2017年12月05日
【ドラマ】この人生は初めてなので ep.16-2 (最終回)
完結編です!!
〜ep.16-1のつづきから〜
セヒの家にケーキを持って行ったのに会えなかったジホはバスを降りた。バス停から降りて屋上部屋に向かう。歩きながらセヒに電話をかけるがセヒは出ない。電話は机に置きっぱなしだったのだ。(表示名は「妻」のまま)
その時、セヒも買い物から屋上部屋に戻っているところだった。何も知らないジホもセヒの電話が留守電に繋がってしまうのを聞きながら、ニアミスで後から部屋に向かって歩いていた。
屋上まで上がり、部屋に入らず外の台に座ったジホ。ケーキを箱から出すと、「今日から“私たち(ウリ)”1日目!」と小さいカードが刺さっている。
「今日から本当に私達1日目にしようって、私から先に告白しようって思ったのに。流れちゃったね」ジホはケーキの“ウリ”に話しかける。「ウリや。電話も出なくて。どこにいるのよ、この人」
“その部屋を去って数か月間、ソウルを歩きまわりながら私の心に何が残るのか知ってみたかった。正直、憎くもあった。ひどく心が痛かったりもした。夜空と一緒に持ちこたえうる、私達2人だけの星の袋が私達にも果たしてあるのかどうか、知りたかった。いや、実は疑っていた。だけど振り返ってみると私の心に残っていたのは、憎しみでも痛みでもなく、ひとえに恋しさ、ひとえに会いたさ”
「こんなに私の星の袋はいっぱいなのに。いったいどこにいるのよ、この人は」台の上で仰向けになっているジホに電話がかかってきた。
「うん、ジホ」「ジホ、あんた屋上部屋に行ったって?もしかして、会ったの?」スジのナイスアシスト!まさかの目と鼻の先に探している男がいた!
家の中に入るとカタツムリを抱いてベッドで寝ているセヒと、布団の上にいるウリ。「ウリや。元気だった?」ジホはウリに話しかける。「どうやって来たの?兄さんをおぶって来たのね、タクシーに乗って」
ジホはセヒの隣に寝そべった。寝ているセヒの顔を見ながらそっと顔に触れる。そうするとセヒが夢うつつで目を覚ました。
「ジホさんだね。さっきはジホさんのカバンが出てきたのに、今度は始めからジホさんが出て来たね」セヒは寝ぼけて自分が夢を見ていると思ってるみたい。「すごく会いたかったみたいね、私が夢に出てくるくらい」とジホは言った。
「本当にモンゴルに行って来たの?俺を置いて行って良かったのか?俺だけ置いて行って楽しかったのか?」寝言で不平を言うセヒにジホは嬉しそう。
「ううん。一つも面白くなかった。あなたにすごく会いたくて。毎日恋しかった」セヒは涙を浮かべながら笑った。「可笑しいね」その顔を優しく撫でながらジホは言った。「愛してる。愛してます、すごく」
「悪い人だ」セヒがとうとう涙を流した。「俺の傍からいなくなるくせに。起きたらいなくなるくせに。なんで愛してるって言うんだ。悪い人だね、ジホさん」
「ごめんね。もうどこにも行かないから」「どんな夢がこんなに悲しいのか」寝ながら泣き続けるセヒ。「だけど、いいね。こんな風でも会えていいよ、ジホさん。夢でもいい、ジホさん」ジホの名前を呼び続けるセヒを見て、ジホも涙があふれた。セヒの頭を撫でているジホ。
机の上はたくさんのビールの空き缶と、開いたままのウエディングアルバム。これを見ながらまた酔っぱらって寝ちゃったんだろうね〜
翌朝、ウリの鳴き声で目覚めたセヒ。枕元に置いてあった水筒に自然に手を伸ばし口をつけた。気付くとテーブルの上はきれいに片付けられている。自分の持っている水筒に初めて疑問が湧いたセヒは、「まさか、ウリ。お前が沸かしたのか?柚子茶」→無実のウリはキョトン(笑)
自分がアルコール性の痴呆症にかかったと思って、むしろ良かったのかもしれないと独り言を言うセヒ。ジホがいなくなってからどれだけ飲んでるんだか。
セヒは屋上に出て、またビール缶を開けた。「起きましたか?」その声に驚いて振り返ると・・・干したシーツの後ろから出てきたのはジホ!
セヒに微笑みかけるジホにビックリし過ぎて声も出ずにお目目がまんまるだよーー
「起きてもうお酒ですか?胸やけしないの?」とセヒに問いかけるジホ。「朝ご飯食べよう〜」と部屋に行きながら「先にシャワーしてください。臭うわよ」と声を掛けて中に入る。確かに昨日カギをもらった時と同じ服だから、そのままお酒を飲んで着替えもせずに寝ちゃったんだね。
ジホは朝からケジャンを頬張っている。向かい合わせにいるセヒが「今、ケジャンが喉を通りますか?」とジホに言った。まるで普段通りのジホに対して複雑な表情のセヒ。ジホが朝からもたれます?と尋ねるとそういうことではないと言った。
「離婚したじゃないんですか?私たち。相当おかしいです、この状況」
離婚してモンゴルに行く(と思い込んでた)と消えたのに急に現れて自分の前でケジャンを食べているジホとこの状況に頭がついて行ってないんだね、そりゃそうだ!
そこまで言われてジホはため息をつき、「では私、出て行きますか?」と言った。ジホはジホでセヒがあんまり喜んでくれてないと思ったのかな?「わかりました。行きます、それなら」と手と口を拭いて立ち上がり、部屋を出ようとする。
セヒは出て行くジホの腕をつかんだ。「そういうことじゃないじゃないか」ジホはじっとセヒの顔を見た。
「どこへ行ってたんだ?お前どこにいたんだ」「仁寺洞」
仁寺洞と聞いたセヒはジホから離れて後ろを向き、頭を抱えた。「怒ったんですか?」とジホが訊く。自分の中で一生懸命感情を押さえているみたいな素振りのセヒ。「いいえ」
「違うみたいだけど?怒ってるみたいだけど?」とジホが顔を覗き込むと、「怒ってないです!!」とセヒは大声を出した。
そんな近くにいながら一度も連絡をよこさず、訪ねても来なかったジホを詰るセヒ。「俺がどれだけ会いたかったか。どれだけ、辛かったか」
大きな声を出してジホに向かって怒ったセヒを見てジホは笑い顔になった。その顔を見てさらにセヒはジホを詰る。「笑ってるんですか?なんで笑うんですか。人をおかしくさせておいて、家まで売るようにしておいて、笑いがでるんですか?今?」
「セヒさんが・・怒った」ジホは幸せそうに言った。
「初めてそうやって話しました。『俺がどれだけ会いたかったか、どれだけ辛かったか』初めて私に気持ちを言ったの」ジホが待っていたのはこれだったんだな〜。セヒはいつも言いたいことがあっても全部心の中にしまってたから。
「ありがとう、19号室を開けてくれて。ごめんね、辛い時にいなくなって」やっとやっと、お互い自分の気持ちを話して相手の気持ちが知れたんだね〜〜
「私がハグしてあげようか?」と大きく手を広げてセヒに訊いたジホ。セヒは「知りません」と拗ねてベッドに腰掛けたよ〜、まるで女子みたいな拗ね方(笑)
隣に座って「何が知らないですか〜。ハグしてあげます」と言うジホに背を向けて「結構です。何するんですか」と本格的に拗ねまくるセヒ(笑)。来ないでくださいとセヒが言えば言うほどジホがいたずらっ子みたいにくっつくと・・・
ジホをバッとベッドに押し倒したよ〜。お〜、セヒが男に戻った!!
「来ないでって言ったでしょ」とジホに覆いかぶさるように言うセヒ。「朝ご飯、もう食べなくてもいいですか?」「食べなくても、いいです」とセヒを真っ直ぐに見ながら言うジホにキスしたよ〜。ジホもセヒに抱き着いて、やっとやっとやーっと今日から本当に1日目になったね!!!
ウォンソクはタブレットを真剣な顔で見ていた。「最終カップル適合度91.666%」この前、ボミに告白をされた時に見せられた二人の適合データ。
「こんな風に理論上の完璧なマッチング、簡単じゃないことよくご存知でしょ?賢明な返答を待ってます」とクールに言ったボミを思い出しているウォンソク。
ウォンソクは外にボミを呼び出した。「決められましたか?」と尋ねたボミ。「ボミさんは僕にとってMacOSのような方です」と話し始めたウォンソク。いつもこういう話の時はプログラミングや理論の話に例えるね〜、ウォンソクは!
「新しくて、不思議で、直感的でこの上なく楽な、そんな人です。ですけど、僕は煩わしくて面倒でも、今もWindowsが恋しいんです。僕の頭はMacOSが一番理想的だと分かってるんだけど、それを分かってても心の中はまだWindowsを覚えてるみたいです。すみません、ボミさん」
「ええ、分かりました。私が聞いてきたお断りの中で一番ロマンティックですね」←やっぱりウォンソクと相性は良いらしい(笑)
「だけど、いつまで旧システムに閉じ込められるつもりなんですか?Windowsもアップデートしなくてはいけないんじゃないですか?会計士さん(シン代理)、明日プロポーズするんですって。ですから、初期化する前に早くアップデートしたらどうです」「ボミさん、元々分かっていらしたんですか?」ウォンソクがホランを忘れていないと知っていながら自分の気持ちを伝えたんだね、ボミ!
セヒはジホの腕の中で熟睡していた。朝からずっと寝ていたのかな?「セヒさん。起きてください。晩ご飯食べないと」とセヒを優しく起こしたジホ。最近眠れてなかったから、もっと寝ていていいかとジホに甘えて抱き着きながら訊くセヒ。ご飯だけ食べてから寝ましょうとジホが言うと、「俺がオムライス作ってあげようか?」とセヒがニッコリ(笑)その言葉を聞いて急に真顔になったジホ。「チキンを出前して食べましょう」(笑)
外の台に出て、夜景を見ながらチキンとビールで乾杯の2人。セヒは結局ジホがジョンミンの会社と契約をしなかったことを尋ねた。「聞いたんだ、コ代表に」←ジョンミンを「コ代表」と呼んでいる!!
セヒは自分のせいでジホが良い道を諦めたのではないかと思っていた。でもジホは、セヒもジョンミンも自分のせいでジホが仕事を諦めたと思っていることを不思議がっている。
「そんなに簡単には諦めません、悲運の88年生まれは」セヒに話し始めたジホ。
「機会というのは大切で希少なものだから、そんなに簡単には諦められないんです。その機会の中に“愛”も含まれてます。コ代表もお父様も私が何を諦めてはならないのか教えてくれた良いきっかけでした。私、愛を諦めることはできないです。だから、何かを諦めたのではなくて、愛を最優先に選択したんです。」
自分が生きるこの時代に、本当の愛をまともに一度することも大変だ、と言うジホ。もし結婚が自分たちの愛に害をなす制度ならば、これからも選びたくないと言った。「セヒさんの考えはどうですか?」
「私は、ジホさんとまた離れていたくありません。そして法的な保護者になりたいです。それでどんな危ないことが起きても私が一番先に駆けつけられるように」ジホの顔が嬉しそう〜。セヒがもう自分の心を全部言ってくれるし、なにげに今のはプロポーズだし。
「ですが、結婚が愛を変質させうる制度だということには全面的に同意します。両親が決めておいた慣習や形式にこれ以上、私たちの感情を痛めるのは望みません。これからの時間の間、私達だけの対案を見つけるようにしましょう」
2人はもう一度乾杯をした。「だけど・・・コ代表と2人きりで会ったんですか?」←いきなりジホのやきもちタイム!(笑)
「いつ?どこで?」突然焦り始めるセヒ。「ですから、それは・・・。コ代表から先に電話が来て」ジョンミンに罪をなすりつける作戦(笑)
「先に電話したんですか?コ代表ちょっとおかしいですね、人の男を思い通りに呼びつけてってことですか?」ジホの怒りが止まらない!「そうなんですよ。変えましょうか、電話番号」ジホの怒りを自分に向けないようにしてるセヒだけど、「結構です!」と言いビールを一気飲みしてジロリとセヒを見るジホ。頑張れ、セヒや〜〜
翌日、ホランがジホに電話をしてきた。区庁に行くと言う。屋上部屋の大家のおばさんがソファーを捨てるようにとホランに連絡してきたのだった。確かに外に出していたからか、カビや傷がものすごくなっている。区庁で粗大ごみの申告をしてから後で取りに行くとホランは言った。電話を切った後、ジョンミンからジホにメッセが入った。
「弁護士から話を聞きました。攻撃手としての成功的な一歩、おめでとうございます。それから、他の制作会社から連絡がいくと思います。純粋なファンの心から私が少し営業をしてしまいました。書きたい文、必ず…書いてください」
ジョンミーン!!あなたは最後までなんといい人だったのか!!こういう人になりたい・・・
ジホは大きく伸びをして、セヒに電話をかけようとアドレス帳をスクロールする。そこには「私の男♡」との表示!!
セヒは久しぶりに会社に出勤した。「久しぶりだな、マ代表」と挨拶すると驚いてセヒに視線が集中するマ代表&社員一同。
机をどかそうかと思っていたと冗談を言うマ代表に「懐かしかった、マ代表のそのギャグ」と返すセヒ。これでキョルマルエも一安心になったね!
そこにジホからの電話がかかってきた。「俺のもの♡」と出た表示を見てマ代表がバスで電話が誰かのと入れ替わったと言ってるよ〜(笑)まさかのセヒがまさかの表示だもんね!
そのまま電話に出たセヒ。「うん」←まずこの返事がマ代表には信じがたい(笑)。ジホはホランがソファー捨てるんだけど2人では動かせないからと言うと、帰ってから自分がすると答えたセヒ。この柔らかい表情と口調がまた有り得なくてマ代表のみならず社員一同もお化けでも見るかのようにセヒに釘づけ(笑)
「そうですか。僕もです」そして切る前に無表情ながら「チュッ」←キャラ崩壊したセヒ(笑)マ代表の表情〜〜うける〜社員たちも絶句(笑)
シン代理はホランに「結婚開発プロジェクト」をプレゼンしている。結婚は人生の一番大きなプロジェクトだと言うシン代理は、失敗しないように少しずつ徹底して準備しないと、とホランに話す。しかし、ホランはシン代理の気持ちは受け取れないと正式に断った。「今日、実はこう申し上げようと来たんです」
「予想はしていました」と言ったシン代理。「理由を伺ってもいいですか?正直な理由を。それでこそすっきりと整理できると思うので」ホランはコートのポケットからウォンソクにもらった指輪を出した。
「これ、元彼が私にプロポーズしながらくれた指輪です。私、実はずっといつもポケットに入れて来てました。私もヨンヒョさんに会いながらすごく努力してみようとしたんですよ。私の気持ちに。だけど、気持ちは努力するものではなかったんです。ただ、来るものでしょう」シン代理は悲しく笑いながら頷いた。「いい言葉ですね、本当に」
そして、明るく「それは僕も『リアル認定』する部分です」といつもの言葉遣いでホランに言い、「同意?」と手を挙げる。最初で最後、ホランがハイタッチで答えた。
ウォンソクは休憩室でホランに電話をするかするまいか迷っていた。そこに無表情ながらご機嫌で鼻歌まで歌っているセヒがお茶を飲みに来た。「お久しぶりですね、ウォンソクさん」
ウォンソクに部屋の住み心地を訊かれ、「すごくいいです。ワンルームがこんなにいい住居空間だとは」と答えたセヒ。それはジホがいるからだろ〜〜。
ウォンソクはもしかしてホランが来るとか、そういうのはないでしょう?とセヒに訊くと、どうして知ってるのかと逆にセヒに訊かれた。「今日、ホランさんが来られるとおっしゃってましたが」「えっ?」ウォンソクは驚く。
区庁で申告書を作成し、屋上部屋に来て、残りを整理するらしいとさっきジホから聞いたことを伝えたセヒ。ウォンソクは何の申告書かが気になる。「もしかして、それ、婚姻届ですか?」
「え?」と一瞬聞き返したセヒだったが、「うーん、どうもそのようですね」と話に乗った!「30代初めの女性が区庁で申告する状況というのは、多分それ以外にないでしょう。婚姻届」明らかにウォンソクの顔色が変わる。
「あ、さっき見たら会社の前のカフェで会計士さんと一緒にいましたよ、ホランさん」とダメ押しするセヒ。慌てて半休を取りますと言ってウォンソクは会社を出て行った。セヒはお茶を一口飲み、小さくガッツポーズ。ナイスアシスト!
ウォンソクが会社の外に出ると、ちょうどホランがシン代理の車に乗り込むところだった。駆けつけるがあとちょっとの差で間に合わなかったウォンソク。車は区庁の前で止まった。ホランとシン代理はお互い笑顔で最後の挨拶を交わしてお別れした。
ホランが区庁の中で粗大ゴミ廃棄の申請書を書いていると、後ろからウォンソクが走り寄ってきて手を止めた。驚くホラン。「俺、ダメみたいだ。諦められないみたいだ」と言いながら申請書を取り上げる。
「どうせ必要ないよ。もう古くなったしあちこち傷もあるし、再生不能だよ」とホランが言った。「いや、古くなったから、傷がついたから、もっと大事にして面倒みなくちゃ」と真剣な顔でウォンソクが言う。もちろん、ホランはソファーの話をしていて、ウォンソクは2人の関係の話をしてるから、妙な温度差があるんだよね〜。
自分が悪かった、もう一度だけチャンスをくれと泣きながら言うウォンソクに「分かった。そんなに欲しいならあなたが持って行って」とホランは言った。その答えに申請書を見るウォンソク。「なんだこれ?」→大型廃棄物排出申告書(笑)
カフェに入ったホランとウォンソク。「ソファーだとは思わなかった」←セヒに一杯くわされたウォンソクが言った。「私が何で違う指輪を受け取るって思ったの?」と言うホラン。「私がどうして違う指輪を受け取るのよ。私がどうしてこの指輪を外すの」薬指にはもらったリングが嵌っていた。
「これがどんな指輪か。この人生で指輪は・・これ一つで十分よ」そう言ってホランはウォンソクの隣に移動した。
「だからウォンソク。私と・・・結婚してくれますか?」ホランからのプロポーズに涙がポロポロのウォンソク。「俺が先に言おうと思ったのに」前にスジがホランに結婚したい人から言えばいいじゃんと言われた時は、あんなに拒否してたのにホランも変わったね!!
2人して泣きながら抱き合い、涙を拭き合う。「俺たち新居はどこにする?」と急に言い出すウォンソク。ホランはウォンソクの両親の家に住むから必要ない!とキッパリ言った。嫁姑の同居を心配して難色を示すウォンソクだったが、そこはホランが一枚上手、お母さんにすっかり話をつけていたのだった。
「話が出たついでに、計画立てよう」と言うホラン。スマホの画面にはどこかで見たようなフローチャートが!「これなんだ?」「私たちの結婚開発5ヶ年計画」シン代理の方式を流用??
“社会学者ゲーリー・ベッカーは、結婚して暮らす利得が一人で暮らすことより大きくてこそ、人々が結婚をすると言った”
スジはすっかり起業家の風情。元は大企業の企業戦士だったんだから、名実ともにデキル女だしね!歩きながら英語で商談もこなす。でもマ代表の前では可愛いスジに変わるんだよね〜。道に停めた車の中で待っていたマ代表のところへ駆け込んでいく。「おっぱ〜〜」車は出発!
車の中でマ代表が出張に行くことを聞いたスジ。サプライズで秘密にしていた、スジと一緒の香港行き3時の飛行機。席を変更して、隣でぴったりくっついて行こうとウキウキの2人。しかしよくよく話すと、スジはビジネスクラスでマ代表は翼側(つまりエコノミー)の席だった。
年商5億円(!)のウ代表になったスジ。マ代表は「俺は翼側が好きだ。チキンを食べる時も手羽先だけだし」と虚勢(笑)
車を降りて駐車場で、スジはマ代表に「私たち、マイレージ一緒に使う?」と訊いた。自分のマイレージを使ってマ代表が出張に行ったり席をアップグレードをすればいいと。「そうすれば俺もすごくいいけど。けどそれって家族間だけでしかダメだったはずだけど?」
「あ、そうだった。それじゃしちゃう?結婚?」スジのいきなりのプロポーズ!
「な、何をするって?」「嫌?」嫌なわけないと言うマ代表だったが、「だけど結婚制度、嫌がってたじゃないか。それにマイレージなんかのために結婚なんて、まったく」と嬉しさを隠しておどけて言うと・・・「マイレージなんかですって?」
この数年、一生懸命仕事して空港で野宿してまで貯めたマイレージを差し出すことは、どれだけ愛してればそんな気持ちになるかと文句を言いながらマ代表に告白するスジ。「もういい!しない!結婚」
スジは今日は息子を連れて来たのに、と言って拗ねて先に行ってしまった。マ代表が車の中を覗くと・・・スジの娘の指定席の隣には新たな息子の人形が!!
「ヨボ!!」とスジを追いかけて呼びかけたマ代表。「俺たち一緒に行こう、一生!」とスジに追いつき肩を組んで歩いて行く。この2人もハッピーエンド〜〜
“だけど作家ゲーテは、『結婚ほど本質的に自身の幸福が関わるものはない』と言った”
ジホはパソコンでシナリオを書いている。そこにセヒがお茶を持って来た。真剣な顔でパソコンに向かっているジホに、紅参のパウチを口に入れてあげるセヒ。
“ゲーテは言った。『結婚生活は、真の意味で恋愛の始まりだ』”
ジホは一休みしてマッサージチェアに座る。そこにセヒがやって来た。「全部書いた?」「ううん、まだ。オンエアだけ見てそのあと徹夜しないと」と疲れたように甘えたように言うジホ。
優しく頭を撫でて「ビール飲む?」とジホに訊くセヒにジホは嬉しそうに頷いた。セヒもニッコリ頷いてビールを取りに行く。
“私たちは3年前、婚姻届を出した。婚姻届と一緒に契約書もまた書いた”
チョンセ金は折半、ビラは共同名義、盆正月は各自の実家に帰って別々に過ごす、ひとつひとつ確認しながら契約書を交わす2人。
盆正月の挨拶の件は、ジホが韓国の情緒においては受け入れられないのではないかと心配するが、セヒは挨拶ではない不当労働を前回経験して、お互い済まなくてぎこちなかったことを持ち出し、もうジホにあの雰囲気を味あわせたくないと言った。
「それに、韓国の情緒の何が重要なんですか?僕たちの気持ちが重要だろ」と言ってくれたセヒに、「OK、コール!」と嬉しそうに頷いたジホ。
“契約内容は1年毎に更新になるが、私たちの大前提はいつも同じだ。私たちの愛を最優先にすること”
ソファーでサッカーを見ているジホにビールを持って来てくれたセヒ。2人で乾杯してビールを飲む。
“もちろん一般的なことではない。お互い別に行った初めての名節に、お義母さんは私に電話をかけて泣かれ、うちのお父さんはお膳をひっくり返した。だけど、それが全てだった。それ以上の大きなことは起こらなかった”
セヒはジホの膝に寝転がって、ジホはセヒの髪の毛を撫でて、一緒にサッカーを見る。
“私たちは他の人たちにとっては『ドライ夫婦(=変わり者の夫婦)』になり、私たちの生活に忠実でいられるようになった。結婚でも非婚でも、届を出すも出さないも、何を選んでも思ったよりそんなに深刻になることたちは起こらない”
「時間になった」セヒが起き上った。チャンネルを合わせる。
ジホは落ち着かないように大きく息を吐いて、ビールを飲んだ。テレビ画面を見ているジホにセヒが向き直って言った。
「ジホ、愛してる」
“重要なのは、どんな形態でも横にいるこの人と、今この瞬間をともにすること。そうして今日もまず私たちは、愛だけをすることにする”
「私も」
セヒの顔を包んでキスをするジホ。その時、テレビで始まったドラマは・・・「この人生は初めてなので」
“そして・・・今この瞬間を生きる皆さんに、すべての真心を込めて健闘を祈る。いずれにせよ、この人生は私たち全てが初めてだから”
バス停にバスが停まり、乗り込むために走るジホ&セヒ、スジ&マ代表、ホラン&ウォンソク。ウォンソクは赤ちゃんを抱いているよ〜〜
バスの後部座席に座る笑顔の6人(と赤ちゃん)。全員、ハッピーエンドで終わりました!
お付き合いいただきありがとうございました〜。長くなりすぎたのでメイキングをもう一つ上げて、そちらに感想を書きます!!
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〜ep.16-1のつづきから〜
セヒの家にケーキを持って行ったのに会えなかったジホはバスを降りた。バス停から降りて屋上部屋に向かう。歩きながらセヒに電話をかけるがセヒは出ない。電話は机に置きっぱなしだったのだ。(表示名は「妻」のまま)
その時、セヒも買い物から屋上部屋に戻っているところだった。何も知らないジホもセヒの電話が留守電に繋がってしまうのを聞きながら、ニアミスで後から部屋に向かって歩いていた。
屋上まで上がり、部屋に入らず外の台に座ったジホ。ケーキを箱から出すと、「今日から“私たち(ウリ)”1日目!」と小さいカードが刺さっている。
「今日から本当に私達1日目にしようって、私から先に告白しようって思ったのに。流れちゃったね」ジホはケーキの“ウリ”に話しかける。「ウリや。電話も出なくて。どこにいるのよ、この人」
“その部屋を去って数か月間、ソウルを歩きまわりながら私の心に何が残るのか知ってみたかった。正直、憎くもあった。ひどく心が痛かったりもした。夜空と一緒に持ちこたえうる、私達2人だけの星の袋が私達にも果たしてあるのかどうか、知りたかった。いや、実は疑っていた。だけど振り返ってみると私の心に残っていたのは、憎しみでも痛みでもなく、ひとえに恋しさ、ひとえに会いたさ”
「こんなに私の星の袋はいっぱいなのに。いったいどこにいるのよ、この人は」台の上で仰向けになっているジホに電話がかかってきた。
「うん、ジホ」「ジホ、あんた屋上部屋に行ったって?もしかして、会ったの?」スジのナイスアシスト!まさかの目と鼻の先に探している男がいた!
家の中に入るとカタツムリを抱いてベッドで寝ているセヒと、布団の上にいるウリ。「ウリや。元気だった?」ジホはウリに話しかける。「どうやって来たの?兄さんをおぶって来たのね、タクシーに乗って」
ジホはセヒの隣に寝そべった。寝ているセヒの顔を見ながらそっと顔に触れる。そうするとセヒが夢うつつで目を覚ました。
「ジホさんだね。さっきはジホさんのカバンが出てきたのに、今度は始めからジホさんが出て来たね」セヒは寝ぼけて自分が夢を見ていると思ってるみたい。「すごく会いたかったみたいね、私が夢に出てくるくらい」とジホは言った。
「本当にモンゴルに行って来たの?俺を置いて行って良かったのか?俺だけ置いて行って楽しかったのか?」寝言で不平を言うセヒにジホは嬉しそう。
「ううん。一つも面白くなかった。あなたにすごく会いたくて。毎日恋しかった」セヒは涙を浮かべながら笑った。「可笑しいね」その顔を優しく撫でながらジホは言った。「愛してる。愛してます、すごく」
「悪い人だ」セヒがとうとう涙を流した。「俺の傍からいなくなるくせに。起きたらいなくなるくせに。なんで愛してるって言うんだ。悪い人だね、ジホさん」
「ごめんね。もうどこにも行かないから」「どんな夢がこんなに悲しいのか」寝ながら泣き続けるセヒ。「だけど、いいね。こんな風でも会えていいよ、ジホさん。夢でもいい、ジホさん」ジホの名前を呼び続けるセヒを見て、ジホも涙があふれた。セヒの頭を撫でているジホ。
机の上はたくさんのビールの空き缶と、開いたままのウエディングアルバム。これを見ながらまた酔っぱらって寝ちゃったんだろうね〜
翌朝、ウリの鳴き声で目覚めたセヒ。枕元に置いてあった水筒に自然に手を伸ばし口をつけた。気付くとテーブルの上はきれいに片付けられている。自分の持っている水筒に初めて疑問が湧いたセヒは、「まさか、ウリ。お前が沸かしたのか?柚子茶」→無実のウリはキョトン(笑)
自分がアルコール性の痴呆症にかかったと思って、むしろ良かったのかもしれないと独り言を言うセヒ。ジホがいなくなってからどれだけ飲んでるんだか。
セヒは屋上に出て、またビール缶を開けた。「起きましたか?」その声に驚いて振り返ると・・・干したシーツの後ろから出てきたのはジホ!
セヒに微笑みかけるジホにビックリし過ぎて声も出ずにお目目がまんまるだよーー
「起きてもうお酒ですか?胸やけしないの?」とセヒに問いかけるジホ。「朝ご飯食べよう〜」と部屋に行きながら「先にシャワーしてください。臭うわよ」と声を掛けて中に入る。確かに昨日カギをもらった時と同じ服だから、そのままお酒を飲んで着替えもせずに寝ちゃったんだね。
ジホは朝からケジャンを頬張っている。向かい合わせにいるセヒが「今、ケジャンが喉を通りますか?」とジホに言った。まるで普段通りのジホに対して複雑な表情のセヒ。ジホが朝からもたれます?と尋ねるとそういうことではないと言った。
「離婚したじゃないんですか?私たち。相当おかしいです、この状況」
離婚してモンゴルに行く(と思い込んでた)と消えたのに急に現れて自分の前でケジャンを食べているジホとこの状況に頭がついて行ってないんだね、そりゃそうだ!
そこまで言われてジホはため息をつき、「では私、出て行きますか?」と言った。ジホはジホでセヒがあんまり喜んでくれてないと思ったのかな?「わかりました。行きます、それなら」と手と口を拭いて立ち上がり、部屋を出ようとする。
セヒは出て行くジホの腕をつかんだ。「そういうことじゃないじゃないか」ジホはじっとセヒの顔を見た。
「どこへ行ってたんだ?お前どこにいたんだ」「仁寺洞」
仁寺洞と聞いたセヒはジホから離れて後ろを向き、頭を抱えた。「怒ったんですか?」とジホが訊く。自分の中で一生懸命感情を押さえているみたいな素振りのセヒ。「いいえ」
「違うみたいだけど?怒ってるみたいだけど?」とジホが顔を覗き込むと、「怒ってないです!!」とセヒは大声を出した。
そんな近くにいながら一度も連絡をよこさず、訪ねても来なかったジホを詰るセヒ。「俺がどれだけ会いたかったか。どれだけ、辛かったか」
大きな声を出してジホに向かって怒ったセヒを見てジホは笑い顔になった。その顔を見てさらにセヒはジホを詰る。「笑ってるんですか?なんで笑うんですか。人をおかしくさせておいて、家まで売るようにしておいて、笑いがでるんですか?今?」
「セヒさんが・・怒った」ジホは幸せそうに言った。
「初めてそうやって話しました。『俺がどれだけ会いたかったか、どれだけ辛かったか』初めて私に気持ちを言ったの」ジホが待っていたのはこれだったんだな〜。セヒはいつも言いたいことがあっても全部心の中にしまってたから。
「ありがとう、19号室を開けてくれて。ごめんね、辛い時にいなくなって」やっとやっと、お互い自分の気持ちを話して相手の気持ちが知れたんだね〜〜
「私がハグしてあげようか?」と大きく手を広げてセヒに訊いたジホ。セヒは「知りません」と拗ねてベッドに腰掛けたよ〜、まるで女子みたいな拗ね方(笑)
隣に座って「何が知らないですか〜。ハグしてあげます」と言うジホに背を向けて「結構です。何するんですか」と本格的に拗ねまくるセヒ(笑)。来ないでくださいとセヒが言えば言うほどジホがいたずらっ子みたいにくっつくと・・・
ジホをバッとベッドに押し倒したよ〜。お〜、セヒが男に戻った!!
「来ないでって言ったでしょ」とジホに覆いかぶさるように言うセヒ。「朝ご飯、もう食べなくてもいいですか?」「食べなくても、いいです」とセヒを真っ直ぐに見ながら言うジホにキスしたよ〜。ジホもセヒに抱き着いて、やっとやっとやーっと今日から本当に1日目になったね!!!
ウォンソクはタブレットを真剣な顔で見ていた。「最終カップル適合度91.666%」この前、ボミに告白をされた時に見せられた二人の適合データ。
「こんな風に理論上の完璧なマッチング、簡単じゃないことよくご存知でしょ?賢明な返答を待ってます」とクールに言ったボミを思い出しているウォンソク。
ウォンソクは外にボミを呼び出した。「決められましたか?」と尋ねたボミ。「ボミさんは僕にとってMacOSのような方です」と話し始めたウォンソク。いつもこういう話の時はプログラミングや理論の話に例えるね〜、ウォンソクは!
「新しくて、不思議で、直感的でこの上なく楽な、そんな人です。ですけど、僕は煩わしくて面倒でも、今もWindowsが恋しいんです。僕の頭はMacOSが一番理想的だと分かってるんだけど、それを分かってても心の中はまだWindowsを覚えてるみたいです。すみません、ボミさん」
「ええ、分かりました。私が聞いてきたお断りの中で一番ロマンティックですね」←やっぱりウォンソクと相性は良いらしい(笑)
「だけど、いつまで旧システムに閉じ込められるつもりなんですか?Windowsもアップデートしなくてはいけないんじゃないですか?会計士さん(シン代理)、明日プロポーズするんですって。ですから、初期化する前に早くアップデートしたらどうです」「ボミさん、元々分かっていらしたんですか?」ウォンソクがホランを忘れていないと知っていながら自分の気持ちを伝えたんだね、ボミ!
セヒはジホの腕の中で熟睡していた。朝からずっと寝ていたのかな?「セヒさん。起きてください。晩ご飯食べないと」とセヒを優しく起こしたジホ。最近眠れてなかったから、もっと寝ていていいかとジホに甘えて抱き着きながら訊くセヒ。ご飯だけ食べてから寝ましょうとジホが言うと、「俺がオムライス作ってあげようか?」とセヒがニッコリ(笑)その言葉を聞いて急に真顔になったジホ。「チキンを出前して食べましょう」(笑)
外の台に出て、夜景を見ながらチキンとビールで乾杯の2人。セヒは結局ジホがジョンミンの会社と契約をしなかったことを尋ねた。「聞いたんだ、コ代表に」←ジョンミンを「コ代表」と呼んでいる!!
セヒは自分のせいでジホが良い道を諦めたのではないかと思っていた。でもジホは、セヒもジョンミンも自分のせいでジホが仕事を諦めたと思っていることを不思議がっている。
「そんなに簡単には諦めません、悲運の88年生まれは」セヒに話し始めたジホ。
「機会というのは大切で希少なものだから、そんなに簡単には諦められないんです。その機会の中に“愛”も含まれてます。コ代表もお父様も私が何を諦めてはならないのか教えてくれた良いきっかけでした。私、愛を諦めることはできないです。だから、何かを諦めたのではなくて、愛を最優先に選択したんです。」
自分が生きるこの時代に、本当の愛をまともに一度することも大変だ、と言うジホ。もし結婚が自分たちの愛に害をなす制度ならば、これからも選びたくないと言った。「セヒさんの考えはどうですか?」
「私は、ジホさんとまた離れていたくありません。そして法的な保護者になりたいです。それでどんな危ないことが起きても私が一番先に駆けつけられるように」ジホの顔が嬉しそう〜。セヒがもう自分の心を全部言ってくれるし、なにげに今のはプロポーズだし。
「ですが、結婚が愛を変質させうる制度だということには全面的に同意します。両親が決めておいた慣習や形式にこれ以上、私たちの感情を痛めるのは望みません。これからの時間の間、私達だけの対案を見つけるようにしましょう」
2人はもう一度乾杯をした。「だけど・・・コ代表と2人きりで会ったんですか?」←いきなりジホのやきもちタイム!(笑)
「いつ?どこで?」突然焦り始めるセヒ。「ですから、それは・・・。コ代表から先に電話が来て」ジョンミンに罪をなすりつける作戦(笑)
「先に電話したんですか?コ代表ちょっとおかしいですね、人の男を思い通りに呼びつけてってことですか?」ジホの怒りが止まらない!「そうなんですよ。変えましょうか、電話番号」ジホの怒りを自分に向けないようにしてるセヒだけど、「結構です!」と言いビールを一気飲みしてジロリとセヒを見るジホ。頑張れ、セヒや〜〜
翌日、ホランがジホに電話をしてきた。区庁に行くと言う。屋上部屋の大家のおばさんがソファーを捨てるようにとホランに連絡してきたのだった。確かに外に出していたからか、カビや傷がものすごくなっている。区庁で粗大ごみの申告をしてから後で取りに行くとホランは言った。電話を切った後、ジョンミンからジホにメッセが入った。
「弁護士から話を聞きました。攻撃手としての成功的な一歩、おめでとうございます。それから、他の制作会社から連絡がいくと思います。純粋なファンの心から私が少し営業をしてしまいました。書きたい文、必ず…書いてください」
ジョンミーン!!あなたは最後までなんといい人だったのか!!こういう人になりたい・・・
ジホは大きく伸びをして、セヒに電話をかけようとアドレス帳をスクロールする。そこには「私の男♡」との表示!!
セヒは久しぶりに会社に出勤した。「久しぶりだな、マ代表」と挨拶すると驚いてセヒに視線が集中するマ代表&社員一同。
机をどかそうかと思っていたと冗談を言うマ代表に「懐かしかった、マ代表のそのギャグ」と返すセヒ。これでキョルマルエも一安心になったね!
そこにジホからの電話がかかってきた。「俺のもの♡」と出た表示を見てマ代表がバスで電話が誰かのと入れ替わったと言ってるよ〜(笑)まさかのセヒがまさかの表示だもんね!
そのまま電話に出たセヒ。「うん」←まずこの返事がマ代表には信じがたい(笑)。ジホはホランがソファー捨てるんだけど2人では動かせないからと言うと、帰ってから自分がすると答えたセヒ。この柔らかい表情と口調がまた有り得なくてマ代表のみならず社員一同もお化けでも見るかのようにセヒに釘づけ(笑)
「そうですか。僕もです」そして切る前に無表情ながら「チュッ」←キャラ崩壊したセヒ(笑)マ代表の表情〜〜うける〜社員たちも絶句(笑)
シン代理はホランに「結婚開発プロジェクト」をプレゼンしている。結婚は人生の一番大きなプロジェクトだと言うシン代理は、失敗しないように少しずつ徹底して準備しないと、とホランに話す。しかし、ホランはシン代理の気持ちは受け取れないと正式に断った。「今日、実はこう申し上げようと来たんです」
「予想はしていました」と言ったシン代理。「理由を伺ってもいいですか?正直な理由を。それでこそすっきりと整理できると思うので」ホランはコートのポケットからウォンソクにもらった指輪を出した。
「これ、元彼が私にプロポーズしながらくれた指輪です。私、実はずっといつもポケットに入れて来てました。私もヨンヒョさんに会いながらすごく努力してみようとしたんですよ。私の気持ちに。だけど、気持ちは努力するものではなかったんです。ただ、来るものでしょう」シン代理は悲しく笑いながら頷いた。「いい言葉ですね、本当に」
そして、明るく「それは僕も『リアル認定』する部分です」といつもの言葉遣いでホランに言い、「同意?」と手を挙げる。最初で最後、ホランがハイタッチで答えた。
ウォンソクは休憩室でホランに電話をするかするまいか迷っていた。そこに無表情ながらご機嫌で鼻歌まで歌っているセヒがお茶を飲みに来た。「お久しぶりですね、ウォンソクさん」
ウォンソクに部屋の住み心地を訊かれ、「すごくいいです。ワンルームがこんなにいい住居空間だとは」と答えたセヒ。それはジホがいるからだろ〜〜。
ウォンソクはもしかしてホランが来るとか、そういうのはないでしょう?とセヒに訊くと、どうして知ってるのかと逆にセヒに訊かれた。「今日、ホランさんが来られるとおっしゃってましたが」「えっ?」ウォンソクは驚く。
区庁で申告書を作成し、屋上部屋に来て、残りを整理するらしいとさっきジホから聞いたことを伝えたセヒ。ウォンソクは何の申告書かが気になる。「もしかして、それ、婚姻届ですか?」
「え?」と一瞬聞き返したセヒだったが、「うーん、どうもそのようですね」と話に乗った!「30代初めの女性が区庁で申告する状況というのは、多分それ以外にないでしょう。婚姻届」明らかにウォンソクの顔色が変わる。
「あ、さっき見たら会社の前のカフェで会計士さんと一緒にいましたよ、ホランさん」とダメ押しするセヒ。慌てて半休を取りますと言ってウォンソクは会社を出て行った。セヒはお茶を一口飲み、小さくガッツポーズ。ナイスアシスト!
ウォンソクが会社の外に出ると、ちょうどホランがシン代理の車に乗り込むところだった。駆けつけるがあとちょっとの差で間に合わなかったウォンソク。車は区庁の前で止まった。ホランとシン代理はお互い笑顔で最後の挨拶を交わしてお別れした。
ホランが区庁の中で粗大ゴミ廃棄の申請書を書いていると、後ろからウォンソクが走り寄ってきて手を止めた。驚くホラン。「俺、ダメみたいだ。諦められないみたいだ」と言いながら申請書を取り上げる。
「どうせ必要ないよ。もう古くなったしあちこち傷もあるし、再生不能だよ」とホランが言った。「いや、古くなったから、傷がついたから、もっと大事にして面倒みなくちゃ」と真剣な顔でウォンソクが言う。もちろん、ホランはソファーの話をしていて、ウォンソクは2人の関係の話をしてるから、妙な温度差があるんだよね〜。
自分が悪かった、もう一度だけチャンスをくれと泣きながら言うウォンソクに「分かった。そんなに欲しいならあなたが持って行って」とホランは言った。その答えに申請書を見るウォンソク。「なんだこれ?」→大型廃棄物排出申告書(笑)
カフェに入ったホランとウォンソク。「ソファーだとは思わなかった」←セヒに一杯くわされたウォンソクが言った。「私が何で違う指輪を受け取るって思ったの?」と言うホラン。「私がどうして違う指輪を受け取るのよ。私がどうしてこの指輪を外すの」薬指にはもらったリングが嵌っていた。
「これがどんな指輪か。この人生で指輪は・・これ一つで十分よ」そう言ってホランはウォンソクの隣に移動した。
「だからウォンソク。私と・・・結婚してくれますか?」ホランからのプロポーズに涙がポロポロのウォンソク。「俺が先に言おうと思ったのに」前にスジがホランに結婚したい人から言えばいいじゃんと言われた時は、あんなに拒否してたのにホランも変わったね!!
2人して泣きながら抱き合い、涙を拭き合う。「俺たち新居はどこにする?」と急に言い出すウォンソク。ホランはウォンソクの両親の家に住むから必要ない!とキッパリ言った。嫁姑の同居を心配して難色を示すウォンソクだったが、そこはホランが一枚上手、お母さんにすっかり話をつけていたのだった。
「話が出たついでに、計画立てよう」と言うホラン。スマホの画面にはどこかで見たようなフローチャートが!「これなんだ?」「私たちの結婚開発5ヶ年計画」シン代理の方式を流用??
“社会学者ゲーリー・ベッカーは、結婚して暮らす利得が一人で暮らすことより大きくてこそ、人々が結婚をすると言った”
スジはすっかり起業家の風情。元は大企業の企業戦士だったんだから、名実ともにデキル女だしね!歩きながら英語で商談もこなす。でもマ代表の前では可愛いスジに変わるんだよね〜。道に停めた車の中で待っていたマ代表のところへ駆け込んでいく。「おっぱ〜〜」車は出発!
車の中でマ代表が出張に行くことを聞いたスジ。サプライズで秘密にしていた、スジと一緒の香港行き3時の飛行機。席を変更して、隣でぴったりくっついて行こうとウキウキの2人。しかしよくよく話すと、スジはビジネスクラスでマ代表は翼側(つまりエコノミー)の席だった。
年商5億円(!)のウ代表になったスジ。マ代表は「俺は翼側が好きだ。チキンを食べる時も手羽先だけだし」と虚勢(笑)
車を降りて駐車場で、スジはマ代表に「私たち、マイレージ一緒に使う?」と訊いた。自分のマイレージを使ってマ代表が出張に行ったり席をアップグレードをすればいいと。「そうすれば俺もすごくいいけど。けどそれって家族間だけでしかダメだったはずだけど?」
「あ、そうだった。それじゃしちゃう?結婚?」スジのいきなりのプロポーズ!
「な、何をするって?」「嫌?」嫌なわけないと言うマ代表だったが、「だけど結婚制度、嫌がってたじゃないか。それにマイレージなんかのために結婚なんて、まったく」と嬉しさを隠しておどけて言うと・・・「マイレージなんかですって?」
この数年、一生懸命仕事して空港で野宿してまで貯めたマイレージを差し出すことは、どれだけ愛してればそんな気持ちになるかと文句を言いながらマ代表に告白するスジ。「もういい!しない!結婚」
スジは今日は息子を連れて来たのに、と言って拗ねて先に行ってしまった。マ代表が車の中を覗くと・・・スジの娘の指定席の隣には新たな息子の人形が!!
「ヨボ!!」とスジを追いかけて呼びかけたマ代表。「俺たち一緒に行こう、一生!」とスジに追いつき肩を組んで歩いて行く。この2人もハッピーエンド〜〜
“だけど作家ゲーテは、『結婚ほど本質的に自身の幸福が関わるものはない』と言った”
ジホはパソコンでシナリオを書いている。そこにセヒがお茶を持って来た。真剣な顔でパソコンに向かっているジホに、紅参のパウチを口に入れてあげるセヒ。
“ゲーテは言った。『結婚生活は、真の意味で恋愛の始まりだ』”
ジホは一休みしてマッサージチェアに座る。そこにセヒがやって来た。「全部書いた?」「ううん、まだ。オンエアだけ見てそのあと徹夜しないと」と疲れたように甘えたように言うジホ。
優しく頭を撫でて「ビール飲む?」とジホに訊くセヒにジホは嬉しそうに頷いた。セヒもニッコリ頷いてビールを取りに行く。
“私たちは3年前、婚姻届を出した。婚姻届と一緒に契約書もまた書いた”
チョンセ金は折半、ビラは共同名義、盆正月は各自の実家に帰って別々に過ごす、ひとつひとつ確認しながら契約書を交わす2人。
盆正月の挨拶の件は、ジホが韓国の情緒においては受け入れられないのではないかと心配するが、セヒは挨拶ではない不当労働を前回経験して、お互い済まなくてぎこちなかったことを持ち出し、もうジホにあの雰囲気を味あわせたくないと言った。
「それに、韓国の情緒の何が重要なんですか?僕たちの気持ちが重要だろ」と言ってくれたセヒに、「OK、コール!」と嬉しそうに頷いたジホ。
“契約内容は1年毎に更新になるが、私たちの大前提はいつも同じだ。私たちの愛を最優先にすること”
ソファーでサッカーを見ているジホにビールを持って来てくれたセヒ。2人で乾杯してビールを飲む。
“もちろん一般的なことではない。お互い別に行った初めての名節に、お義母さんは私に電話をかけて泣かれ、うちのお父さんはお膳をひっくり返した。だけど、それが全てだった。それ以上の大きなことは起こらなかった”
セヒはジホの膝に寝転がって、ジホはセヒの髪の毛を撫でて、一緒にサッカーを見る。
“私たちは他の人たちにとっては『ドライ夫婦(=変わり者の夫婦)』になり、私たちの生活に忠実でいられるようになった。結婚でも非婚でも、届を出すも出さないも、何を選んでも思ったよりそんなに深刻になることたちは起こらない”
「時間になった」セヒが起き上った。チャンネルを合わせる。
ジホは落ち着かないように大きく息を吐いて、ビールを飲んだ。テレビ画面を見ているジホにセヒが向き直って言った。
「ジホ、愛してる」
“重要なのは、どんな形態でも横にいるこの人と、今この瞬間をともにすること。そうして今日もまず私たちは、愛だけをすることにする”
「私も」
セヒの顔を包んでキスをするジホ。その時、テレビで始まったドラマは・・・「この人生は初めてなので」
“そして・・・今この瞬間を生きる皆さんに、すべての真心を込めて健闘を祈る。いずれにせよ、この人生は私たち全てが初めてだから”
バス停にバスが停まり、乗り込むために走るジホ&セヒ、スジ&マ代表、ホラン&ウォンソク。ウォンソクは赤ちゃんを抱いているよ〜〜
バスの後部座席に座る笑顔の6人(と赤ちゃん)。全員、ハッピーエンドで終わりました!
お付き合いいただきありがとうございました〜。長くなりすぎたのでメイキングをもう一つ上げて、そちらに感想を書きます!!
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はじめまして〜。ブログ主のノンノンと申します。
長々とした文を読んでいただき、さらにコメントまでくださって嬉しいです〜、ありがとうございます!!長くても短くても全然かまいません。むしろ長くて嬉しいです!
こんなブログを見つけて頂いてイボンセンのことをお話できることだけでも感謝です( ;∀;)
私はミンギさんの演技はほぼ初見だったのですんなり入れたのですが、私もソミンちゃんが可愛いイメージしかなかったので、ジホのキャラが暗め(=真面目?)の三十路だったのが意外すぎてびっくりしました。
でも、あの役を元からおしとやか系の人が演じたらどっぷり陰気になったのかも、と今では思ったりします。それに後からどんどんドライっぷりが増しますし(笑)
なるべくジホの独白(特に回が終わるところ)は、省かずに訳そうと決めていました。ジホの独白はただの状況説明や心情の補助だけでもなくて、ドラマの主題が一貫して含まれていたような気がします。ただ、引用や文語?みたいなのがあってずいぶん手こずりました・・・(笑)
あと、ゆまさんがおっしゃる通り、本当に主役はじめ周りのキャラがきちんと描かれてて、しかも悪役はいないという!みんな愛すべきキャラでしたよね。
ゆまさんのツボったシーンは最終回の紅参パウチですか!!私もあの場面好きですよ〜。最後のちょっとを自分で飲むなんて、いかにもしばらくたったラブラブな夫婦らしい感じが出てましたし、なによりセヒがすごく優しい顔だったので。初回とはえらい違いで(笑)
このドラマのことをお話しできて本当に嬉しいです〜。ブログ書いてた甲斐があります〜〜。お礼を言わせていただくのはホントこちらなので・・・
ちょいちょいと気の向くまま更新してますので、何か言いたいことができましたら、また気楽にコメントしてくださいね!
あ、もちろんこのドラマのことでも結構です〜〜(^∇^)
ユニークだったミンギ君のキャラが消え去ったような表情や、今まできゃぴきゃぴした(死語だな。すみません)キャラのイメージが強かったチョン・ソミンちゃんのドラマということで、気になりつつ様子見していたのですが、あちこちで評判が良かったので見てみたら、ドはまりしてしまいました。
今年も去年同様、年末にいいドラマに出会えて来年の韓ドラライフが楽しみになる12月でしたが、それもnonontvさんのお蔭といっても過言でなく…と長い言い訳?ですが、このドラマ、nonontvさんの詳細な訳に依るところがあまりに大きかったのでお礼したくて(*^_^*)
「愛の温度」同様、女性主人公がドラマ作家だったにも関わらず、あちらはセリフが理屈っぽくストーリーもいたって普通で…
「イボンセン」を見て、作家が主人公である意味が存分にあったと毎回ジホの独白に考えさせられたり涙したり。ジホの行動が一見ぶっ飛んでるように見えても、ソウル大卒という設定なので、棋士のように次でなく、もっと先を見越しての一手だったのね、と納得して(勝手な解釈ですが)。
キャラ設定も主要陣6人に加えて、ジョンミン、ジホ&セヒ両親、会社のメンバーと挙げればキリがないほどみんな良かったのもこのドラマの魅力の一つだったかと思います。
セヒ父なんて、一見世間体を大事にするステレオタイプの昔の親父キャラだけど、息子の将来を守ろうとしたのだという当たり前の事実が下手すると単にものわかりの悪い父親に描かれそうなところを、ちゃんとこのドラマでは説明する、そういう丁寧なところにとても好感が持てました。
毎話印象に残るシーンがいくつかありましたが、一つだけ私もツボだったシーンを残させてくださいね。
書き疲れたジホに朝鮮人参エキス?を飲ませてから、残りをチュッと飲み干す?セヒに、あ〜セヒはそんなこともするのね、それとも節約生活のクセが残ってるのか?と面白かったです。
最終話は80分越え、セリフも多いドラマで、丁寧に訳する作業はとても大変だったと思います。本当にありがとうございました。
先ほどやっとこメイキングの記事あげました〜。年末進行でバタバタです^^;
大した感想も書いてないんですが、やりきった感はあります!(笑)
私も、ゆーこさんがいつも感想をくださるので何倍も楽しくドラマを見れました〜。
本当にありがとうございました!!
またツボが合うドラマを見たら、もう少し軽く?書くと思いますので、検索にでも引っかかったらまた見に来てくださいね〜。
あとは最近ご無沙汰だったバラエティをがっつり見ようと思います!!
寒い毎日ですので、お体に気をつけてくださいね(^^)、ごきげんよう〜
ノンノンさんの萌ポイント知りたいで〜す(*^艸^*)
私、ノンノンさんとお話しながら見たから、余計にこのドラマが面白かったんだと思います、本当に戯言のコメントに毎回お返事いただいて、ありがとうございました
BTS楽しみに待ってます^^
やっと終わらすことができましたーー。
やっぱり最後は書くのが楽しかったですね!それで長くなっちゃいました^^;
ゆーこさんが挙げてくれたセヒのポイント、全部可愛いですね〜〜
本当にセヒが変わりましたね!対してジホは最初からあまり変わってないみたい。
私もひとつ、ツボにはまったところがあるんですが、次のほうに書きますね!
お家のことは、ゆーこさんの意見になるほど〜と思いました!
確かに、新しいお家は可愛くて暖かい感じがしました!ジホが後から入った家と、ジホの意見が入った家では雰囲気が変わるんですね!
私のスルドイ感想(?)は出るかどうか・・(笑)。本当はこっちにさらっと一言書いてこのドラマは終わろうと思ったのですが、なにせ字数がとんでもなくなっちゃって。
もはやこのドラマのブログみたいです(笑)
私も随分このドラマにのめり込みました〜
いつもコメントいただいてありがとうございますね〜。本当に励みになりました!
あと1エントリーお付き合いくださいね〜〜
とうとう最後の最後ですね〜
お疲れさまでしたm(__)m
この最終回後半、本当に好きです
特に『セヒちゃま』←(あえてセヒちゃまと呼びたいw)
もう〜セヒちゃま可愛いすぎ〜(*^艸^*)
*寝ぼけながらニコッと笑うセヒちゃま
*両手でおメメ押さえて困惑するセヒちゃま
*知らないって拗ねるセヒちゃま
*狼に変身するセヒちゃま
*ジホに腕枕されてるセヒちゃま
*ジホがヤキモチ焼くから電話番号変えようとするセヒちゃま
*電話にチュッってするセヒちゃま
*鼻歌セヒちゃま
*屋根部屋かしてくれたウォンソクに嘘ついて恩返しするセヒちゃま
*ジホに甲斐甲斐しく世話をやくセヒちゃま
*ジホの膝枕で猫になるセヒちゃま
*パンマルで愛の言葉を囁くセヒちゃま
どれも可愛すぎ〜!ホレてまうやろ〜!www
(すみません、コワレてます(^^;))
それにしても、セヒの住んでた部屋はグレーで無機質な感じで都会的で素敵だったけど暖かみのない部屋でした、でもジホとの新生活の部屋は色が溢れて暖かい部屋になってましたね、この愛らしい部屋に住むためにセヒは以前の家を売らなくてはならなかったんでしょうね…
あっ!長く書きすぎて、すみません
ノンノンさんのスルドイ感想聞きた〜い
楽しみにしてますね〜