箱崎神社(はこざきじんじゃ)は鹿児島県伊佐市にある神社。旧社格は無格社。
祭神
応神天皇
由緒
元寇で動員された地元の武士である丸山氏、赤池氏、淵上氏が筥崎宮の八幡神を勧請して祀ったのが始まりとされる。
社殿
現在の本殿は室町時代初期に建立されたと推定され、大正4年(1915年)11月に改築されているもの。三間社流見世棚造の桟瓦葺。平成元年(1989年)に国の重要文化財に指定された。建築様式に琉球文化の影響が強く見られる特異な建物である。
文化財
重要文化財
本殿(附:宮殿) - 室町時代後期(1467年
-1572年)の建立。三間社流見世棚造、桟瓦葺。三間社流造の社殿で、建築年代を確定する資料はないが、室町時代後期の建築様式を示している。この本殿は地方色が濃い。柱・組物など主要部材にクスノキを用い、また向拝各柱間に入る頭貫を唐破風状に作ることなどは、九州地方の古建築にみられる地方色である。この建物は南九州地方における数少ない中世建築のひとつであり、細部に地方色を濃厚にもっている建築として価値がある。平成元年(1989年)05月19日指定。
所在地 鹿児島県伊佐市菱刈市山790
位置 北緯32度02分57.3秒 東経130度38分22.5秒
主祭神 応神天皇
社格等 旧無格社
本殿の様式 三間社流見世棚造桟瓦葺
例祭 10月15日
2024年01月15日
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