浄興寺(じょうこうじ)は、新潟県上越市にある真宗浄興寺派本山の寺院。山号は歓喜踊躍山(かんぎゆやくざん)。正式な寺号を浄土真宗興行寺(じょうどしんしゅうこうぎょうじ)という。開山は浄土真宗の開祖親鸞。
最盛期には越後・信濃・出羽の三国に約90か寺の末寺を従えた。真宗大谷派の別格寺院であったが昭和27年(1952年)に真宗浄興寺派として独立した。
本尊
本尊として室町時代中期の作とされる来迎形の木造阿弥陀如来立像を安置する。脇持は置かないが、親鸞の真筆とされる九字名号、六字名号を脇掛とする。 寺伝によると、当初の本尊は稲田草庵の太子堂にまつられていた親鸞自作の聖徳太子像であったという。現在、浄興寺の太子堂にまつられている像がそれで、14世了性の代に本尊を阿弥陀如来に改めたという。
文化財
重要文化財(国指定)
本堂 - 延宝7年(1679年)頃建立。入母屋造杮葺き。間口28.2メートル、奥行27.8メートルの大規模仏堂で、新潟県を代表する近世仏教建築である。
新潟県文化財
親鸞聖人自筆 六字名号 一幅
二枚起請文 二幅
専修念仏張文日記 一巻
絹本著色 法然上人絵伝 六幅
絹本著色 小康和尚像 一幅
宝珠文刺衲袈裟並に横被 一領
上杉謙信寄進 梵鐘 一口
交通アクセス
えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン 高田駅より南西へ徒歩約8分
所在地 新潟県上越市寺町2丁目6番地45号
位置 北緯37度06分44.0秒 東経138度14分14.0秒
山号 歓喜踊躍山
宗旨 浄土真宗
宗派 真宗浄興寺派
寺格 本山
本尊 阿弥陀如来
創建年 元仁元年(1224年)
開基 親鸞(善性)
正式名 浄土真宗興行寺
文化財 本堂(重要文化財)
2023年12月02日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/12328103
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック