2014年11月14日
コハクチョウのふん 鳥インフルエンザ検出 島根
今月初め、島根県安来市で採取されたコハクチョウのふんから強い毒性を持つ鳥インフルエンザウイルスが検出され、環境省は周辺の10キロ圏内を、野鳥の監視を強化する地域に指定しました。
島根県は、県内の渡り鳥の飛来地を中心に、野鳥に異常がないか監視を強めることにしています。
島根県によりますと、野鳥の研究を行っている京都産業大学のグループが、島根県安来市で今月3日に採取したコハクチョウのふんを検査したところ、2つの検体から鳥インフルエンザのウイルスが検出されたということです。
ウイルスは強い毒性を持つ「H5N8」型で、ことし1月から韓国で流行しているものと同じだということです。
環境省は13日夜、大学からの報告を受けて、ふんが採取された周辺10キロ圏内を野鳥の監視を強化する地域に指定しました。
これを受けて島根県は、渡り鳥の飛来地となっている河川などを中心に、死んでいる野鳥がいないかなど、監視を強めることにしています。
また、周辺の3キロ圏内には100羽未満の養鶏場が8戸あり、島根県は異常がないか調べるとともに、10キロ圏内にある100羽以上の養鶏場2戸についても、県の担当者が直接訪れて、鳥インフルエンザに備えた対策がとられているか確認するということです。
環境省によりますと、今シーズン、国内で鳥インフルエンザのウイルスが確認されたのは初めてです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141114/k10013193471000.html
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