2014年11月20日
ぐるなび 米旅行サイト運営会社と提携
日本を訪れる外国人旅行者が急激に増えるなか、飲食店の情報をインターネットで提供するサービスを手がける「ぐるなび」は、日本の飲食店に外国人客を呼び込もうと、月間3億人余りが利用するアメリカの旅行サイト運営会社と提携することで合意したことが明らかになりました。
日本を訪れた外国人旅行者は、ことしに入って先月までに1100万9000人となり、過去最高となった去年より2か月早く1000万人の大台を超えました。
こうしたなか、関係者によりますと、ぐるなびは、世界45か国で宿泊施設などの情報を提供するアメリカの旅行サイト運営会社の「トリップアドバイザー」と提携することで合意したことが明らかになりました。
ぐるなびが開設している英語や中国語などのサイトでは、日本の飲食店を予約する場合、専用のコールセンターに電話をかける必要がありますが、今回の提携で両社のサイトがリンクすると、トリップアドバイザーの利用者がインターネットで予約できるということです。
予約サービスは、東京や大阪のおよそ1000店を対象に来年度中に始まり、6年後をめどに全国およそ5万店に拡大させる方針です。
トリップアドバイザーのサイトは月間3億人余りが利用する世界有数の規模で、ぐるなびとしては多くの外国人を日本に呼び込むことで、飲食店の要望に応えたい考えです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141120/k10013342001000.html
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