2017年10月19日
【ドラマ】この人生は初めてなので ep.3-1
裏番組のドラマ「魔女の法廷」「愛の温度」が好評で視聴率に苦戦中・・・でも始まってからは1%くらい上がってる!イイネイイネ〜この調子で頑張れ〜〜
〜ep.2-2のつづきから〜
「もしお時間がよろしければ・私と・結婚されますか?」「・・・はい、はい??」
「何・・何言いました?」「結婚です」←セヒまったく表情なし(笑)
「なんで私が結婚・・・いえ、なんで大家さんと私がそんなことを・・・するんですか??」ジホの目がまん丸
「・・・・・・」しばしの沈黙の後、「いや、聞かなかったことにして下さい。変な話をしたみたいです。気にしないで下さい」と、変わらず真顔で即取り消したセヒ。
セヒは「部屋はそのままにしてあるし、枕カバーは洗濯中なので新しいのを・・・」ジホ「いえ、結構です!もう行きますので!」←その時、時刻は夜中の3時(!)
「ビールご馳走様でした!」と家を飛び出したはいいが、どこにも行くところがないジホ。
結局、セヒから「タクシーが無い時間でしょうから申し上げますが、(家の)暗証番号はそのままです」とメッセが来てセヒの家に戻ります。
ジホが戻ってきた気配を察してか、自分の部屋の鍵を掛けたセヒ。ジホ「なんでいっつも鍵を!(ムカッ)」←セヒは自分にキスしてきた女がジホだと分かった晩も鍵を掛けていた。ジホはそんなつもりではなかったけど、セヒは貞操の危機を感じたのか!?(笑)
「会ってからいくらも経ってないのに結婚なんて大きなこと言ってきたくせに鍵!? 始発で出てってやるから!」と憤怒のジホ。5時に携帯のアラームをかけました。
〜翌朝
出勤の支度を終えて家を出ようとしたセヒは異様な音に気づいて、すぐに管理室に電話をかけ文句を言います。「隣の部屋の内装工事、何故同意書もなしに・・・」そこまで言ってまた気づきます。「工事の音じゃなかったですね」
そう、ジホの大きなイビキ!オヤジのようなイビキです。
部屋を覗いて轟音のイビキをかいて寝ているジホを見たセヒは携帯を確認します。そこには「始発で出ますので、あらかじめご挨拶しておきます」とのジホからのメッセージ。
「・・・聞かなかったことにしておこう」と出勤していくセヒなのでした。
その日の昼間、ホランに電話をかけにオフィスの外にでたスジ。戻りがけにタバコ休憩の男性社員たちとすれ違います。
その中の一人が「ウ代理(スジのこと)、一緒にタバコでも吸っていこうよ」と軽口をききます。このメガネ社員はスジの先輩(多分)。スジはにっこりと挨拶をして踵を返した瞬間、顔がしかめ面に変わります。「まったくムカツクやつ!」←スジの顔から読んだ心の中を代弁(笑)
ホランはスジから聞いてジホに電話をかけますが出ません。「ホント電話つながんない」
ホランは仕事の合間にインテリアショップに来ていました。前から目をつけてるピンクのソファーを見に来たのです。マネージャーオンニ?に「もういくつも残ってないから早く買いなさい」と言われ「(結婚して)新居に入れたいのに」と独り言。来年また出るかと訊くと、「来年!? 早く結婚しなさいよ、きれいな時が過ぎちゃうわよ」とグサリと言われます。
ジホはアラームが鳴ってやっと起きました。2時間しか寝てないつもりのジホ。セヒが部屋で寝ていると思っているのでソロリソロリと部屋を出ました。すると猫がからっぽのエサ皿の前で鳴いています。こっそり(のつもりで)カリカリを食べさせて話しかけていると玄関のドアが開いてセヒが帰って来た!
ジホはびっくり!!また目がまんまる
ジホ「どちらへ行ってらっしゃったんですか?」セヒ「会社です」ジホ「この時間にですか?」セヒ「はい」
セヒ「もしかして・・今起きたんですか?」ジホ「はい」セヒ「この時間にですか?」ジホ「はい」
セヒも無表情の中に若干とまどいが混ざる。ジホ「昨日、始発で出るって言いましたよね?」セヒ「終電ではなく、ですか?」
ジホは昨日のプロポーズや鍵の件もありちょっとイラッとします。
「終電って・・ひどくないですか?私のことどんな風に思ってらっしゃるのか・・2時間しか寝ないで始発に乗ろうと夜明けに起きた人に対して・・こんな無礼なことおっしゃる方だったんですか?」
「事実を申し上げたんです」「えっ?」「今、夕方の5時です。始発は乗ることが出来ないでしょう、終電は分かりませんが」
「それじゃ私は・・・」「正確に14時間お眠りになったんでしょう」ジホは気まずさに下を向きながら「これ・・・実話ですか?」と消え入りそうな声で。セヒは顔色ひとつ変えず「実話です」そのときジホのお腹が鳴った
食卓で気まずく向かい合い、カップラーメンが出来上がるのを無言で待つ二人。
その空気が耐えられなくなったジホはフライングでラーメンを食べようとするがやっぱりまだ硬い。しょうがなく話し出す。
「アラーム間違ってかけたみたいで・・・」セヒは目も合わさず淡々と話す。よく寝てて起こせなかった、家を出てからよく寝てなかったみたいだ、今いるところ(=作業室)は気がおけないところではないようだ、と。
ジホは疑問をぶつける。「どうして・・私に良くして下さるんですか?」「ラーメンも大きいものを下さるし、枕カバーも新しいのにして下さったし」「いやそれは」「結婚も・・しようと言われたじゃないですか」「その部分は聞かなかった事にしてほしいと」「聞きましたけど?私」「それは気になさらないでと・・」「気にしますよ、私」→そりゃーそうだ!!
「もしかして私を・・・好きなんですか?」ラーメンを頬張ったセヒに直球質問をぶつけたジホ。
セヒはジホを見つめ一時停止。そしてまたしても真顔で「いいえ」と答えます。
「カップラーメンは私が辛いのを食べられないからで(←じゃどうして家にあったのさ??)、枕カバーは清潔さの面からで、それから結婚は・・・私が必要なので要請しました」
「必要?」
セヒはもし結婚と言うものを必ずしなくてはならないならば、ジホが最適の相手だ思ったと。セヒは長期的に家賃を納めて家を管理してくれる人が必要だし、ジホは保証金なしに暮らせる部屋が必要だ、お互いに最適の条件じゃないか、それで一回要請してみた、他意は無いと。
ジホ「それにしても家のために結婚だなんて・・」セヒ「それでは何のために結婚するとお考えですか?」ジホ「愛情、慈み、そういうものでするんでしょう」
セヒはため息をついて、「普通は皆そう考えるんでしょう」
「でも、今すぐにそれが必要なんですか?家よりも?」ジホは言葉に詰まってしまいます。
すぐに答えられなかったジホだけど、「今・・すぐではなくても、いつかは必要でしょう、私にも」
「そうなんですね」セヒは続けて「私はジホさんが私と同じカテゴリーの中にいる人だと思ったんです。私の判断が誤りでしたね」
今日の話は無かったことに、と席を立つセヒ。
スジは会社で残業中。一人で次の日の資料をコピーしているところにさっきのメガネ男がやってきます。(ちなみにこいつの職位も代理だからスジと職位は同じ)
「こんな雑務をなんでウ代理が?女だからって〜下の子たちにやらせないと〜」といかにも先輩面です。まだ帰らないのかと問うスジに、「やることが残ってることは残ってるけど・・ウ代理がいるなら先に帰らないと」「残業と私と何の関係が?」
メガネ先輩→他の人の目もあるし、俺みたいな既婚者は噂がたたぬよう未婚の女子社員とは二人で残業するなと部長からも言われた、と若干自意識過剰ぎみ?にネチネチとスジに言う。このシチュエーション、「ミセン」のアン・ヨンイを彷彿とさせるわ〜。できる高学歴女性社員にあからさまにイヤミやセクハラを言う男性社員の図。
「そういうことでしたら、私がお先に失礼します」とスジは颯爽とオフィスを出て行った。
ホランはレストランのマネージャー。一日の仕事を終えて部下の女の子たちと外に出ると彼氏ウォンソクが待っていた。
この二人は7年も付き合ってるけれど今だにラブラブ。女の子たちはイケメンで愛情深いウォンソクとその彼女であるホランを遠目で見て羨ましがっている。
ホランとウォンソクは屋上の掘っ立て小屋みたいな狭い家で同棲中。ウォンソクは確かにイケメン?で愛情深く、その上ソウル大卒で頭もいいが、研究バカみたいな感じで人生設計なんかも興味ない感じ。仕事はマ代表(とセヒ)の会社のエンジニア?(←公式サイトを見た)今日も自分の作ったグラフをホランに自慢。「きれいだろう?」なんてご満悦。
ホランは例のソファーの話を出すけど、ウォンソクは全くの他人事。ホランはウォンソクと結婚して引っ越してそこにあのソファーを置きたいのよね。でもウォンソクはホランは好きだけど、結婚もソファーもあんまり関心ないみたい。
ジホは結局セヒの家を出て街中を歩いている。まだ夜も早い時刻に昨日のままのパジャマ姿。道行く人々の痛い視線を浴びている。視線集中のジホはバス停からスジに電話をかける。「今、バス停にいるんだけど」スジとホランはついさっき、初めてジホが宿無し草になっている事態を知って、すぐそこまでジホを探しに来ていたのだ。
「変な女がパジャマ着て座ってるの見えるけど?あんたどこいるの?」「それ・・私」
そこにカッコよくスジの車が登場!ホラン「ジホ!あんた道で寝てたの?」皆にジロジロ見られながら車に乗り込んだ!
スジの車の中では喧々囂々。特にジホがsome監督に襲われそうになったことにスジは怒り心頭!でも二人ともジホが何にも言ってこなかったことも責める。「うちらに言わなきゃでしょ〜」「それにしてもなんで大家さんのところに行ったのよ」
「別に・・歩いてたら」「何が歩いてたらよ〜、作業室から距離があるのに〜」スジとホランは目配せ。
ホランがジホと大家(セヒ)が怪しい〜とからかうと大声で「違うったら!」と否定したジホ。ホランを降ろし、今夜はスジの家に向かいます。
その頃、水を飲みにキッチンに来たセヒは、きれいに洗って分別されたカップラーメンの容器を見つけます。その時、携帯にメッセージが。「こんにちは。ナム先生(セヒのお母さん)から紹介されたファン・ジオンです」セヒのお母さんは自らソゲティン(ブラインドデート)で息子を売り込んでいるのね〜。ぐいぐい来るソゲティン女にため息のセヒです。
スジとジホは寝る準備をしておしゃべり中。スジはパソコンを見ながら仕事もしています。明日はデモデー。ベンチャー会社と投資者との橋渡しのイベントです。スジは「(分かりやすく言えば)ソゲティンみたいなもんかな」
ジホは覗き込みながら「〈結婚ではなく恋愛〉って、会社の名前が独特だね」※それはマ代表(とセヒ)の会社だよ〜!
スジはスマホで婚活アプリの説明をします。自分の写真を上げるとそれを見た人が点数を付ける、その点数で等級が決まる、そうすると同じ等級の相手が紹介されると。それじゃ自分よりいい等級の人と出会いたいときは?→課金しなくちゃいけない!!
ジホは聞いただけで気が遠くなりそう。スジ「最近こんな婚活サイトが多いのよ」
次の日、そのデモデーではセヒが堂々と投資者たちの前でプレゼンしています。冷静でよどみない説明が一通り終わり、投資者から質問が飛びます。「アプリの名前がなぜ〈結婚ではなく恋愛〉なのですか?愛の結実が結婚でしょう」
セヒ「結婚がどうして愛の結実でしょうか?」とセヒ独特の持論を展開し始めるので横でマ代表がハラハラしています。
結婚は拘束であり、遺伝子を残すもの。それ以上でもそれ以下でもない、なんて投資家に言ったら今のプレゼンは何だったのーって話になるでしょ。セヒや、空気を読もう!しかも時代遅れの人が言うことだなんて〜質問した投資者もムッとしてるし。
会場の不穏な空気をマ代表が横から出てきて取り繕います。「結婚は動機によって目的や過程が変化することもあります、でも恋愛はただ一つ、愛(サラン)です」なんとか上手く纏めました!う〜ん、最初からマ代表がプレゼンしたほうがよかったね!
スタッフとして後ろで見ていたスジは鼻で笑うのですが・・・「ご商売がお上手ね」(よく分かんないけど多分こんな意味)
次につづきます!!
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〜ep.2-2のつづきから〜
「もしお時間がよろしければ・私と・結婚されますか?」「・・・はい、はい??」
「何・・何言いました?」「結婚です」←セヒまったく表情なし(笑)
「なんで私が結婚・・・いえ、なんで大家さんと私がそんなことを・・・するんですか??」ジホの目がまん丸
「・・・・・・」しばしの沈黙の後、「いや、聞かなかったことにして下さい。変な話をしたみたいです。気にしないで下さい」と、変わらず真顔で即取り消したセヒ。
セヒは「部屋はそのままにしてあるし、枕カバーは洗濯中なので新しいのを・・・」ジホ「いえ、結構です!もう行きますので!」←その時、時刻は夜中の3時(!)
「ビールご馳走様でした!」と家を飛び出したはいいが、どこにも行くところがないジホ。
結局、セヒから「タクシーが無い時間でしょうから申し上げますが、(家の)暗証番号はそのままです」とメッセが来てセヒの家に戻ります。
ジホが戻ってきた気配を察してか、自分の部屋の鍵を掛けたセヒ。ジホ「なんでいっつも鍵を!(ムカッ)」←セヒは自分にキスしてきた女がジホだと分かった晩も鍵を掛けていた。ジホはそんなつもりではなかったけど、セヒは貞操の危機を感じたのか!?(笑)
「会ってからいくらも経ってないのに結婚なんて大きなこと言ってきたくせに鍵!? 始発で出てってやるから!」と憤怒のジホ。5時に携帯のアラームをかけました。
〜翌朝
出勤の支度を終えて家を出ようとしたセヒは異様な音に気づいて、すぐに管理室に電話をかけ文句を言います。「隣の部屋の内装工事、何故同意書もなしに・・・」そこまで言ってまた気づきます。「工事の音じゃなかったですね」
そう、ジホの大きなイビキ!オヤジのようなイビキです。
部屋を覗いて轟音のイビキをかいて寝ているジホを見たセヒは携帯を確認します。そこには「始発で出ますので、あらかじめご挨拶しておきます」とのジホからのメッセージ。
「・・・聞かなかったことにしておこう」と出勤していくセヒなのでした。
その日の昼間、ホランに電話をかけにオフィスの外にでたスジ。戻りがけにタバコ休憩の男性社員たちとすれ違います。
その中の一人が「ウ代理(スジのこと)、一緒にタバコでも吸っていこうよ」と軽口をききます。このメガネ社員はスジの先輩(多分)。スジはにっこりと挨拶をして踵を返した瞬間、顔がしかめ面に変わります。「まったくムカツクやつ!」←スジの顔から読んだ心の中を代弁(笑)
ホランはスジから聞いてジホに電話をかけますが出ません。「ホント電話つながんない」
ホランは仕事の合間にインテリアショップに来ていました。前から目をつけてるピンクのソファーを見に来たのです。マネージャーオンニ?に「もういくつも残ってないから早く買いなさい」と言われ「(結婚して)新居に入れたいのに」と独り言。来年また出るかと訊くと、「来年!? 早く結婚しなさいよ、きれいな時が過ぎちゃうわよ」とグサリと言われます。
ジホはアラームが鳴ってやっと起きました。2時間しか寝てないつもりのジホ。セヒが部屋で寝ていると思っているのでソロリソロリと部屋を出ました。すると猫がからっぽのエサ皿の前で鳴いています。こっそり(のつもりで)カリカリを食べさせて話しかけていると玄関のドアが開いてセヒが帰って来た!
ジホはびっくり!!また目がまんまる
ジホ「どちらへ行ってらっしゃったんですか?」セヒ「会社です」ジホ「この時間にですか?」セヒ「はい」
セヒ「もしかして・・今起きたんですか?」ジホ「はい」セヒ「この時間にですか?」ジホ「はい」
セヒも無表情の中に若干とまどいが混ざる。ジホ「昨日、始発で出るって言いましたよね?」セヒ「終電ではなく、ですか?」
ジホは昨日のプロポーズや鍵の件もありちょっとイラッとします。
「終電って・・ひどくないですか?私のことどんな風に思ってらっしゃるのか・・2時間しか寝ないで始発に乗ろうと夜明けに起きた人に対して・・こんな無礼なことおっしゃる方だったんですか?」
「事実を申し上げたんです」「えっ?」「今、夕方の5時です。始発は乗ることが出来ないでしょう、終電は分かりませんが」
「それじゃ私は・・・」「正確に14時間お眠りになったんでしょう」ジホは気まずさに下を向きながら「これ・・・実話ですか?」と消え入りそうな声で。セヒは顔色ひとつ変えず「実話です」そのときジホのお腹が鳴った
食卓で気まずく向かい合い、カップラーメンが出来上がるのを無言で待つ二人。
その空気が耐えられなくなったジホはフライングでラーメンを食べようとするがやっぱりまだ硬い。しょうがなく話し出す。
「アラーム間違ってかけたみたいで・・・」セヒは目も合わさず淡々と話す。よく寝てて起こせなかった、家を出てからよく寝てなかったみたいだ、今いるところ(=作業室)は気がおけないところではないようだ、と。
ジホは疑問をぶつける。「どうして・・私に良くして下さるんですか?」「ラーメンも大きいものを下さるし、枕カバーも新しいのにして下さったし」「いやそれは」「結婚も・・しようと言われたじゃないですか」「その部分は聞かなかった事にしてほしいと」「聞きましたけど?私」「それは気になさらないでと・・」「気にしますよ、私」→そりゃーそうだ!!
「もしかして私を・・・好きなんですか?」ラーメンを頬張ったセヒに直球質問をぶつけたジホ。
セヒはジホを見つめ一時停止。そしてまたしても真顔で「いいえ」と答えます。
「カップラーメンは私が辛いのを食べられないからで(←じゃどうして家にあったのさ??)、枕カバーは清潔さの面からで、それから結婚は・・・私が必要なので要請しました」
「必要?」
セヒはもし結婚と言うものを必ずしなくてはならないならば、ジホが最適の相手だ思ったと。セヒは長期的に家賃を納めて家を管理してくれる人が必要だし、ジホは保証金なしに暮らせる部屋が必要だ、お互いに最適の条件じゃないか、それで一回要請してみた、他意は無いと。
ジホ「それにしても家のために結婚だなんて・・」セヒ「それでは何のために結婚するとお考えですか?」ジホ「愛情、慈み、そういうものでするんでしょう」
セヒはため息をついて、「普通は皆そう考えるんでしょう」
「でも、今すぐにそれが必要なんですか?家よりも?」ジホは言葉に詰まってしまいます。
すぐに答えられなかったジホだけど、「今・・すぐではなくても、いつかは必要でしょう、私にも」
「そうなんですね」セヒは続けて「私はジホさんが私と同じカテゴリーの中にいる人だと思ったんです。私の判断が誤りでしたね」
今日の話は無かったことに、と席を立つセヒ。
スジは会社で残業中。一人で次の日の資料をコピーしているところにさっきのメガネ男がやってきます。(ちなみにこいつの職位も代理だからスジと職位は同じ)
「こんな雑務をなんでウ代理が?女だからって〜下の子たちにやらせないと〜」といかにも先輩面です。まだ帰らないのかと問うスジに、「やることが残ってることは残ってるけど・・ウ代理がいるなら先に帰らないと」「残業と私と何の関係が?」
メガネ先輩→他の人の目もあるし、俺みたいな既婚者は噂がたたぬよう未婚の女子社員とは二人で残業するなと部長からも言われた、と若干自意識過剰ぎみ?にネチネチとスジに言う。このシチュエーション、「ミセン」のアン・ヨンイを彷彿とさせるわ〜。できる高学歴女性社員にあからさまにイヤミやセクハラを言う男性社員の図。
「そういうことでしたら、私がお先に失礼します」とスジは颯爽とオフィスを出て行った。
ホランはレストランのマネージャー。一日の仕事を終えて部下の女の子たちと外に出ると彼氏ウォンソクが待っていた。
この二人は7年も付き合ってるけれど今だにラブラブ。女の子たちはイケメンで愛情深いウォンソクとその彼女であるホランを遠目で見て羨ましがっている。
ホランとウォンソクは屋上の掘っ立て小屋みたいな狭い家で同棲中。ウォンソクは確かにイケメン?で愛情深く、その上ソウル大卒で頭もいいが、研究バカみたいな感じで人生設計なんかも興味ない感じ。仕事はマ代表(とセヒ)の会社のエンジニア?(←公式サイトを見た)今日も自分の作ったグラフをホランに自慢。「きれいだろう?」なんてご満悦。
ホランは例のソファーの話を出すけど、ウォンソクは全くの他人事。ホランはウォンソクと結婚して引っ越してそこにあのソファーを置きたいのよね。でもウォンソクはホランは好きだけど、結婚もソファーもあんまり関心ないみたい。
ジホは結局セヒの家を出て街中を歩いている。まだ夜も早い時刻に昨日のままのパジャマ姿。道行く人々の痛い視線を浴びている。視線集中のジホはバス停からスジに電話をかける。「今、バス停にいるんだけど」スジとホランはついさっき、初めてジホが宿無し草になっている事態を知って、すぐそこまでジホを探しに来ていたのだ。
「変な女がパジャマ着て座ってるの見えるけど?あんたどこいるの?」「それ・・私」
そこにカッコよくスジの車が登場!ホラン「ジホ!あんた道で寝てたの?」皆にジロジロ見られながら車に乗り込んだ!
スジの車の中では喧々囂々。特にジホがsome監督に襲われそうになったことにスジは怒り心頭!でも二人ともジホが何にも言ってこなかったことも責める。「うちらに言わなきゃでしょ〜」「それにしてもなんで大家さんのところに行ったのよ」
「別に・・歩いてたら」「何が歩いてたらよ〜、作業室から距離があるのに〜」スジとホランは目配せ。
ホランがジホと大家(セヒ)が怪しい〜とからかうと大声で「違うったら!」と否定したジホ。ホランを降ろし、今夜はスジの家に向かいます。
その頃、水を飲みにキッチンに来たセヒは、きれいに洗って分別されたカップラーメンの容器を見つけます。その時、携帯にメッセージが。「こんにちは。ナム先生(セヒのお母さん)から紹介されたファン・ジオンです」セヒのお母さんは自らソゲティン(ブラインドデート)で息子を売り込んでいるのね〜。ぐいぐい来るソゲティン女にため息のセヒです。
スジとジホは寝る準備をしておしゃべり中。スジはパソコンを見ながら仕事もしています。明日はデモデー。ベンチャー会社と投資者との橋渡しのイベントです。スジは「(分かりやすく言えば)ソゲティンみたいなもんかな」
ジホは覗き込みながら「〈結婚ではなく恋愛〉って、会社の名前が独特だね」※それはマ代表(とセヒ)の会社だよ〜!
スジはスマホで婚活アプリの説明をします。自分の写真を上げるとそれを見た人が点数を付ける、その点数で等級が決まる、そうすると同じ等級の相手が紹介されると。それじゃ自分よりいい等級の人と出会いたいときは?→課金しなくちゃいけない!!
ジホは聞いただけで気が遠くなりそう。スジ「最近こんな婚活サイトが多いのよ」
次の日、そのデモデーではセヒが堂々と投資者たちの前でプレゼンしています。冷静でよどみない説明が一通り終わり、投資者から質問が飛びます。「アプリの名前がなぜ〈結婚ではなく恋愛〉なのですか?愛の結実が結婚でしょう」
セヒ「結婚がどうして愛の結実でしょうか?」とセヒ独特の持論を展開し始めるので横でマ代表がハラハラしています。
結婚は拘束であり、遺伝子を残すもの。それ以上でもそれ以下でもない、なんて投資家に言ったら今のプレゼンは何だったのーって話になるでしょ。セヒや、空気を読もう!しかも時代遅れの人が言うことだなんて〜質問した投資者もムッとしてるし。
会場の不穏な空気をマ代表が横から出てきて取り繕います。「結婚は動機によって目的や過程が変化することもあります、でも恋愛はただ一つ、愛(サラン)です」なんとか上手く纏めました!う〜ん、最初からマ代表がプレゼンしたほうがよかったね!
スタッフとして後ろで見ていたスジは鼻で笑うのですが・・・「ご商売がお上手ね」(よく分かんないけど多分こんな意味)
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