2014年12月09日
脱線事故 レールの高さにばらつきか
ことし6月、神奈川県内で小田急電鉄の回送電車が脱線した事故は、現場のポイント部分のレールの高さにばらつきがあり、一部の車輪がほかの車輪に比べ浮いた状態になって脱線した可能性があることが分かり、会社が対策を進めています。
ことし6月、相模原市の小田急電鉄相模大野駅構内で回送電車が脱線し、一時、全線で運転できなくなりました。
小田急電鉄が原因を調査したところ、現場のポイント部分のレールの高さにばらつきがあり、一部の車輪がほかの車輪に比べ浮いた状態になったとみられることが分かったということです。
さらに、レールのカーブがきつく、車輪により強い横向きの力が加わったほか、前日に車輪の表面を削ったばかりでレールとの摩擦が増え、脱線につながった可能性があるということです。
レールの高さのばらつきはポイントの構造に原因があり、小田急電鉄は車輪が外れないようレールの内側に鉄板を取り付ける「脱線防止ガード」を現場と同じタイプのポイントに設置するなどの対策を進めています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141209/k10013825611000.html
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