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2014年12月14日

着床前スクリーニング 臨床研究の実施承認



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体外受精をしても妊娠できなかったり、流産を繰り返したりする女性を対象に受精卵のすべての染色体を特殊な検査法で調べ、異常がないものを選んで子宮に戻す「着床前スクリーニング」について、日本産科婦人科学会の理事会は13日、来年度にも臨床研究として実施することを承認しました。
出産の確率を高められるか調べるのが目的ですが、ダウン症などの病気があるかどうかについても同時に分かることから議論を呼びそうです。

「着床前スクリーニング」の臨床研究の実施は13日開かれた日本産科婦人科学会の理事会で承認されたもので、体外受精を3回以上しても成功しなかった女性と流産を2回以上経験した女性600人が対象です。
このうち300人について、受精卵の染色体に異常がないかどうか「アレイCGH」と呼ばれる方法で調べ、異常のない受精卵を選んで子宮に戻すことが出産の確率を高めることにつながるかどうか、残りの300人と比較して調べます。
ただ、この検査法では23対あるヒトの染色体の異常が一度にすべて分かるため、流産を引き起こす染色体の異常だけでなく、ダウン症など出産の可能性がある染色体の病気や、男女の性別についても一緒に結果が出ます。
学会では、これらの検査結果についてどこまで本人に伝えるかは、今後さらに議論するとしていますが、専門家はより完璧な赤ちゃんを選ぶという傾向を助長するなど倫理的な問題も生じるのではないかと指摘しています。
また、学会は受精卵の診断は重い遺伝病の子どもが生まれる可能性がある場合などに限ると指針で定めていて、広く不妊治療を受ける女性一般を対象にした検査は認めていません。
日本産科婦人科学会の苛原稔倫理委員会委員長は「臨床研究の目的は、この検査法が医学的に有用かどうかを調べるものだ。着床前スクリーニングは命の選別という重大な行為につながるという意見もあるので、この意見を十分尊重しながら今後、詳しい実施計画を決めていきたい」と話しています。

「アレイCGH」とは
今回の臨床研究で使われるのは「アレイCGH」と呼ばれる検査法です。
ヒトの染色体は23対、合わせて46本ありますが、この検査法を使えば、さまざまな染色体の異常を一度の検査ですべて調べることができます。
その結果、流産を引き起こす染色体の異常のほかにもダウン症など出産の可能性のある染色体の病気や男女の性別についても一度に結果が出ることになります。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141214/k10013952951000.html




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