祁答院家住宅(けどういんけじゅうたく)は鹿児島県伊佐市大口里にある江戸時代の武士住居遺構。国の重要文化財。
祁答院家住宅
概要
祁答院氏は中世から続く薩摩国有力国人の一人であったが、江戸時代には島津氏の配下となり大口に移住した。『祁答院氏系図』によると承応5年(1653年)頃建てられたとされるが、現在の建物は18世紀前半頃に建てられたと考えられている。郷士住宅として貴重な遺例であり、昭和50年(1975年)に重要文化財に指定された。
住居は客間である「おもて」と日常の間である「なかえ」「うすにわ」から構成されている。
現在も住居として使われているため、見学には予約が必要である。
所在地 鹿児島県伊佐市大口里1855
位置 北緯32度3分25.3秒 東経130度36分54.7秒
類型 武家屋敷(郷士住宅)
形式・構造 木造、寄棟、茅葺
延床面積 桁行11.8m、梁間9.2m
建築年 江戸時代中期(18世紀前半頃)
文化財 国の重要文化財
2022年11月08日
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