2019年04月06日
今年も庭にメジロさんが来てくれました
毎年、梅の花が咲く頃になると、宅の庭にメジロが遊びに来ます。
今年も梅の開花に合わせ、ここのところ、稀に見かけることがありました。
てなわけで、今日は朝から窓を開けて、庭を観察しておりました。
メジロ、1時間に一度くらい、時間によってはもっと短いスパンで、我が家の庭とお向かいさんの畑の梅の木に来ておりました。どうもコースを周回しているらしく、北の方から来ては西の方へと飛んでいきました。近所の畑や庭をぐるぐる回っているようです。
驚いたことに、わんさか来ていました。正確には分かりませんが、多分10匹くらいの群れ。
去年まではつがいで来ていました。
メジロはつがいで動くものだとばかり思っていました。
ひょっとしたら、去年来ていたつがいとその子供たちなのかもしれません(だったらいいな)。
梅の花の蜜を吸っていました。
ちょこまかと忙しそうにあちこちへ。
首を伸ばして蜜を吸う姿、愛らしいです。
あまり鳴かないようでしたが、時折、「キュリュリュリュ」「キキュ」といった、かなり高い金属音のような声で密やかなに鳴いていました。柔らかな春陽と梅の香に合う鳴き声でした。平和な光景。
されど、平和は長く続きません。
ヤツです、ヤツが来るのです。
我が家は古くからヒヨドリ様の支配下に置かれております。
メジロが小さな声でご機嫌に歌っていると、すかさずヒヨドリが飛んで来るのです。
で、メジロご一家はハラリと飛び去って行くわけです。
ヒヨドリがいなくなるとまた戻って来るの繰り返し。
そうは言っても、当代のヒヨドリ様は割と温厚な御仁のようでした。
数代前のヒヨドリは、他の鳥が来るとつんざくような声で「ヒーヨ!」と雄叫びを上げ、飛び掛かっていましたが、当代のヒヨドリ様は近くの枝に留まってメジロを見てるだけ。メジロが気付かずに長い時間留まって歌っているとヒーヨ!と鳴く感じ。やんわり飛び掛かったのは一度だけでした。
観察していて、どうもヒヨドリは梅も好きだけど、隣の杏子の花の方がお気に入りのようでした。
メジロは杏子には殆ど行きません、行くとヒヨドリに叱られるから。
ゴリラ研究の山極寿一先生の本に、同じ森に住むゴリラ・チンパンジー・ボノボ等の食べ物は、一部重なるものの基本的に住み分けというか食い分けができている、という話がありましたが、それを思い出しました。
ヒヨドリが杏子の花の蜜を吸い、隣の梅にはメジロ、その下ではスズメが地面を啄んだりしていました。
うららかな春の光景にございました。
追伸
そうそう、そういえば最近、いつも来ていたシジュウカラがとんと来なくなりました。
山で子育てでもしてるのかな?
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