2017年09月26日
ナゾの鳥の正体が判明しました
まずは先日の記事を。
水辺を歩くナゾの野鳥: NO NAMEブログ
この記事を書いた後も本やネットで調べていました。
ところが、どう調べても出てこない。
後日、詳細を確認しようと、改めて動画を撮りに池に寄ってみました。
前に見たときには1匹しか気付かなかったのですが、なんかいっぱいいました。
しかも、色は全然違いますが、子供らしき同じと思しき鳥が、グレーの鳥と一緒に行動していました。
ちなみに、先日の記事でカモと同じくらいの大きさと書いていましたが、よく見てみたら全然小さかったです^^; カイツブリより一回り大きいくらい。また、大きな特徴を書き損ねていました。この鳥、水掻きがありません。
一緒にいた茶色い鳥、色は異なり嘴も小さい感じですが、長い足や短くて白い尻尾等、グレーの鳥と特徴が類似。しかも、巣と思しき土手の同じ穴から、入ったり出たりしていました。
この茶色い鳥、水辺をたったかたったか走ります。水草が茂っていて歩き難そうなのに軽快。その分、水掻きがないからか、泳ぐのはへたっぴ。首を前後に振り、うんしょっ!うんしょっ!という感じで泳いでいました。観察していて思わず笑みがこぼれる、ひょうきんな鳥。
帰って来て、改めてリサーチ。けれど、やはり何という鳥なのか分からず。
考えると夜も眠れず枕を濡らす日々。
ひょっとしたらブラックバスのように、誰かが放したのが繁殖した外来種なのでは?
まるまるしていて美味しそうな鳥なんで、実は秘密裏に誰かが養鶏しているのかも?
などなど、埒もないことを考えておりました。
そんな折、犬も歩けばなんとやら、たまたまネットで同じ鳥を見つけました。
個人ブログなのでリンクは控えますが、北海道の方で野鳥学会や野鳥の会に入っていらっしゃる方。
その方のブログに、同じグレーの鳥の写真が載っていて、「バン」と解説されていました。
バン?いやいや、えー、本当?
バンかな?とは、もちろん思いましたとも。
足や体のフォルムはそっくり。
でも、バンの一番の特徴、おでこ(額板)が赤くない。
しかも、本の写真とかのは体色がまっ黒。
ですが、さらに調べてみると、複数の愛鳥家の方が、この鳥を「バン」と呼んでいました。
以下、Google画像検索です。
スクロールしていくと、このグレーの鳥や茶色い鳥が出てきます。
バン 鳥 - Google 検索
んでですね、改めてサントリーさんの鳥百科を確認してみたところ、「冬羽の時期には赤色が無くなります」と書いてありました。うぃきぺでぃあにも^^;
バン|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
バン (鳥類) - Wikipedia
いや〜、本当に野鳥は難しいですね。
本見てもネットでも、バンの写真はみんなおでこが赤く、体色はまっ黒。本には赤いのが特徴としか書いてなかったので、そーゆー鳥なのだと思い込んでいました。
ちなみに、茶色いのは幼鳥でした。
これも不思議。
写真だと、ヒヨコ大のヒナの時期はまっ黒&おでこ赤なのに、若鳥(って言っていいのかな?)は全然違う。
以上、「バンを巡る冒険」でした。
バンの名の由来は「水田の番(見張り)をする」からだそうです。
面白い名前。
たったかたったか走るかわいい鳥です。
高い土手もひょいとジャンプしていて、丸いのに意外と軽快。
走っているところ、ジャンプして巣に帰っていくところも撮ってきました。
羽繕いしてるのもかわいかったです。
シラサギ等、他の鳥も映っています。例によってブレますが、良かったらご覧下さい。
追記
ちょうどいい機会なので訂正を。
以前、「たぶんビンズイ」と書いていた賑やかに歌う鳥、どうもオオヨシキリみたいです。
バンみつけるのに探していたところ、ああ、この鳴き声だわと。
訂正してお詫び申し上げます。
ジャジャジュジャジャジュココチテと歌う野鳥: NO NAMEブログ
オオヨシキリ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
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