最福寺(さいふくじ)は、鹿児島県鹿児島市平川町にある単立の寺院。山号は烏帽子山。本尊は不動明王。
概略
公式の寺伝では室町時代の創立とするが、現在の最福寺は1988年に宗教法人として設立され、1989年(平成元年)に現在の住職でもある池口恵観により事実上新設された寺である。本尊の不動明王立像は京仏師・田中文哉の作。松本明慶作の全高18.5メートルの木造大弁才天像を大仏殿に備える。
ただし、単立の最福寺の他に「最福寺」があり(つまり、2つ「最福寺」を名乗る寺院が存在する)、池口が「法主」と名乗る場合は、高野山真言宗系の最福寺ではない。また、江の島大師も単立である。
法主である池口恵観は政界で安倍晋三元総理の指南役だったことが知られており、自民党の小泉純一郎元総理はじめ二階俊博幹事長や竹中平蔵といった数多くのぼる中央政界の有力政治家と親密な交流を持つ僧呂として、その名が知られており、また有名スポーツ選手や文化人らにも信奉者が多く、プロ野球の清原和博はじめ金本知憲、新井貴浩らがおり、Jリーガーの柏レイソルの選手達、作家の家田荘子らは最福寺で何週間にも及ぶ護摩行をしている場面をマスメディアに盛んに取り上げられたことでも有名になった。なお、池口恵観が高野山の最高位に上り詰めた際、40年以上に渡って親交を持つ田原総一朗や櫻井よしこ、デヴィ夫人など錚々たる文化人達がいち早く祝電を送る他、貴乃花光司は角界在籍時、苦悩する立場を師と仰ぐ池口法主に吐露するなど政界、実業界、文化人、芸能界、スポーツ界など多岐に渡る層の人脈がうかがい知れる。日本青年社など右翼団体での講演や機関紙への寄稿、新右翼・一水会の機関紙「月刊レコンキスタ」などにも定期的に記事を執筆している。
交通アクセス
JR九州指宿枕崎線平川駅から車で10分
所在地 鹿児島県鹿児島市平川町4850
位置 北緯31度26分27.61秒 東経130度30分35.47秒
山号 烏帽子山
宗派 単立
本尊 不動明王
創建年 伝・室町時代
中興年 1989年(平成元年)
中興 池口恵観
2024年06月10日
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