大縣神社(おおあがたじんじゃ)は、愛知県犬山市にある神社である。旧社格は、式内社(名神大社)・尾張国二宮・旧国幣中社・別表神社。
「大県神社(読みは同じ)」と表記する場合もある。
歴史
概史
社伝によれば「垂仁天皇27年に、本宮山の山頂から現在地に移転した」とある。
神階
承和14年(847年)11月11日、無位から従五位下(『続日本後紀』)- 表記は「大県天神」
仁寿3年(853年)5月22日、従五位下から従四位下(『日本文徳天皇実録』)- 表記は「大県神」
天安3年(859年)2月17日、従四位下から従四位上(『日本三代実録』)- 表記は「大県神」
貞観15年(873年)8月13日、従四位上から正四位下(『日本三代実録』)- 表記は「大県神」
祭神
祭神は、大縣大神(おおあがたのおおかみ)としている。大縣大神は、国狭槌尊とする説、天津彦根命(大縣主の祖神)とする説、少彦名命とする説、大荒田命(日本武尊の三世孫で迩波縣君の祖)とする説、武恵賀前命(神八井耳命の孫で迩波縣君の祖)とする説などがあり、はっきりしない。いずれにしても、「大縣大神は、尾張国開拓の祖神である」とされている。
文化財
重要文化財
大縣神社 2棟
本殿[附透塀1棟、古図1枚、棟札12枚
祭文殿及び東西回廊(1棟) 附棟札1枚
所在地
愛知県犬山市宮山3
交通アクセス
名鉄小牧線の楽田駅下車、徒歩で約20分。または、楽田駅東口から犬山市コミュニティバス つつじヶ丘団地行き(平日のみ、祝日も運行)で約8分。
愛知県道177号大県神社線
2024年02月16日
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