西本願寺(にしほんがんじ)は、京都市下京区本願寺門前町にある浄土真宗本願寺派の本山の寺院。山号は龍谷山(りゅうこくざん)。本尊は阿弥陀如来。正式名称は龍谷山 本願寺、宗教法人としての名称は本願寺である。本願寺住職は浄土真宗本願寺派門主を兼務する。真宗大谷派の本山である東本願寺(正式名称「真宗本廟」)と区別するため、両派の本山は通称で呼ばれることが多い。京都市民からはお西さんの愛称でも親しまれている。
文永7年(1272年)、親鸞の廟堂として京都東山の吉水の地に創建された。その後、比叡山延暦寺から迫害を受けるなど場所は転々とし、現在地には天正19年(1591年)、豊臣秀吉の寄進により大坂天満から移転した。
西本願寺 阿弥陀堂
文化財
国宝
御影堂
阿弥陀堂附:渡廊下、喚鐘廊下
書院(対面所及び白書院)
北能舞台
黒書院及び伝廊 2棟
飛雲閣
唐門
紙本墨画親鸞聖人像(鏡御影) 附:絹本著色親鸞聖人像(安城御影)・ 絹本著色親鸞聖人像(安城御影副本)
『観無量寿経註』 親鸞筆
『阿弥陀経註』 親鸞筆
熊野懐紙(後鳥羽天皇宸翰以下11通)附:伏見宮貞敦親王御添状1巻、飛鳥井雅章添状1巻
三十六人家集37帖、附:後奈良天皇宸翰女房奉書1幅
書院(対面所上段・国宝)
白書院三之間から一之間を望む(国宝)
北能舞台(国宝)
重要文化財
建造物
玄関、浪之間、虎之間、太鼓之間 1棟
能舞台(南能舞台)附:橋掛
浴室(黄鶴台)附:廻廊
本願寺 7棟
経蔵
鐘楼
手水所
鼓楼
御影堂門
阿弥陀堂門
総門
附:御成門
附:目隠塀
附:築地塀 3棟
旧真宗信徒生命保険株式会社本館(本願寺伝道院) - 下京区油小路通正面下る玉本町所在。
総門
アクセス
阪急京都本線大宮駅徒歩20分(経路案内)。
京福電気鉄道嵐山本線(嵐電)四条大宮駅徒歩20分(経路案内)。
京阪本線七条駅徒歩25分
京都市営地下鉄烏丸線「五条駅」徒歩15分
東海道新幹線・JR西日本琵琶湖線・JR京都線・奈良線・近鉄京都線・京都市営地下鉄地下鉄烏丸線京都駅烏丸中央口より徒歩15分(経路案内)。
JR西日本嵯峨野線梅小路京都西駅より徒歩15分(経路案内)。
京都市営バス9・28・75号系統 西本願寺前バス停下車すぐ
京阪バス308号経路 西本願寺バス停下車すぐ
所在地 京都府京都市下京区堀川通花屋町下ル本願寺門前町60
位置 北緯34度59分31.37秒 東経135度45分5.8秒
山号 龍谷山
豅山
宗旨 浄土真宗
宗派 浄土真宗本願寺派
寺格 本山
本尊 阿弥陀如来
創建年 大谷本願寺 - 元亨元年(1321年)
西本願寺 - 天正19年(1591年)
開山 大谷本願寺 - 覚如(本願寺第3世)
西本願寺 - 顕如(本願寺第11世)
中興年 文明3年(1471年)頃
中興 蓮如(本願寺第8世)
正式名 龍谷山 本願寺
別称 お西さん
文化財 御影堂、阿弥陀堂、飛雲閣ほか(国宝)
経蔵、鼓楼、書院等、絹本著色聖徳太子像ほか(重要文化財)
本願寺境内(国の史跡)
2023年12月03日
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