい借金を長く返し続けているため、債権者の方々とも情がわいて親しく付き合い、季節の贈り物(日本で言えばお中元・お歳暮)をやり取りしたり、債権者から体を気遣われて健康食品が送られてくるほどの仲になっています。
深読みをすると、これからも長ーく借金返してもらうために体を壊さずに一生懸命働いてね!という意味でしょう(笑)

チュソクを迎えてイ・サンミンは自宅にお客様を招いていました。
今の自宅はこれも債権者名義のマンションの一室を区切り、4分の1を使わせてもらっています。(通称1/4ハウス)
その1/4ハウスのよりによってサンミンの区画のみ、雨漏りで漏電して電気が断線してしまいました。
予定外に修理屋さんを呼んだりとてんやわんやでしたがお客様を迎えるためにキッチンに行き手料理を作り始めたイ・サンミン。

チュソクの贈り物として債権者たちから活きアワビ、高麗人参、高級牛肉(韓牛)が送られてきました。感謝の気持ちで料理を始めます。
高麗人参の牛肉巻、烏骨鶏とアワビ他海鮮の薬膳スープ(ヘシンタン)をササッと手慣れた手つきで完成させたころお客様の来訪。
お客様やはり債権者のうちの2人の方でした。

2人のうちの年上の方は以前にもこの番組に出たことがあり、サンミンのお母さんはすぐに「あの時ご飯をおごってくれた人じゃない?」と分かりました。確かに番組で以前ソルロンタン屋でご飯を食べながら、一緒に人生(と借金)について語り合い、さらにご飯をおごってテイクアウトまでしてくれた兄さんです。
もう一人の方は“債権の種類が違う”債権者の方。この方はイ・サンミンにお金を貸したわけではなく、イ・サンミンの会社の役員の勧誘で自分の全財産を整理してまで投資をしたそうです。その後、その役員とは連絡が取れなくなり困った果てにイ・サンミンの許を訪れたという兄さんです。

チュソクを迎えて債権者の兄さん方を食事に招いたサンミン。スタジオのMCたちも「これは奇特な絵面だな!」
サンミンは他の方も招いたが皆チュソクの休みに旅行に出ていて時間の都合がついたのが兄さんたちしかいなかったと苦笑しながら説明。「最低でも6人ぐらいはいらっしゃると思ったんだけど・・・」どんと盛られた料理たち。

債権者兄さんたち「(鍋の材料を見て)だいぶお金がかかってるみたいだけど・・・(心配顔)」「私らがこんなおもてなしを受けてもいいんですか?」
サンミン「苦笑」(債権者の皆様から受け取った贈り物で料理をしたことは内緒(笑))
料理はばっちり合格点!作り方を説明をしたり和気あいあいと会食は進む。知らない人が見れば兄弟のように仲良く食事している画面をみて、MCたちは「いやぁ、こういうのって珍しいね」「それでもこうやって(良い)関係を保っているのもいいことなんじゃないの」と感心しきりです。

 ミウセ2.JPG

そこですかさずゴンモ母さん「(これなら借金の)棒引きの近道にもなるよ」←真面目に言うもんだからMCたちも苦笑。

こうやっていい関係を保ってることで、債務関係を超えた人間同士の関係に発展しているのがイ・サンミンの人間力なんでしょう。
お母さんたちも感心しきり。そこでまたゴンモ母さん「絶対(あの方たちは)借金全部は受け取らないね」←現実的な洞察力(笑)ちなみに、ゴンモ母さんは物事をはっきりと言うガールクラッシュ(強い女)キャラです。

この番組を通して前にサンミンにご飯をおごった兄さんは、その後テレビの反響が大きく、ついには広告出演の話まで舞い込んだとか(!)
サンミンと兄さんとの債権を通した長い関係をモチーフにした貯蓄銀行の広告だそうです。

さて、サンミンを通して出会った二人の兄さん、兄さん同士は今日が初対面です。でも名前はサンミンを通して知っていました。投資詐欺?に遭った兄さんの事情をサンミンがCM兄さんに説明し始めます。

サンミンは被害者兄さんが詐欺に遭ったことを全く知らず、自分の事業が全部だめになってからこの兄さんが自分を訪ねてきて初めて事情を知りました。兄さんは家族を養わなければならないのに全財産をはたいてしまい、目の前が真っ暗になった、(投資話を持ってきた)役員は連絡が取れない、藁をもつかむ気持ちでサンミンを訪ねたそうです。その時サンミンは、まったく当てがないながらも「私がなんとかしますからご心配しないでください」と言葉をかけました。
そうでも言わないと大変なことになると思った(自殺でもしそうな勢いだったのでしょう)、この人が(その時は)どんな状況なのか知らなかったが、知らんぷりせずに最大限(問題を)片付けますと言った、と話すVTRを見ているサンミン母さんの表情がまた切ないです。

ともかくもその後からお金無い者同士、むしろその兄さんとよく会うようになり、お酒を飲みながらよく泣いた、この兄さんの前では自分が弱くなれた、なけなしの1500円で飲んでるとお互いの顔を見て二人で涙が出た、兄さんが数万円必要な時に自分にはそのお金もなく二人でパニックになったこと、その頃の辛い思い出をほろ苦くCM兄さんに話すサンミンです。

それを見ているサンミン母さん・・・切ない(イ・サンミンは基本的にお母さんにはこの手のことを何も言わないのでお母さんはこの番組でサンミンの近況を知るのです)

今は状況も上向いてきたという被害者兄さん。サンミンの「責任を取る」と言ってくれた一言が本当に力になったそうです。簡単に口に出すことができない一言に感動したと。

サンミン母さん「一人で悩んで一人で心配して・・・私はなーんにも知らなかった」

ミウセ6.JPG

サンミン「今は債務(関係ということ)を抜きにして、体まで気遣ってくれる。あの時責任を取ると言った一言に感謝してくれて一生“イ社長”と呼ばなくちゃと言ってくれる」
CM兄さん「あ、それでイ社長なんだな、俺知らなくてどこかの“理事長”になったのかと思ったよ」
※「イ社長」と「理事長」の発音が同じ(イサジャン)ための勘違い(笑)

CM兄さん「(被害者兄さんが)持ってきた贈り物を見て、てっきり成功した方なのかと思ったよ」←大きい風呂敷包みを持ってきていた。

兄さんたちが持ってきてくれた贈り物を開けると・・・
被害者兄さんの包みからは健康の願いをこめて天然松茸、香茸がどっさり。サンミン「ここ(ヘシンタン)に入ってるキノコも前に下さったものですよ」
CM兄さんからは包丁セット。「これでちょっと借金も削れ(笑)」との深い意味を持った贈り物です。
サンミンからは二人に直筆サイン色紙の束。兄さんたちが来る前に、電気の切れた部屋で100枚書いて用意しておきました。

チュソクを迎えてとてもいい席になったようです。するとおもむろにCM兄さんが、「サンミンが結婚したら借金30%帳消し(にしてやる)」と破格の提言を!!(ちなみにイ・サンミンは破産してから離婚してバツイチ)
スタジオは騒然!「早くしなくちゃ!30%~」←これを言ったソ・ジャンフンも離婚経験者(笑)

トニー母さんも「早く嫁をもらわなきゃ。さゆりはどうなの?さゆりがいるじゃない。30%棒引きにしてくれるって」と強力にさゆり(藤田小百合)をサンミン母さんに勧めます。(さゆりとイ・サンミンの話は近いうちに書く予定です~)
この言い方とかももう近所のおばさん同士の会話そのままで面白い~

サンミンは黙って苦笑いだったけど、今日も債権者様とは愛があふれる(?)一日でした!

ミウセ7.JPG


この番組は基本的にダメ息子たちのダメダメな私生活を笑いながら見るのが多いのですが、たまにこういう感動編(?)もあります。途中ちょっとウルッときてしまいました。
債権者との交流話は他のトーク番組でもよく言ってるので知ってましたが、実際画面で見ると債務関係で始まった縁が、今は信頼関係で結ばれているというのがよく分かります。
別にイ・サンミンのファンでもなんでもなかった私でも頑張ってほしいなと思わされました~

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2017年10月14日

【ドラマ】この人生は初めてなので ep.2-2

~ep.2-1のつづきから~

ジホ「ほ、本当ですか?」

セヒは関係はすべてコストだと言う。お金、時間、感情。それらを使わず結果を導くために(つまりてっとり早く?)キスをしたということですよね?とジホに真顔で問う。

ジホは「そうです、そういう論理です」と返すとセヒは異性的な関係を望むということではないんでしょう?と尋ねる。ジホがそれを即座に否定すると「それならOKです、完璧です」と真顔のセヒ。
セヒはジホに今までの下宿人の成績表を見せながら、ジホほど完璧な下宿人はもう出てこないんじゃないかとまで言う。(ただし口調は事務的で無表情)ジホは自分の評定を見ながらそれでも欠格事由の「異性」は決定的なものじゃないかと憂慮する。
セヒはそこが盲点だったけど強みでもあると、発展の可能性がすでに無い異性ならばこれほど安全なものは無いと。←安全第一のセヒならではの論理(笑)

お互い自分のタイプではないことまで確認し合い、ジホ「それならもしかして・・私たち一緒に住んでも」セヒ「いいということです」
契約は成立した!ジホのホームレス問題もセヒのホームプア問題も解決、お互いwinwinということで。

ジホは洋々と自分の作品『亀の考試院』のアイディア会議?に赴く。メンバーは他にプロデューサー、some監督のはずだったが・・最後に入ってきたのはジホがついていた大御所女性脚本家先生!驚くジホ。

プロデューサーが彼女を呼んだのね。プロデューサーと監督の説得もあり、ジホと大御所先生との共同作品となってしまった。本当は独り立ちするはずだった作品なのに・・・そしてジホの脚本にめっちゃ赤ペン入れてる大御所先生。あぁ・・・

セヒが家に帰ってくるとジホは床を磨いている。ストレスが溜まると掃除したくなるのだ、ジホは。
「本当に理想的な習慣をお持ちだ、見事です」褒められて気分が良くなるジホ。

掃除が終わり飲み物を取りにジホがキッチンに行くとセヒは居間でサッカー中継を見ている。思わず見入るジホ。
結局一緒に見始める。ジホはおもむろに「ご結婚なさらないんですか?」と訊く。「普通はなさるでしょ、家もあるし」
「普通はそうでしょう、でも私は非婚(主義)です」
セヒの非婚主張→自分と猫、それ以上にエネルギーを傾ける必要はないと。
ジホは続けて訊きます。「この家のローンはいつまで・・・?」「30年です」「!?」

いやー、かなり突っ込んでますよ、ジホは。韓国の人は普通に個人的なこと突っ込んでくることが多いみたい。今や私も慣れましたが。最初は面食らいました~。初めて会うのにこんなこと聞くの!?みたいなこと。でも別に普通なんだもんね、セヒも普通に答えてるし。

ジホには30年が途方もない時間。一生この家(のローン)のために仕事しながら生きることが途方に暮れる感じ。それに対してセヒは不動産が韓国では一番確実な資産だと思ってる。「あなたは僕よりそのことが分かっているんじゃないんですか?」とちょっとイヤミも言う(笑)
(ジホはセヒの家に来る前に自由業ということで銀行の貸し出しも受けられず、不動産屋でも予算がないためろくな物件に当たらなかった)

セヒは老後のことも考えて、総合病院から徒歩10分であることもこの家を選んだ理由のひとつだ、色々なことを考慮したのだ、実はジホの部屋は通気性が良いから自分の臨終の間の予定だということを嬉々として(当社比)話す。
そんな話をされたジホは翌朝ゴミを出しながら”あぁ、ほんと私のタイプじゃない”と再確認するのだった。

ゴミ出しを終えて部屋に戻ろうとエレベーターに乗ると妙齢の女性が駆け込んでくる。「何階ですか?」「私も4階です。ありがとう、お嬢さん」←いやな予感
そう、この女性はセヒのお母さんだった!「お嬢さん、どうしてここに入るの?ここはうちの息子の家ですけど?」

お母さんはセヒに詰め寄ります。「付き合ってるお嬢さんじゃないの!?」「付き合ってもないのに一緒に住んでるっていったいどうするの?」「ハウスメイト(下宿人)って言ったって女の子じゃないの」「あなた本当に結婚しないの?」「あなたのお父さんがあなたを結婚させないと私と離婚するって言ってるのよ!」←うわ、大変だ
ジホはその間自分の部屋でウロウロ、オロオロ。

紆余曲折してやっと得た安住の地(セヒ宅)も、お母さんが息子を思う気持ちを酌んでジホは出て行くことにした。(セヒは無視していいって言ったんだけどね)
「知り合いの監督(=some男)が、空いてる作業室があるって言ってるのでとりあえずそこに行けばいいし、仕事が契約になったらすぐ部屋も借りますから」

これから住む作業室を片付けながら話をするジホと監督。ジホは自分の脚本に手を入れられて全く違う物語になったことに不満を漏らす。監督は「そんなアマチュアみたいなこと言うわけ?」と返し、「ユン作家、ソウル大出たんだって?同期はみんないいとこ行ってるだろうにユン作家も出世しなきゃ。30にもなっていつまでこんなとこ(=作業室)で暮らすのさ?だろ?」ジホは何も返せない。。。

ジホのいない部屋に帰ってきたセヒは冷蔵庫に貼った付箋のメッセージを見つける。
「挨拶も差し上げないで行きます。ありがとうございました」
ジホの部屋を開けていないことを実感する。ジホはその時ソファーに寝袋で眠りについた・・・

〈数日後、結婚式場にて〉
マ代表とセヒが出席している。新婦側にはスジとホラン。ジホは会議で遅れて来た。新婦はソウル大の同期だ。ホランはソウル大卒ではないけど彼氏ウォンソクの代理で来たと。という事はウォンソクの先輩=マ代表もソウル大卒!?

披露宴では同期が一つのテーブルで食事。出世頭のスジの名刺を欲しがる同期たち。スジはジホを自慢する。一番出世はドラマ脚本家のジホだと。でも同期たちはいまいち乗ってこない。決していい仕事だとは思ってないのよね。表面では褒めてても態度に出てる。ジホが手がけたドラマの名前を言っても知らない。あ?あ~、あれね、みたいなごまかし方で。
居づらくなったジホは先約があるからと席を立つ。

バス停にホランが来る。ホランもエリート女たちのジホへのマウンティングが辟易で抜けてきたのだ。ホランはソウル大じゃないからね。ホランは意外と見抜いてた、ジホは恋愛もしないでお金も稼げないけど文を書くときは本当に幸せそうに見えてたのに。今は幸せじゃないの?ジホは答えられなかった・・・

結婚式場ではマ代表がロビーで名刺を配って鋭意営業中。セヒはつれなく先に帰ってしまった。女子トイレではスジがジホを心配して電話をかけようとするんだけど、結局迷ってしない。さっきの気まずくなる話題をふったのはスジだったからねー。

トイレを出たところでスジとマ代表がぶつかりスジのバッグの中身が飛び出た。謝りながら拾っていった最後のブツはコンドーム。マ代表は自分のかと思って「昨日使ったはずだけど?(えっ!?)使わなかったかな?」なんて独り言。ニコリともせずに「それ、私のです」と取り上げて去っていったスジが気になるマ代表。探し回るけど会えない。どうやらこの二人、以前に屋上パーティーで会ったことがあるみたい。←この二人もラブライン予定

仕事場に戻ったジホだけど、結局アイディア会議は大作家先生の独壇場。ストーリーがどんどん変わっていく。それを賞賛するプロデューサーとsome監督。ジホにも感想を訊く。心あらずでいたジホは「はい?面白・・・いんですか、これが?」と言ってしまう!

大作家先生は自分の筋立てがマクチャンドラマと言われて激オコ!せっかく手伝ってやってたのに!(←いらぬお世話)この作品やりたくないの!?と大きな声を出す。
ジホは、、、淡々と、でもはっきりと言った。「今回やるかやらないか決めるのは私です、先生。これは元々私の作品じゃないですか」プロデューサーと監督は苦虫を噛み潰した表情。

夜になり家に帰ってきたセヒ。もちろんジホはいない。缶ビールを飲んで一息。缶を捨てようとしたら山積みのゴミ箱。猫の世話もしてなかった。慌ててご飯をあげるセヒ。「ごめんよ、うっかりしてて・・・」ジホの部屋を見ながら猫に向かって「俺たちに必要なのは結婚じゃないのに」←なーんか頑ななこの考えはこれから出てくる理由があるのかな?

作業室のソファーで眠りについたジホはプロデューサーからメッセージを受ける。「ファン作家(=大先生)に謝罪しろ、こんななら本当に作品は出来ないぞ。こんな底辺で終わりたいのか?」それをみたジホは既読無視で寝ようとする。
その時、いきなり部屋のドアが開いてsome監督が入ってきた!

監督は酔っている。そしてジホをなじり出す。「どうしたんだよ?一緒にうまくやろうと思ってるのに」ジホが私たちがやろうとしてた話じゃないじゃない、と返すと気色ばんで「誰がやりたいことが最初からできるんだよ!やりたいことはうまくいってる子たちがするんだよ!俺らみたいなのは言われたとおりやらなきゃならないんだよ!」と腕をつかんで迫ってくる。
ジホは落ち着かせようとするんだけど、監督は「俺が好きだったことないの?」と言いながら襲ってきた!

必死に抵抗して床にたたきつけたジホ。怒りの言葉を叫びます!
「あんたが今した本当に悪いことって何だか分かる?3年間心を引っ掻き回したことでもなく、私の作品をいじくったことでもなく、彼女がいるのに私に執着していることでもないわよ!私、今、寝るところがここしかないのにあんたが私にここを出るようにしたことよ!本当に眠りたかったのに!この野郎!」家がなく、安心できる場所がないジホの叫び。
そして寝る格好のままで作業室を飛び出してしまいます。

親友にも、家族にも見せたくないこの姿。夢を追って生きていくと決めたとき、これから私の人生は真っ暗なトンネルを一人で行くことだと思っていた。だけどここまで真っ暗だとは、ここまで孤独だとは思わなかった・・・
ふらふらと歩き回っていたジホは自然とセヒのマンションの前まで来てしまう。見上げながら独り言。「何のナビモードなの?」
踵を返して去ろうとしたジホの先に買い物帰りのセヒが!

いつかのように居間でサッカー中継を見る二人。セヒはジホがパジャマのズボンでいることに目を留める。
その視線を感じたジホは慌てて説明する。「寝てたら夢をみて・・起きちゃったんでそれで歩いていたらどうしてかここまで来てました」「悪い夢だったようですね」「はい、行っても行っても抜けられないトンネルの中を一人で歩いてる夢を見ました」

ジホはすこし笑って「お元気でしたか?」「はい、まあ」セヒは相変わらずの無表情。だけど。
セヒは缶ビールを一口飲み、「あの・・・申し上げることがあるんですけど」「はい」「もしお時間よろしければ・私と・結婚されますか?」←機械的・表情なし(笑)

”このとき私は、どこでもいいから少しの間とどまりたかった、そこがマンホールだろうが、穴ぼこだろうが、どこだろうが”

ジホ「・・・はい」←ジホの返事を聞いてセヒの目が一瞬見開いた、貴重な感情表現(笑)

”今夜はちょっと・・・安心して眠りたかった” →ジホや~セヒの家でゆっくり寝な!

ep.3に続く~

結構テンポがいいので見やすいドラマですね!セヒは別にジホに気があってプロポーズしたわけではなさそう。ジホも行くところがなくて正気を失ってた感じだし、これから二人にはいろいろありそうです!(まだ2話目だしね)
しかし、あらすじ長くてすみません!要約はあきらめました!




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posted by nonontv at 18:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 2017ドラマ
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なんとなくで勉強し始めた韓国語。せっかく覚えた言葉を忘れないために細々とテレビ視聴しています! 主にバラエティ、時々ドラマ、たまーにk-popの雑食。基本的に字幕なしなので雰囲気で見ております。
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