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大手デパート４社の先月の売り上げは、外国人旅行者向けの販売が好調だったことなどから、４社のうち３社が去年の同じ月を上回りました。

大手デパート４社が発表した先月の売り上げの速報値によりますと、「大丸松坂屋百貨店」は去年の同じ月を０．３％下回ったものの、「高島屋」は０．６％、「三越伊勢丹」は０．４％、「そごう・西武」は０．１％、それぞれ増加し、４社のうち３社が去年の実績を上回りました。
これは、円安を背景に外国人旅行者向けの販売が去年の同じ月の２倍以上に増えたことが主な要因です。
一方、地方の店舗の多くは大都市圏とは対照的に、今も売り上げの減少が続いていることなどから、全体的な伸びは小幅にとどまりました。
各社は、「冬のボーナスの増額やこのところの株高を受けて、今後は消費が活発になることも期待できる」としていて、お歳暮や年末商戦での品ぞろえを強化するなど販売に力を入れたいとしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141201/k10013638831000.html




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