感応寺(かんのうじ)は、鹿児島県出水市野田町下名にある臨済宗相国寺派の寺院である。山号は「鎮国山」。
写真サイトCANON iMAGE GATEWAYの日本人なら一度は訪れたい寺「名刹巡礼 古寺 100選」に選ばれた。
沿革
1194年(建久5年)、島津忠久の命により家臣の本田貞親が栄西を開山として創建した寺院とされる。最古の禅宗寺院の1つ。
その後、島津氏の菩提寺となり大変に栄えたが、明治2年の廃仏毀釈のおり廃寺となった。のち明治13年(1888年)に難を逃れた寺宝を元に再興された。
西側には「五廟社」とよばれる墓地があり、ここに島津忠久、島津忠時、島津久経、島津忠宗、島津貞久の島津氏初代から5代までの墓がある。
所蔵文化財
十一面千手観音像 脇侍四天王像(鹿児島県指定文化財)
文安2年(1444年)仏師、院隆より作られた最晩期の院派仏像。
絹本着色 雲山和尚像(鹿児島県指定文化財) 毎年4月8日のみ公
所在地 鹿児島県出水市野田町字下名5735番地
位置 北緯32度4分2.5秒 東経130度16分0.3秒
山号 鎮國山
宗旨 禅宗(臨済宗)
宗派 相国寺派
正式名 鎭國山感應禪寺
2024年03月07日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/12459504
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック